こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、子供のアトピーの脱ステロイドを始めて、ようやく1年経ちました。
始めたばかりの時は、リバウンドなのか、めんげんなのか、アトピーの症状が一層悪くなったようになり、かなり動揺いたしました。
シルクパウダーが効くと、冷えとりおはなし会で聞いて、試してみたところ、余計ひどくなったり・・・
冷えとりお話会につきましては、冷えとりおはなし会@繭結まとめ1をご覧くださいませ。
脱ステロイドでは、初めて体験することばかり、起こりました。
(自分の症状でない子どもの症状の体験という意味も含まれています)
それでも、何回かひどい状態を繰り返して行くうちに、ある法則を見つけました。
食べ物に関しては、
- 肉や魚を食べすぎると、肌がカサカサになる。(うちの子供は肉が大好きです)
- 甘いものをとりすぎると、ジュクジュクした感じになる。(お菓子もやめることができません。フルーツも大好きです)
- 昔、食物アレルギーのあった卵を続けて食べると猛烈な痒みが出る。(卵も毎日食べたいくらい好物です)
そして、
ジュクジュク→カサカサ(かなりバリバリで象の肌の感じ)→皮がむける→少しカサカサ二なる→その下に新しい肌が生まれる
ということもわかりました。
この繰り返しで、少しづつ肌が回復していきました。
また、手足に出ている場合は、末端に内臓の毒が出ているので良いのですが、首から上に出るのは冷えのぼせのせいだということも知りました。
(その場合は、足元が冷えていて、上をたくさん着すぎていることが多かったので、服を薄着にさせて、靴下を増やしました。すると、本当に首から上のアトピーは消えていきました。ちょうど季節の変わり目の肌寒い日に服をたくさん着るとそのような状態になったことが多くありました。)
何よりも、そんなひどかった肌が本当に普通の人の肌のように戻ったという成功体験で救われています。
そして、子供がどんなひどい状態であっても、「大丈夫だよ」と言い続けるということの大切さも教わりました。
(お母さんが安定していると、子供も精神的に落ち着くので、症状が悪化しづらいということを聞き、心の中はどんよりしながらも実践しました。)
まだ、小学生なので、見た目よりも食欲の方がどうしても勝り、食べなければもっと早く回復するのに、どうしても食べないということができません。
お年頃になれば、また変わってくるのかもしれませんね。
できれば、子供のうちに毒だしをして、アトピーが治るといいと願っています。
何故ならば、子供の毒だしは大人の毒だしに比べて、早いし、治りもいいからです。
脱ステロイドを始めて、1年経った今、まだ完治はしておりません。
ですが、私たち、脱ステロイドを取り組む親子の変化は確実にありました。
それを伝えていければと思っております。
今日の記事は、脱ステロイド1年経過報告です。
冷えとり子供のアトピー脱ステロイド1年目
脱ステロイドをしてから、ようやく1年経ちました。
季節が一回りしました。
脱ステロイドしてからの、春夏秋冬を体験したということになります。
昨年の冬から始めた脱ステロイド・・・
最初は、子供の肌は普通の肌に少しアトピーのぶつぶつがある程度でした。
たまにできるアトピーにステロイドを塗って、症状を出さないようにもしていました。
それが乾燥の激しい冬から始めたものですから、瞬く間にアトピーは広がりました。
これがとても怖かったです。
唯一、外からやっていたのは、
○杉っ子のお風呂に入ること
○つるぽかを塗ること(しかし、塩がかなり入っているので傷口には激痛でした)
○シルクパウダーをはたくこと
でした。
しかし、良いと勧められたことをやっても悪化する一方・・・
これには本当に心が動揺しました。
冷えとりおはなし会に行くたびに相談して、なんとか平静を保とうとしていた記憶があります。(あまりにひどい時は、繭結さんに電話して、相談したりしていました。)
「ああ、こんなにひどくなっちゃって」というような言葉はNGと聞いたので、大丈夫な状態でない時も、呪文のように「大丈夫、大丈夫」と唱えていました。(子供はちょっとしたお母さんの言葉や行動にとても敏感です。気を付けましょう!)
おはなし会で、他のアトピーの患者さんのビフォー&アフターの写真を見せてもらって、本当にこんなに治るのかなとも疑っていました。
とにかく、まず3ヶ月は耐えてくださいということなので、耐えてみました。
すると、少しづつ快方に向かうようになってきたのです。
今、冷静に考えてみれば、10年以上もステロイドや抗アレルギー剤を使用してきたのですから、そんなに急に回復するわけがないのに、焦っていたのだと思いました。
すると、今度は季節が一巡りする1年と聞きました。
そして、ついにその1年目に突入したのです。
今の段階では、まだ完治はしておりません。
でも、部分的には、きちんと元の肌に戻ってきているのです。
次の目標は3年だそうです。
3年経ったころ、果たしてどのように変わって行くのでしょうか?
今回からはそれを目標にトライしていきたいと思っています。
脱ステロイド45週目
この週は、とても状態のいい週でした。
その前の週に北陸に旅行して、食べすぎたのにもかかわらず、肌の調子が良かったのです。
これは一体?どういうこと?
おそらく、海の潮風をたくさん吸ったおかげです。
これまでも潮風を吸うと、アトピーの症状が劇的に良くなることが、比較的多くありました。
そう考えると、肺の毒だしは皮膚から出されているというのが良く理解できます。
腕の内側もじくじくしたアトピーが一面にありましたが、こちらもすっかりカサカサして、少し赤みを帯びているだけに変わってきました。(これが自然に剥がれ落ちてくると、これまで経験した胸部のように元の綺麗な肌に生まれ変わるのだと思います)
体は繋がっているというのが、実感できた週でした。
脱ステロイド46週目
が〜ん。
せっかく回復に向かっていたのに・・・・
どうして?
どうして?
この週は運動会がありました。
ずっと雨続きで運動会が順延され、ようやく開催できた日が快晴。
太陽は、アトピーにNGなのです。
もちろん、少しは陽の光に当たることは大切なのですが、ずっと当たりっぱなしになると、炎症を起こしてジュクジュクした肌にまた逆戻りしました。
加えて、この週は家族全員が多忙で、夜が外食が結構多めになってしまったというのも一つの要因でした。
運動会から帰ってきたら、ものすごく臭いニオイを発していました。
きっと毒が出て行っていることなのでしょう・・・
また一からやり直しとなりました。
脱ステロイド47週目
この週は、ひどく悪化していたことに加えて、連休でいろいろなイベントに参加したために、過食の傾向がありました。
一番ひどいときは、学園祭でハンバーガーを食べたあとに、足りなくて時間をおいてケーキとピザを食べてしまったり・・・
すると、カユミが出てきて股がカユいとかきまくりました。
以前も股が痒くてかきまくっていたことがあるのですが、そのときは皮膚がえぐれてひどいことになったことがあります。
今回はそこまではならなかったのですが、シルクのパンツが2枚も穴があいてしまいました。
膵臓が悪くなると、糖尿病になる場合があります。
また、アトピーの子供はもともと肺と大腸が弱いのです。
五臓六腑の相関図において、この肺と大腸の親にあたるのは、脾臓・膵臓、胃になります。
親が子の面倒をみて、毒だしを引き受けてしまうのですね。
脱ステロイド48週目
今週は、先の先に皮膚の疾患がでてきました。
まず親指のつめのところが腫れ上がりました。
ここは脾臓の毒がでるところで、甘いものを食べ過ぎたり、消化器が悪いとその症状が現れるところです。
この週は、レーズンウィッチをいただき、毎日のように食べていました。
加えて、フルーツパフェ、なぜかお米をたべる日が少なく、家庭の事情でパン食が多かったのもいけなかったのかもしれません。(私も歯茎が腫れましたから)
それから、手首にも疾患がひどく現れました。とくに手の甲にたくさん現れて、かきまくり、血まみれになりました。
手の甲は食べ過ぎの毒がでるところです。
でも、足先や手先に疾患が移ってきていることは確実です。
さてさて、1年経ちましたがこれからどう変化していくのか、まだまだ観察していきたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- アトピーには甘いものがよくないと言われています。
ところが、子供も大人も甘いものは大好きで、なかなかやめられません。
食べずに我慢して、心の毒(5000倍)を増やすより、少しづつ食べる量を減らして行くようにしました。
冷えとりでは、除去食は奨励していません。1割くらいの毒を取り入れることも必要なのです。 - アトピーの指導では、かいてはいけないと言われます。
ところが、冷えとりでは、かいて、オーケーです。
かいて、傷口を広げることで、毒を出すようにするからです。
アトピーの人のストレスは、かいてはいけないというのも強くあります。
それがなくなった分のストレス(心の毒)は無くなるのかもしれません。
かくと傷になるからと言われていますが、うちの子供は思い切り、かいて血まみれになったこともありますが、元の綺麗な皮膚に戻りました。
傷口から、化膿するといけませんからシルクパウダーをはたいたり、シルクの布を巻いておくといいと思います。