こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきましてありがとうございます。
心の毒は、冷えとりの中でもとても苦しい毒だと、自分の体験から思います。
確かに体の毒もつらいのですが、体の毒は、いざとなれば頼るべき薬や医師がいます。
しかしながら、心の毒は自分の長年の間違った思考を正していかなければならないので、本当にきついし、つらいものだと思います。
私の持っている強欲である、
人によくみられたい
会社員という肩書き
も、なかなか思考をシフトチェンジできなくて、苦しんだ心の毒(強欲)でした。
体も心の毒も、もとを直さないと何度でも現れます。
しかも、パワーアップしてです。
冷えとりをする前の私は、体の毒は薬を飲めばいいと思っておりました。
すると、体の毒もだんだんパワーアップして、苦しまされました。
同じように、心の毒もパワーアップして、何かを気がつかせてくれようとします。
ですから、病気はつらいことなのですが、何かが変わるチャンスととらえることも意味があるのだと、自分の経験から思います。
気がつかないで無視をするから、体や心が異変を感じて教えてくれようとしているのです。
なかなかつらいことの渦中にあるときは、そういうふうには思えないかもしれませんが、それを乗り越えて、あとからそのときのことを思い出すと、わかります。
今日の記事は、いやなことがおこるとおきるめんげんは変わるチャンスだということをお伝えしたいと思います。
冷えとりの心の毒:つらいことはチャンス
そもそも、私はなぜ会社員に固執したのでしょうか?
「冷えとり いやなことが起きるとおこるめんげん②」でも、ご紹介したように、親からずっと会社員でなければと、すりこまれていたと書きました。
それだけでしょうか?
もうひとつは、会社員というものを理解できていなかったということもあります。
会社員であるということは、その組織に貢献しなければならない。
でも、私はそうではなかったのです。
会社という庇護のもとに、自分のやりたいことを実現する場が会社だと思っていました。
【心の冷えとり】強み診断!ストレングスファインダーで知った冷えとりコーディネーターとしての資質と過去の出来事を乗り越えたことをご覧くださいませ。
追記:これは最近受けたストレングスファィンダーの資質がこうであったからだということがわかりました。詳しくは、これは、人のお金を自分のために使おうとする強欲そのものではありませんか?
会社にとって、多少問題のある人でも、会社に利益をもたらしてくれる人は、なくてはならない人であり、性格がよくても、自分のことばかり考えている私のような人は必要ない人間です。
私のような人間は、組織にむいていないので、個人を昇華する仕事をすべきだったのでしょう。
そのことに気がつかずに何度も会社員になってしまいました。
それが、親や家族を安心させると信じていましたから。
そして、私には、覚悟もなかったのです。
会社員でなくなるということは、
◯自立する。
◯毎月決まったお金が入ってこない。
◯人に言える地位がない。
こういう覚悟がありませんでした。
何度も失敗した今はよくわかります。
(ここまで失敗したら、そろそろわからないといけませんからね。今わかってよかったと切り替えていきたいです。)
こういうことを気がつかせてくれようと、あえてその場所にいられなくなるような出来事が起こったのだと考えます。
冷えとりでも、冷えとりをやらねばならないと一所懸命やっているときに、急に冷えに悪いものを食べてくなって、つい食べてしまうことがあります。
すると、吐く、下痢をするなどのことが起こります。
体の中の毒をだすことによって、悪いところがなくなってしまうこともあるのです。
たとえば、私は歯茎が腫れていたときに、急に甘いものが食べたくなり、食べました。
すると、猛烈な下痢をしたとたんに歯茎の腫れはすっ〜とひいてしまいました。
こんなふうに少しの毒が体の奥の毒をだしてくれることもあります。
にもかかわらず、また同じ生活習慣を繰り返していると、歯茎は腫れます。
今度は、以前よりも大きく腫れたり、痛みをともなったり・・・。
もしかしたら、歯医者で歯茎を切開しなければならないくらい腫れるかもしれません。
そういう繰り返しがあったときに、立ち止まって考えてみてください。
なぜ腫れるんだろう?
何か間違っていないだろうか?
そう思えたら、変わることができます。
冷えとりの心の毒:思考のシフトチェンジ
では、会社員でなくなることの不安をこんなふうに考えたらどうでしょうか?
◯自立する
→自分の時間をコントロールして自分で責任をもって仕事ができる
◯毎月決まったお金が入ってこない
→自分の努力で多く入ってくる場合もある
◯人に言える地位がない
→人に言う機会は1年でほとんどないし、言えたからといって、肩書きがなんだろう?それよりも自分で新しい分野の仕事を考えて肩書きを作ってしまえということで、冷えとりコーディネーターと名乗ることにしました。
私の場合は、バイトや派遣から仕事が認められ、会社員になることがほとんどでした。
●会社員になりたいから努力をする。
●結果的に会社員になった。
というわけです。
でも、その先のことはまるで考えていないので、会社員になったとたん、意地悪をする人が現れたり、パワはらされたりなどして、苦しい状態に陥ることが多かったです。
友人にパワハラを相談すると、
どこに行っても嫌な人はいる
と言われました。
そうでしょうか?
嫌な人に遭わない人もいるはずです。
だって、私のようにパワハラばっかりに遭う人もいるわけですから、その逆だってあるでしょう。
世の中は広いのです。
もし、心を病むようなことに遭遇したら、思い出してください。
健康あっての人生です。
仕事より、なにより、命あっての人生だということを忘れないでください。
私は、それを忘れていて、会社員という肩書きに固執していました。
年齢的な問題もあって、仕事がみつからないかもという不安もあり、あせってしまったこともありました。
なによりも、すべてにおいて、覚悟がなかったのですね。
好きなことを貫きたいのなら、いじわるされても貫けばいいのに、その覚悟もないので、パワハラをされたのでしょう。
私の本当にやりたかったことは、冷えとりの素晴らしさを伝えることなんです。
だから、このブログも始めたのです。
このブログを始めた時も、会社でいやなことが起こり、めまいがして出勤できなくなり、リハビリのために始め、そのときに、これが自分のやりたかった仕事なんだと思えたのです。
なのに、会社員という肩書きに誘惑されて、冷えとりの仕事と会社員の仕事が両立できるなんて甘く考えていたのです。
そのときにきちんと覚悟しなかったために、また同じような出来事がパワーアップして起こりました。
もう同じことは繰り返しません。
私は宣言します。
これからの人生は、冷えとりの素晴らしさを伝えることをする人になる。
そのために、本も出版しようと考えています。
どうぞ、応援してくださいね。
【冷えとり本の紹介】『壮絶!冷えとり家族の千日バトル』風茜をご覧くださいませ。
追記:2019年7月23日に念願の冷えとり家族の物語の本を出すことができました。詳しくは、
私が心身病んでいたときに、冷えとりのグッズを売っているお店・繭結さんに、冷えとりで生きていこうと思い、相談に行きました。
「仕事でいじめに遭っていて心身、病みそうなので、今、辞めるかどうか悩んでいる。今後は冷えとりと関わって生きて行きたい。どのようにして、冷えとりのお店をやろうと思ったのか教えて欲しい」
と聞きにいったことがあります。
そのとき、そのお店のオーナーの長澤さんは、
「私は、会社で働いたことがないから、風さんの辛さがよくわからないかもしれないけれど、心身を病むくらいなら、私なら辞めます。冷えとりは、夫を失くして呆然としていたときに、あれこれやろうと思って、いろいろやってみた結果、自然と導かれたものです。やろうと思ってやったわけではなく、みんなに助けられてここまできました。だから、冷えとりでなにかをやろうと思ったら、必ずできます」
と、励ましてくれました。
でも、この相談に行った時もまだ、会社員として、自分は頑張れるし、頑張らなければならないと思って無理をしていました。
すると、今度は心臓に経験したことのない痛みを感じました。
本当に死ぬかもと思うくらいの痛みです。
心筋梗塞というのはこんな感じなのかもしれないという心臓がしめつけられるような痛みでした。
これにはまずいと思い、休職を申し出たら、いつ治るかわからない病気に休職を許可することはできないと言われ、退職願を書かされました。
そして、導かれるようにやめることができました。
◯なりたいようにはならない。
◯なるようになる。
◯自分の蒔いた種は自分で刈り取る(自業自得。)
◯人間万事塞翁が馬。
この4つを感じました。
そして、ここに宣言したいと思います。
私、風茜は、今後の人生を冷えとりと関わり、冷えとりで心身ともに健康になって笑顔でいられるという人生をおくりたいと思います。
こんなふうにいやなこどがおきるとおこるめんげんは、変わるチャンスだったのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとりをやるときは、〜ねばならないという思考はやめましょう。
なにがなんでもという気持ちが心の毒を生みます。
一番いい思考は、まあ〜いいか。
中庸をいくことで、すべてのことがうまくいくようになりますから、不思議です。 - 冷えとりをやっているときは、体を冷やさないように食べ物に気をつけていることも多いかと思います。
でも、たまに甘いものが強烈に食べたくなったり、お酒をがぶ飲みしたくなったりします。
こういうときは、体があえて欲していると考えます。
少しの毒をいれることで、体の奥の毒をだそうとしていると考えましょう。
冷えとり家族の物語の本はこちらです。