こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
脱ステロイドしてから、約1年の月日が流れています。
そう簡単には治らないのか?と思っている読者の方も多いかもしれません。
私自身もこんなに時間がかかるとは思ってもいませんでした。
(冷えとりおはなし会では、アトピーの症状の改善がみられるのに、目安はまず3ヶ月、次に季節が一巡する1年、本当に治ったなと思うのには3年くらい時間を要すると言われました。)
しかも、脱ステロイドを始めたばかりの頃は、毒出しがひどく、アトピーが一気に出てしまって、一生治らなかったらどうしようと思ったくらい落胆しました。
それでも、いろいろなところに相談して励まされたり、自分で自分を奮起させ、大丈夫と唱え続けて、なんとかここまでやってきました。
そういうことをして、過ごしているうちに、気がつくと、象の肌のようにガビガビだった子供の肌が、元の綺麗な皮膚に生まれ変わっていたり、胸部や背中にできていたアトピーが次第に手先に移動してくるのように変化していました。
気にしている時は、必死でなかなか変化に気が付きにくかったのですが、まあいいか、と思えるように、だんだんなってくると、本当にミラクルな変化が現れるようになってきたのです。
今回も、あまり劇的な変化はないのですが、脱ステロイドの1年と4ヶ月目の経過をみなさまにお知らせしていきたいと思います。
冷えとりアトピー脱ステロイドの記録1年と4ヶ月
脱ステロイドを始めて、冷えとり一本だけで、子供のアトピーに向き合うようになり、1年と4ヶ月経とうとしています。
脱ステロイドを始めたばかりの時は、もし何か会った時のために必要かもしれないからという気持ちで、抗アレルギー剤とステロイドを所持していました。
でも、度重なる成功体験を経て、それをすべて捨てることができました。
ですから、家にはアトピーに関する西洋医学の薬はなくなりました。
今、主に薬のように使用しているのは、杉っ子、シルクパウダーです。
杉っ子は半身浴の時に使いますが、これを入れると入れないとでは、温まり方も違いますし、毒が出やすくなっているようにも思います。
(タイプが2つありますので、いろいろ試されてみるといいと思います)
シルクパウダーは、水に溶かして飲んでいます。
(臓器の毒を輩出してくれる働きがあると聞き、期待しています。まだ効果はわかりません。変化があったという点では、便がとても臭くなり、細くなったということです。しかしながら、繭結さんで開催されている冷えとりおはなし会で聞いた話によれば、シルクパウダーを飲みすぎると、便が固くなるということなので、私の場合は大腸が悪いことを考えると、毒を出しているからこそ、この症状があるのかもしれません。)
以前は、シルクの靴下の破れたものを患部に当てていました。
ですから、飲むということは、内部に同じような働きをするのではないかと考えています。
そして、患部にシルクパウダーを塗っています。
冷えとりおはなし会でシルクパウダーをファンデーションに混ぜるとしっとりすると言っていた方もいましたが、確かにアトピーの患部に塗ると、しっとりするような気もしますし、患部を早く完治させる手助けにもなっているようにも思います。
(シルクパウダーを塗ったところは、カピカピして皮膚がポロポロと剥がれおちます。そして、そのはがれ落ちた皮膚の後には、元の綺麗な肌に生まれ変わっているということをなんども繰り返してきました。)
これを1年4ヶ月、毎日コツコツとやっている次第です。
そうしているうちに、最初は細かいことにいろいろ一喜一憂していたのですが、今ではまあ、いいかと思えるようになってきました。
これは、本当に大きな変化だったと思います。
以前は、子供のアトピーが悪化すると、本当に心から落ち込みましたし、治ると嬉しかったのですが、今では、悪化すると毒が出てありがたいと思うようになりました。
本当に自分でもこの変化には驚いています。
脱ステロイド61週目の記録
60週目から肌に酢を薄めたものを塗っていたのですが、子供がニオイを嫌がるので今週は、酢を塗るのをやめてみることにしました。
同じように、患部に酢を塗っている夫の方は、とても調子が良いようです。
(夫は足などに塗っています)
確かに子供の肌のカサつきも酢を塗るとだいぶおさまって、保湿剤を塗らなくてもしっとりとはしてきました。
見た目は健康の人のような肌のように見えました。
しかしながら、子供はアトピー部分をガリガリとかくので、酢がしみるようで嫌なのです。
そして、ニオイも気になるようでした。
いやと思うと、心の毒(体の毒5000倍)がたまりますので、またシルクパウダーをはたくことに戻しました。
すると、一気にアトピーが悪化。
まるで、抑えていたものがパーっと出てきたようです。
以前、繭結さんの主催の冷えとりおはなし会で、
「アトピーに乾燥がよくないからといって、クリームなどを塗って肌に蓋をしてしまうと、毒が出ることができなくなり、また臓器にその毒が戻っていってしまう」
と、聞いたことを思い出しました。
皮膚が荒れている時は、肺の毒をその先端から出そうとしているからです。
もしかしたら、酢で肌に蓋をしてしまって、その毒が戻っていってしまったのが、蓋を取ることで(シルクパウダーは毒を吸着し、排出します)、一時的に悪化したのかな、と考えてしまいました。
脱ステロイド62週目の記録
この週に一つ決意をしました。
6歳の頃から習っていたバレエをやめるという決意。
バレエは好きなのですが、先生が理不尽な方というのが大きな理由の一つです。
高学年になり、レッスン時間に間に合わず、遅れると連絡したのにもか関わらず、先生に不条理に怒鳴られたりするストレスから、足が痛くなるようになりました。(つまり、行きたくない理由を足が痛いというようになってきたのです)
バレエがある曜日には、本当に体をかきむしります。
せっかく落ち着いてきた肌も、バレエの日が近づくと悪化。
これに気がついたのは、冬休みにバレエがなかった時には肌が比較的アトピーの症状がなかったのに、新学期が始まり、バレエの日になるとアトピーが悪化したことからでした。
加えて、クリスマスのバレエの発表会で、アトピーで肌が荒れているので白塗りを控えさせて欲しいとお願いしたのにも関わらず、要望を聞いてもらえず、ファンデーションを塗られて悪化しました。
このようなことが重なり、一旦休憩してみようと決意しました。
受験もありますし、この1年間はお休みすることにしました。
踊ることは好きなので、中学生になったら好きなダンスを習わせてあげようと思います。
子供にバレエを休むことを提案したら、ホッとした様子でした。
6歳から続けたバレエはもうすぐトゥシューズだったのですが、子供は全く未練はないようです。
これで、心の毒は少し軽くなったのではないかと期待しています。
脱ステロイド63種目の記録
今週よりバレエに行かなくてもよくなりました。
それは、自分で受験に専念したいという希望だったからです。
ところが、バレエに行かなくなって、早く帰ってきて勉強するのかと思えば、学童で遊んで帰ってきました。
この日は、出かける用がありました。
私は3時半に帰宅すると言っていた子供を待っていました。
帰ってくるなり、
「宿題終わってないから、出かけない。ご飯は6時にして」
と、命令され、少し腹が立ちました。
「あなたが勝手に遅く帰ってきたので、宿題をやっていないのは知らない。出かけないということはないし、そんな勝手な言い分で6時にご飯などできない」
と、怒りました。
すると、ぷんと拗ねて、胸部をかきむしりこと数分。
嫌なことがあるとすぐにアトピーの子は体をかきむしって安心しようとするのです。
そして、胸部は血まみれに。
でも、自分勝手さを怒らないわけにはいきません。
ここがとても難しいところです。
脱ステロイド64週目の記録
バレエを辞めて、アトピーが良くなっていくと思いましたが、意外にも悪化。
胸部はかいて、かいて、かきまくり、皮膚をえぐって悪化。
以前のように肌が固くなったりすることはないのだけれど、かき傷がたくさんできました。
かいて体の毒を出そうとしているとは言いますが、子供のストレスとなっていたバレエを辞めて、抑えていた毒がではじめたのでしょうか?
引き続き様子を見ていきたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 子供がアトピーの場合、子供の前で親は不安な状態を見せてはよくないと冷えとりおはなし会や冷えとりグッズのお店のスタッフの方にアドバイスされたことがあります。
すごく難しかったのですが、確かにどんな時でも、大丈夫、大丈夫、よくなるよと子供に声かけしているうちに、本当によくなってきました。 - 心の毒が貯まるくらいなら、西洋医学を用いて良いという話も聞きました。
ガチガチに冷えとりをやらない。心の毒が貯まるくらいなら、ある程度、西洋医学を使っても良いのかもしれませんね。