こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりは体の冷えをとることが一番ですが、食べるものもできれば体を温めるものを食べたら、なおいい!
どんなものを食べればいいのでしょうか?
体を温めるものといえば、誰でも知っている生姜が一番!
いいえ、実は天日干しの食べ物もとてもいいんです!
なぜなら温めの持続力があるから!
今日の記事は、レシピとともに切干大根をご紹介したいと思います。
切り干しを食べて、体を温め、もっと健康になっちゃいましょ!
冷えとりでは天日干しした食べ物は体を温める
冷えとりでは体を温める食べ物を奨励しています。
それは、根菜や芋、大豆、発酵食品などですが、天日干し野菜もとても効果があるんです。
なぜ天日干しした野菜がいいかといえば、昔は今と違って食べ物は身土不二でその土地のものしか食べることができませんでした。
そのため、冬に野菜がないときは漬物にしたり、日に干したものを食べていたんですね。
その季節にできる旬のものしか食べられなかったのです。
今はビニルハウスがあるので、冬でもいちごが食べられます。
自然に逆らった食べ物よりも、自然に寄り添った食べ物がいいのです。
太陽の陽に干すと体を冷やす性質のものでも、冷やす性質が減ります。
日に干すと、冷やす性質のものでも、その性質は減ります。精製塩、白砂糖なども、容器に入れたままで、1、2時間日光に当てるとよいのです。干魚、干椎茸なども機械干しのものが増えているので、改めて日に干すともっと、よくなります。(『新版 万病を治す冷えとり健康法』進藤義晴著)
砂糖などを太陽に干して使うと、幾分冷やす性質が薄まるので私は、なんでも太陽に当ててしまっています。
砂糖や塩はできれば天然のもの(三温糖、黒糖、はちみつ)などを使うといいでしょう。
切り干し大根レシピ
切り干し大根といえば煮物しか知りませんでした。
友人に大根農家の方がいて、その方から切り干し大根レシピを教わりました。
実に切り干し大根には、いろいろな食べ方があることがわかりましたので、ご紹介します。
切り干し大根の煮付け
【切り干し大根の煮物レシピ】
材料:
切り干し大根40g 油揚げ1枚 人参半分 水 三温糖大さじ1 醤油大さじ1 酒大さじ1 あご出汁少々
- 切り干し大根(袋半分くらい)を洗って、10分ほど水につけて浸す
- 油揚げ、人参を短冊切りする
- 1を鍋に入れ、火にかける。煮立ったら、三温糖(あるいははちみつ)大さじ1杯(うちはあまり甘くないものが好みなので甘いのがいいかたはもう少し足すと良いです)、落し蓋をして5分ほど煮る。
- 3に醤油大さじ1杯と酒大さじ1杯入れて煮る。このときあご出汁があれば加えると風味が出ます。
切り干し大根サラダ
【切り干し大根サラダのレシピ】(大根農家の柴田園芸さんレシピ)
材料:
切り干し大根40g ゆで卵2個 ツナ缶1缶(80g) マヨネーズ大さじ1杯
- 切り干し大根(袋半分くらい)を洗って、10分ほど水につけて浸す
- 戻した切り干し大根を熱湯で2〜3分ゆでて、水にさらす
- 水をしっかり絞ったら、めんつゆを絡める
- ゆで卵の殻をむき、フォークで粗めにつぶす
- めんつゆを絡めた切り干し大根、粗くつぶしたゆで卵、ツナ缶、マヨネーズを加えてよく混ぜる
- 好みで塩とこしょうで味をととのえる
切り干し大根のインスタント味噌汁
【切り干し大根のインスタント味噌汁のレシピ】(大根農家の柴田園芸さんレシピ)
材料:
切り干し大根ひとつまみ おぼろ昆布あるいは昆布少々 お味噌スプーン1杯 お湯
- 切り干し大根をひとつまみ、さっと洗い、キッチンバサミで切ってお椀に入れる
- 昆布を少し、キッチンバサミで小さく切って、お椀に入れる
- お味噌をスプーンに1杯入れる
- お湯を注いで出来上がり
インスタント味噌汁も、この方法で作ると便利で手軽に体にいいものが食べられます。
切り干し大根は、お味噌汁にしても、まるで大根をそのまま切ったようにフレッシュさがあり、美味しいです♡
切り干し大根もいろいろな食べ方がありますので、いろいろなレシピにチャレンジして、おいしく楽しく体を温めていけるといいと思います。
うちでもたくさん食べています!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
体を温める食べ物は、天日干しした野菜が効果的!
体を冷やす作用の砂糖や果物も天日に干すとその効果が薄まります。
記事中に出てきた進藤義晴先生の本はこちらです。