こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
年末年始は、旅行や飲み会や家族の集まりが続き、食べる機会が増えます。みんなで楽しく過ごしているのに、「冷えとりをしているから私は食べない!」というのもなんだか場が白けてしまいます。
でも、欲に任せて食べ過ぎてしまっても良いのでしょうか?
冷えとりでは、食べ過ぎは体を冷やすのでよくないのですが、冷えが取れていないと、どうしても過食になりがちです。
今日の記事は、年末年始後の食べ過ぎの結果、風一家全員に現れためんげんを検証しながら、食べ過ぎをどうリセットすればいいのかについて考えるものです。
とくに旅行に行くと、食べ過ぎてしまう人に必見のお話です。
食べ過ぎの始まりは年末の家族旅行から
毎年家族で旅行するのを楽しみにしている風一家。昨年子供が中学生になって部活が忙しく、ほとんど旅行に行けませんでした。ようやく部活がない年末年始になり、旅行の予定を組めることに。そこで私が小さい頃よくおばあちゃんに連れていったもらった金沢に行くことに決めました。
風家のルールでは普段は粗食にしているので、旅行の時は好きなものを食べることを許可しています。
金沢に行く新幹線で朝食を食べる時も、クリームパンやらあんぱん、バナナを食べていました。
昼食にはお寿司を食べたいというのでぶらりと入ったお寿司屋で好きなだけ食べました。
もちろん夕食も宿の美味しいご飯を堪能しました。
冷えが取れてきて、夫は大好きだったお酒を飲まなくても大丈夫になりましたが、そこの宿はLineに登録すると好きなドリンクをサービスしてくれるということで、夫は熱燗、私は梅酒のお湯わりをオーダーしました。
この日は食べ過ぎたのでしっかりと温泉で冷えをとって眠りました。私は食べ過ぎたので9時には眠さに勝てず寝てしまいました。
翌朝も朝ごはんをしっかり食べると全くお腹は減らず、お昼は金沢21世紀美術館のカフェで軽くサンドイッチを食べました。
観光を終えて風家の恒例は、新幹線を待つ間にゴージャスなホテルカフェでお茶をすることです。そこでみんなでケーキを食べて旅を締めくくりました。
旅行で過食に火がついて、年末へ突入
普段は粗食にしているのに年末の旅行で食欲に火がついてしまった風一家。一度火がついてしまったら治らないのが食欲。
帰ってからは、これまた風家の年末行事の一つの鎌倉お墓掃除に出かけ、有名なカフェ「ミルクホール」でお茶をしました。
年越しに美々卯のうどんすきを食べて、年始におせちを食べる頃には、
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ついにめんげん様がやってきたのです!
ついに始まった食べ過ぎのめんげん
冷えとり歴9年の夫のめんげん
足がかゆくなり、かきまくりました。
食べ過ぎ特有の眠気も現れ、昼食後コタツで爆睡。
せっかく起こらなくなった頭痛も起こって、ロキソニンを飲もうとしたら、買い置きがなく耐える日々。←ロキソニンは薬剤師がいないと買えない薬です。頭が痛くなるとすぐに飲んでしまう傾向があったので、あまり買い置きしないようにしています。
それから、ものすごい便秘。
冷えとり歴10年の子供のめんげん
せっかく治りかけていたアトピーの症状が復活してしまいました。またかゆくて掻きむしるように。
冷えとりでは痒いときはかいて、傷口を広げて一気に毒を出した方がいいと言われています。
子供は食欲を部活の体重制限(新体操)で気にして食べなかった分、暴発してしまいました。食べたい欲が止まらないのです。それでも学校が休みになり、制服の時の靴下の重ねばき2枚から家にいるときは靴下6枚の重ねばきと、ズボンを履いて下半身を温めたり、半身浴をゆったり&睡眠も十分取るようにしていたので、思いの外、アトピーは悪化しませんでした。
熱は体を一気に温めて免疫力を高めて、体の毒を出してくれるので冷えとりでは大歓迎なのです。
冷えとり歴11年の私のめんげん
この年末年始は普段粗食を徹底し、甘いものもあまり食べない私でも旅行先では甘いものを食べたり、年末年始のご馳走を食べました。そして、お酒を飲むのをやめてしまっていたのにサービスでもらえたお酒を飲んでしまって、すっかり食欲に火がついてどうも過食状態に。
旅行から帰ってくると、半身浴中に足の前側のスネの部分がかゆくて仕方なく、湯の中でかきました。
半身浴時に湯の中で痒いところをかくと毒が出やすくなります。
それが治るとずっと悩まされていた肩の痛みが襲ってきました。服の脱ぎ着やトイレの時の脱ぎ着の時に右肩が信じられないくらい痛いのです。これが不思議と食べ過ぎていない日は痛みが収まります。あまりに痛いので、温湿布を貼ると痛みは和らぎます。
また食べ過ぎの警告として、段差からこけたりしました。これは怪我をさせて、食べ物を取りに行かせないようにするという体からの警告です。
そして、あんなに食べているのに3日も便通がありませんでした。
冷えとり家族の食べ過ぎリセット法
さすがに便通がないのは気持ち悪くて仕方がありません。
- 食後に1時間以上の散歩をする。
- 3が日以降、粗食の食事に戻す。お腹が減らなければ無理に食べない。
- 朝起きる時間を元に戻す。
すると、これだけしただけで便通が起こるようになりました。
夫は猛烈な便通が起きて、下痢とともに頭痛が消えてしまいました。
簡単なようですが、なかなかできないこの食べ過ぎリセット法は効果的です。
もちろん食べたい欲を無理に抑えて心の毒を貯めるのは良くないので、食べてしまったらしっかり冷えとりをしましょう。
何回か同じことを繰り返すうちに、成長して同じことをしなくなるのも冷えとりあるあるです。
昨年のこの反省を踏まえて、今年は食べ過ぎに注意したおかげで、穏やかな年末年始を過ごすことができました。
食べ過ぎなかった今年の方が、快適に過ごすことができたのは、体調がよかったからだと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
心の毒が溜まるくらいなら我慢しないで食べる
→食べてしまったらぐちぐち悩まず冷えとり強化
適度な運動と粗食と規則正しい生活が食べ過ぎをリセットできる近道です。
怪我や眠気は体からの食べ過ぎないでという警告です。
こちらの本を何回も読み返すと大きなヒントがあります。
肩の痛みに効いたのはこの温湿布でした。経皮毒の心配のない温めるタイプのものです。