こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
アトピーの人にとっては、夏は汗をかくとかゆみが増すけれど、湿気が多いので肌の状態がぐっと良くなる季節でもあります。
逆に冬は、汗はかかないけれど、乾燥するのでかゆくてたまらない肌荒れも起こる季節です。
どっちにしても、かゆいことには変わりはありません。
でも、汗をかけば、表面の毒は出せるのですから、夏の方がいいのではないかなと私は思いました。
今日のお話は夏の脱ステロイドのことについてです。
脱ステロイドしている子供の本当の気持ち
先日、残暑の折に子供と出かけた時のことです。
子供が私の腕を触りながら歩くのですが、
「いいなあ。ママの肌はすべすべで・・・。音ちゃんの腕は象の肌だから・・・、ガビガビしてる」
と、つぶやきました。
何も言わないけれど、やはり気にしているのだと思います。
私はそんな時、
「大丈夫。だって、胸のところだって、皮膚がバリバリしていたけれど、今は綺麗になったじゃない。いずれは綺麗になるのだから、面白がって皮をむいてはダメだよ。自然とはがれるのを待ってね。」
と、ポジティブなことを言うようにしています。
(本当は、かわいそうに、やはり気にしているんだなと心の中で思っているのですが、ネガティブなことを言うといけないと冷えとりおはなし会で教わったので、大丈夫な状態でなくても大丈夫、大丈夫と言い続けます。)
すると、
「そうだよね〜。でも皮膚をむくと、下から綺麗な肌が出てくるんだよ」
と、子供も下から綺麗な肌が出てきていることに気がついていました。
これをすっかり綺麗になった胸部は、28日✖7.5回繰り返した結果、ターンオーバーして、正常な肌に戻ったようで、綺麗になりました。
腕もそのくらいかかるのかもしれません。
しかしながら、腕の場合は皮膚の柔らかい部分(内側)にアトピーが広がっています。
この内側にできるアトピーは長引くと言われました。
脱ステロイドへの道はまだまだ長くかかりそうです。
冷えとりアトピー脱ステロイド9ヶ月目
9ヶ月目になった時には、初夏になっていました。
暑いと汗をかきますね。
それがかきまくったところに、流れるとしみて痛いと言っていました。
ただ、うちの子供の場合は湿気のある方が、冬の乾燥した季節の肌の状態に比べると、良かったように思います。
あんなにガサガサして、真っ赤だった胸部にはアトピーは見られなくなってしまいました。
元の普通の子供の肌になっていました。
これは本当にあのひどい時のことを思えば、奇跡でした。
脱ステロイド33週目
胸部からはアトピーは全くなくなりました。
変わって、手の甲と足の太ももの部分にアトピーがたくさん出始めました。
足の太もも部分は、いくら出来ても、絹のスパッツを履いているので、気になりませんでした。
見えなければ気にならないというのは本当で、この部分はいつでも絹のスパッツで絹が当たっているので、毒を吸ってくれているし、安心していました。
現在はなにごともなかったかのような普通の足になりました。
脱ステロイド34週目
この週は、左右の腕の内側一面のアトピーがカサカサになり、皮がむけ始めました。
皮膚も固くなっています。
そして、足も太もも部分、足の膝の後ろにもポツポツとしたものが出始めました。
この週は、学校見学に出かけていて、暑い中、長時間長蛇の列に並び、大勢の人の中にいるというストレスのため、親子でパフェを食べてしまいました。
私たち親子は人ごみが大の苦手で、いつも人のいないところばかり出かけているので、人がたくさんのところは本当にストレスとなるのです。
ストレスがあると、甘いものを食べたくなるのは久しぶりでした。
パフェは暑かったので、とてもおいしかったです。
ところが、次の週にとても大変なことになりました。
脱ステロイド35週目
この週から夏休みに入りました。
夏休みは食事の管理を家庭だけでできる絶好のチャンスです。
学校給食だと、好きなだけおかわりができるので、どうも過食の状態になりがちですし、毎食デザートが付いてくるのも厄介でした。
うちの子供は、食い意地が張っているので、デザートおかわりじゃんけんに参加して、プリンやアイスなどをゲットしていたようです。
加えて、同じものをなんどもおかわりをしていました。(カレーなどは5回くらいしていたようです。個人面談で知ってビックリ!!!)
学校では、たくさん食べることが良いこととされていますので、おかわりをすると、とても褒められるらしいのです。
さて、夏休み中だけでも、これからは毎日、粗食と行きたいところですが・・・
先週食べた桃のパフェのせいで、右の頬から首にかけてアトピーが顔にも出てきてしまいました。
もう、夏なのでずっと半袖や袖なしを着ていますから、冷えのぼせでもないような気がします。
これは明らかに糖分の毒。
アトピーは本当に糖分がいけないというのがよくわかります。
そして、子供の毒は大人よりも早く出ます。
(同じようにパフェを食べた私は、その後2週間後に歯茎が腫れることになったからです。大人の毒はすぐには出ませんね・・・)
そして、腕の内側は赤くじゅくじゅくしていたアトピーから、カサカサしたものに変わりました。
カサカサは動物性のものを食べた時にできる湿疹なのですが、この週は唐揚げを食べましたので、若杉友子さんの著書によると、鶏肉の毒は手足に出るとありましたから、これも本当なんだなと実感いたしました。
脱ステロイド36週目
この週から、子供は、塾の夏期合宿に出かけてしまいました。
一週間子供が家にいない生活が、初めて訪れました。
合宿での生活スタイルは早寝早起き。規則正しい生活。
東京と違って、自然の空気のいい中で過ごします。
普通のお子さんなら、問題はないのですが、毎日私がシルクパウダーをはたいたりすることは、この一週間はできません。
半身浴もできません。
靴下もそんなに重ねばきできないかもしれません。
(お風呂で、ほかのお子さんに肌が汚いとか言われないだろうか?)
(なぜそんなに靴下を履くのか?変と思われないだろうか?)
(カーミングシグナルで、算数がわからないと悔しくて、腕をかきむしらないだろうか?)
勉強よりも、そういったことがとても心配でした。
シルクパウダーは持参させ、自分でお風呂上がりに、はたくように子供に伝えておきました。また、かきむしって血が出た時もシルクパウダーを使うように伝えておきました。これは守れていたようです。
シルクパウダーに加えて、Lー16(植物性乳酸菌)も持参させました。
肌の毒は大腸を整えるといいので、毎日乳酸菌を摂るために持参させました。
(飲むのを本人が忘れたら仕方がないと思ったのですが、きちんと飲めたようでした。)
靴下は、予想どおり、どうしてそんなに履くのか聞かれたようですが、子供が「アトピーの治療なの」というと、意外に皆、それ以上のことは聞かなかったようでした。
半身浴だけが、入浴時間が決まっていたために全く出来なかったようでした。
(これは仕方がありません。でも一週間、半身浴が出来なかったのは辛かったと子供は帰ってから、家で半身浴をした時に、極楽だと喜んでしました。立派な冷えとりっ子に成長いたしました。)
それから、食事もバイキングスタイルでしたので、食べ過ぎが心配でした。
ところが、これは子供自身が周りの子があまりにも食べるのを見て、怖くなって、逆に食べなくなったようだったので、それほど心配することもありませんでした。
適量適食を食べれていたようです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 実は私の肌は、20代はニキビだらけでした。
どんなに治療しても、ニキビは治りませんでした。ニキビ跡もたくさん残っていました。ところが、冷えとりをしていくうちに、自然と肌に吹き出物はできなくなってきました。年のせいなのか? 冷えが取れたからなのか?
そして、今ではニキビ跡もなくなり、いろいろな方から、「お肌、綺麗ですね」と言われています。
あの時は、そんな日が来るとは信じられませんでしたが、本当に綺麗になるのです - アトピーの場合、校外活動は心配の種です。
食事、半身浴ができない、かきむしることなど・・・
学校の林間学校などは参加しないと本人がかわいそうなので、アレルギー表などに記入し、参加させましたが、塾合宿は無理する必要もなかったので、参加をやめようかと思いました。
ところが、子供が自分から行くというので、アトピーの悪化はわかっていましたが、参加させることにしました。
ひどくなっても毒が出ている・・・
冷えとりをしていればいずれは改善する・・・
そういうことが経験として分かったので、本人の意思に任せられるように親の私も成長できたのだと思います。
記事中ご紹介した書籍はこちらです。