こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
歳をとると、体のいろいろなところに不調が現れます。私もアラフィフになって、急激に体の衰えを感じてきました。
冷えとりをするようになってからは、とにかくめんげんとの戦いです!
入院や手術をすることはなくなってきましたが、小さい不調が目立つようになってきました。
このブログの中のめんげんの検索で一番読まれる記事は、歯茎のことです。
今日の記事は、私の歯茎の腫れ治療実体験から、治療の費用と期間がどのくらいかかったのかをお知らせいたします。
もちろん、冷えとりのおかげで外科手術もまぬがれた技もお知らせいたしますね!
人生100年時代を生き抜くには、健康第一ですよっ!
歯茎の腫れの放置期間は3年
私の歯茎の腫れの歴史は実は長いのです。
冷えとりを始めて4年目に次から次へと虫歯のめんげんができて、虫歯を抜くことになり、インプラントもブリッジも嫌だったので、40代で歯列矯正を始めました。矯正を始めて1年経った頃、突然歯茎が腫れだしました。腫れた部分は、神経を抜いて被せた歯の根元でした。こちらが、肉腫のようになり垂れ下がってきました。
それでも、これはめんげんだからと放置し続けて、矯正の検診の時に歯科医や衛生士さんから、歯茎の腫れが治らないようならばクラウンを外して、根の治療をすべきだと説得され続けられました。
というわけで、毒だしだから治療したくない私は、検診前に腫れをひかせるために絹を歯茎に当てることを試みました。すると、夜眠る時に腫れている部分に絹の布を当てるのですが、不思議なことに腫れは朝おさまっているのです。
歯茎の腫れを3年間の期間、治療せずにシルクで毒出しした結果
腫れの部分にシルクを当てて、腫れがふくれたり、凹んだり繰り返していました。
ところが、腫れは膨らんだり、なくなったりしながらを繰り返しているうちは良かったのですが、腫れている側(右側)の肩から頭にかけて痛みが現れるようになりました。
この言葉にショックを受けて、いくら毒出しと思いながらも、西洋医学に頼ることを決めました。
歯茎の腫れの治療開始と期間
クラウンを取り外し、根の消毒を3回(保険治療)ひと月
歯茎の治療のためにセラミッククラウンを外しました。
そして歯科医が歯根にグリグリと細いものを入れて、消毒していきます。
一度目の治療で、歯茎が腫れなくなればオーケーです。一週間仮歯にして歯茎が腫れないかどうかの経過観察をします。
その治療とは、
2択でした。
保険できる根の治療は、肉眼で限界があります。歯の神経はミリ単位なのでどうしても完全には消毒するのは難しいのです。もし、根の根管治療をしたいのであれば、保険が効かない自由診療で顕微鏡を使った歯の根の消毒もあるということを知りました。
私は金属を体に埋め込むインプラントも、まだ50代なのに入れ歯も嫌でした。保険が効くのはブリッジしかありませんでしたが、ただでさえ、虫歯だらけの歯なので、健康な歯を削るのも嫌でした。
そこで選んだのが歯の根の自由診療(顕微鏡を用いた歯の根の消毒)だったのです。
歯茎の腫れが治らず、保険の効かない根管治療の期間(自由診療)1年
かかりつけの歯科医に紹介状を書いてもらい、私と同じようになんとか歯を残したい人が頼る名医といわれる医者に予約を取りました。
人気なので初診までひと月待ちました。
それから、根の治療を3回しました。これは通常は1回で済むのですが、腫れることも多く、3回することになりました。あまりに腫れが取れないので、最終的に外科手術をする予定だったのですが、それが嫌で私は断食を試みました。
すると、断食で免疫力がアップしたのか、顕微鏡の根の治療が良かったのか、外科手術前のチェックに行った時に腫れなくなっていました。
先生は用心深く、さらにまたそのひと月後にも様子をチェックして、手術をどうするか決めることになりました。もし、手術をすることになるとプラス91.800円ほどかかる予定でした。(根の治療がうまくいかない場合は手術に割引が適用されるシステムでした。)
ひと月後の最終チェックの際に、レントゲンやCTを撮影しても問題は見当たらないので、1年様子を見るということになりました。
仮歯で過ごした1年でしたが、この時点でクラウンを被せて良いということになりました。このまま治ってしまうかもしれないし、また腫れた場合は今度こそは外科手術なのですが、クラウンを被せたまま手術することになるので、根の消毒のためにクラウンを壊して外す必要がないからです。
クラウンを被せるのはかかりつけ医でということとなり、専門医から状況をかかりつけ医に説明してくださり、私はかかりつけの歯科の予約を取ることになりました。
クラウンを被せて、治療終了
私は小さい頃から虫歯が多く、金歯や銀歯がたくさん入っていました。笑うと金歯が見えて恥ずかしかったので、治すタイミングで金歯や銀歯をセラミックに変えていきました。今は見える部分はほぼセラミックなので大きな口で笑うことができます。
セラミックやジルコニアは保険が効かないので高いのですが、自分の健康を左右するものだと思えば大切なことです。他の散財を考えれば、歯にこそお金をかけるべきだと私は思うので、今回もセラミックにしました。
型をとって、歯が出来上がったら入れるだけで終了です。
少し前までは仮歯はガムみたいなものだったのに、今の仮歯も本格的なものでした。仮歯の間もとても快適に過ごすことができました。歯の治療技術も進んでいるのですね!
歯茎の治療費用と期間
気になる歯茎の治療費用と期間は次の通りです。
保険と自由診療
保険の歯の根の消毒3回 3週間 | 3.000円 |
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自由診療(根管治療)5回 1年 | うち1回は相談と診断で10,800円 根の治療176.240円(治療がうまくいかなければ、通常価格割引の91.800円で外科手術←不要となる) |
最終的判断のためのレントゲン費用(自由診療) | 1.080円 |
自由診療(セラミックのクラウンとファイバーコア、型取りと調整込)2回 2週間 | 159.840円と保険適用治療費3.560円 |
全費用 | 合計353.440円 |
ブリッジなら保険が効いて1万円内で治療ができたでしょうが、健康な歯を削るのが嫌でした。
インプラントは1本35万円からだというので、ほぼその価格と同じとなりました。(インプラントであれば、治療はひと月で予後3ヶ月くらいで終了だったと思います。)
治療の時間は、かかりつけ医での歯の根の治療からクラウンをいれるまで1年かかりました。これはひとえに保険の効かない歯医者の予約が殺到していて、次の治療の予約を取るのも3ヶ月待ちだったためです。
実際、治療は1回につき90分間、じっくりやるのでどうしてもそうなるのは仕方ありません。
それに根の治療をしてから、経過観察でひと月要するので仕方ありません。
この治療をしてから、ますます健康でいる大切さが身にしみました。
歯が治ってたくさん噛めるようになっても、食べ過ぎには気をつけたいと思います。
歯が悪くなったり、歯茎が腫れるのは食べ過ぎの毒が出ているとでもで言われているからです。
この治療でお金はかかりましたが、良かったのは仮歯のためにあまり食べれなくなって食生活を見直すことができたことでしょうか?
歯茎のお悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
歯の治療法は多様。自分がどうしたいか考えて治療を選ぶべき。
歯の治療は高額でも、長い目で見ると高額ではありません。例えば、セラミックの被せ歯が10万として、10年使うと1年1万円。1日27円です。
歯茎の腫れを直したいときは断食が効果的でした。
冷えとりでは、かいたりこすると傷口が広がってそこから毒が出ると言われていますので、歯磨きをしっかりして毒出ししましょう。
日本では顕微鏡による根管治療はまだ深く浸透していませんが、アメリカではこの治療法で治療している人が多いそうです。この治療を広めたいと開業した先生の著書はこちらです。
この歯の治療前の私の歯磨きは雑でした。歯科医からオススメされたグッズはこちらです。きちんと磨いたと思っても、びっくりするほどゴミが取れるのでオススメです。
女性の口は小さいので奥歯に磨き残しがあることが多いそうです。小さいブラシを使って磨きましょう。このブラシを使うようになり、虫歯が減りました。
おすすめグッズのページもぜひご覧くださいませ。