こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冬は腎臓の毒だしの季節です。秋の土用からなぜか肩に痛みが出てきました。
肩の痛みは消化器の毒だし。
土用は消化器の毒だしの季節なので、毒だしがすすんでいるのかと思っていましたが、冬のめんげんの季節になってもその痛みは取れないし、口内炎もたくさんできるようになり、口の中も痛いです。
こんなに症状がたくさん出ているのなら、医者に行ったほうがいいのでしょうか?
いいえ、これはめんげんなので、薬や治療で止めないで毒を出し切ることが良いのです。
今日の記事は、肩や口内炎、便秘や下痢という症状をお持ちの冷えとりガールズの方に向けて、風茜のめんげんを分析したものです。
めんげんという相手のことを知れば、怖くなくなってくるのでもっと冷えとりを楽しくできますよ!
土用の毒だしからずっと肩が痛い
土用の毒だしが始まった頃に、家の引越しが重なって荷物の上げ下げをすることが多かったので、肩が痛くなったのもそのせいだと思っていました。
ところが、引越しが終わって一週間経っても痛みは引かず、右肩をあげると痛みがあるので高いところのものが取れなくなりました。
右の肩の痛みは消化器の毒出しということで思い当たることがありました。それはここ3年ずっとゆるい便とおならがぷうぷう出続けるという大腸のめんげんをゆるやかに体験していたと同時に、歯茎の腫れのめんげんもあったからです。
ところが、歯の根の治療をして、治してしまったことで、そこが腫れなくなって2ヶ月経った頃から、肩の痛みが出てくるようになったのです。
そして、現在は、あんなに出ていたぷうぷうおならも出なくなっています。
口内炎が出始める
肩の痛みと同時に口内炎ができました。
最初は、口の中をものを食べるときに噛むときに誤って噛んでしまっていたのですが(これは食べ過ぎているときに起こる症状です)、そこがいつもなら2〜3日で治るのになかなか治らず、水疱ができた状態になって気がついたらもう二週間。
口内炎は食べ過ぎの毒が出る場所です。
思い当たることもたくさんあります。
現在、口内炎は水疱になっています。以前冷えとりおはなし会で冷えとり歴28年の大先輩の柳沢さんが膝に水が溜まったときにはその水を抜かないほうがいいと言っていたのを思い出し、水泡も潰していません。
すると面白いことに、この水泡が食べ過ぎると大きく膨らんだり、食べなくなると引っ込んだりしています。
午前3時台に目が覚めるようになった
大腸の具合が悪くてゆるい便とおならがひどかった時期はよく大腸の時間帯(午前5時台)に目が覚めました。
睡眠中に同じ時間帯に目が醒めるときは、その時間帯を支配する臓器の毒だしが行われています。
現在は、なぜかいつも3時半から3時50分の間によく目が覚めます。
この時間帯は肺の毒出しの時間帯。
冷えとり2年目にひどい喘息発作のめんげんが起きて以来、肺の調子が悪いということもなくなってきたのに、今また肺のめんげんが!
毒出しは臓器→腑→表面の皮膚や歯や汗や下痢という感じで肩代わりしてくれるのですが、表面を止めてしまうとその大元の臓器に毒が戻っていってしまうのです。
そして、臓器の毒出しが一番きつく、表面からの毒出しが比較的軽いのです。
便秘と下痢の繰り返し
このところ快調だったゆる便やおならはすっかり良くなっていました。
ところが、毎日しっかり排便できていたのに急にお腹がキュルキュルと痛み出して下痢をすることが、このひと月で結構な頻度で起こりました。
かと思えば、全く出ない便秘な日も。
このような状態になったときにはおならが出たり、お腹が張ったりして気分が良くないのですが、そんなこともなく便秘していることを忘れてしまうくらいなのです。
腎臓のめんげんも影響あり
冬は腎臓の毒出しでもありますが、腎臓は女性は子宮関連、男性は前立腺といった生殖に関する臓器とも深く関わり合いのある臓器です。
冬の毒出しに入って、なぜか靴下のかかとがたくさん破けました。それも次から次へ、繕っても繕っても破けます。
最初は靴下2枚目のウールのかかとが破けて、繕いましたが、また破けました。
一番外側の靴下(8枚目)は立て続けに3枚破けました。普段は破けることがあまりない部分と8枚目の靴下です。
もちろん、いつも破ける絹の靴下も破けました。
おまけに親指の消化器(特に甘いもの)の部分も破けます。
これくらいの破けは繕ってまた履きます。
腎臓という臓器は、腎臓が悪い人は怖がり、また怖がりの人は腎臓が悪くなる臆病な臓器です。
私は一つのことがうまくいかないと、大パニックになって、いろいろなことを慌ててしまう傾向があります。
それを怖がりだからと思ったことがなかったのですが、もしかしたら怖いあまりに早く対処したいと思ってしまっていたのかもしれません。
今回この腎臓の毒出し期間に、パニックになることがあったことが心当たりがありました。
ずっと生理痛が重いという病状に悩まされていましたが、冷えとりとともにその症状もなくなり、快適に過ごしていました。
腎臓の親にあたる臓器は肺や大腸ですから、肩代わりしてくれていたのかもしれません。
そして、ようやく腎臓の毒出しができるようになってきたのかもしれません。
こんなふうに体はつながりあっているんですね。
冷えとりを始めて自分の体の声を聞けることができるようになったのは、本当に楽しいことです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
冷えとりの毒出しで病状が現れた時には、その関係性を探るともっと体のことがわかります。
食べ過ぎや甘いものは、免疫力を下げます。免疫力を下げるというのは体を冷やすこと。体温が頭から足の先まで温かいと免疫力はアップします。免疫力が高まると病気になりません。
めんげんは苦しいものですが、体の声を聞くといろいろなことがわかって面白くなってきます。
冷えとりで困った時には教科書がわりのこの本がオススメです。