こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
さて、今回の冷えとりおはなし会で、皆様のおはなしを聞く前に季節の毒出し(春の毒出し)のことについて、柳沢さんからお話がありました。
(*詳細につきましては、「冷えとり 冷えとりおはなし会4−1春の毒出し」をご覧くださいませ。
また、今回は冷えとりを始めたばかりの方や、初めてこのおはなし会に参加する人もいましたので、冷えとりとは何かについても改めて聞くこともできました。
前回から皆様のめんげんはどんなふうに変化したのでしょう?
前回の冷えとりおはなし会では、冬の毒出しで腎臓の毒出しについてのおはなしを聞きました。
冬の間の毒出しがよくできて、体調がよくなった人もいるのでしょうか?
そして、新たに別の身体の変化があった方もいるのでしょうか?
気になるところですね。
今回はめんげんのその後の報告と半身浴のお悩み、やめたたばこが吸いたくてたまらない時のお悩みなどについてのレポです。
冷えとりおはなし会とは
冷えとりおはなし会は、前半1時間は季節の冷えとりのことを冷えとり歴26年の柳沢さんからお話を聞き、後半がそれぞれのお悩みをシェアしています。
【追記2021年】柳沢さんは現在冷えとり歴31年になられています。
冷えとりの店・繭結さんで不定期に行われる冷えとりのことをシェアする会です。
冷えとり歴1年10ヶ月の人の悩み「半身浴が嫌になった」
・冷えとりを始めて、20キロ近く痩せたので驚いている。
・半身浴を最近嫌だと思うようになった。(7時間半身浴をして、突然嫌になって、3日間お風呂に入らなかった)
・寝るときは湯たんぽ8個、アイスノンが手放せない。(腰から下にしか、布団はかけていない)
・足湯は面倒だからやめた。
・寝ていて、突然足の指が痛くて目が覚める。靴下を脱ぎ捨てると痛みは治る。
・最近は目の周りが赤くなっている。
柳沢さんからの回答
・冷えとりはしなくちゃいけないというのはないので、半身浴をしたくないときはしなくてもいい。またやりたくなったらすればいい。
・足湯はお湯を足すのが面倒なら、足温器といって一定の温度に保てる器具がある(3万円くらいするとのこと。キャンディケイトさん(現在は店舗名が繭結となりました)ではお取り扱いがありません。量販店での販売があるそうです。)
・足の指が痛くて目が覚めて、靴下を脱いで冷えると痛みが治まるのは、痛みが消えた途端に内臓に毒が戻っている。末端から出るものはそれを止めると、その大元から出している内臓に毒は戻ってしまう。
・目が赤くなるのは、目は肝臓が関係しているので、赤くなって毒を出している。
冷えとりはしなくてはいけないというものではないということに、なんだかほっとさせられました。
私も日々の生活を振り返ってみて、半身浴を1時間はしなくてはいけないと思うと、体調が悪い時は入りたくないなあと思ったこともありました。
そういう時は足湯だけでもいいんですね。
私も相談者の方と同じで、足湯はお湯を足すのが面倒だし、訪問者(宅急便など)も突然やってくるので、その度に足をいちいち拭くのが面倒で、足湯はやらなくなってしまいました。
日中は、自分で作った足温器を足湯代わりにしています。
ダンボールに要らなくなった毛布を敷く。
湯たんぽを入れて出来上がり。この上にブランケットをかけて使用。
本当は、お湯に直接足を浸した方が、毒がお湯に溶けて出るので、いいのかもしれませんが、今の私はこのやり方が自分に合っていると思い、実行しています。
いずれ、足湯を本格的にやろう!と思う日も訪れるでしょう。
足湯をしたり、眠って足が温まってくると、足の親指の付け根が痛くなることがよくありました。
(*詳細につきましては、「冷えとり 足爪の異常は最初のめんげん?」をご覧くださいませ。)
私も相談者の方と同じように靴下を脱ぎ捨てると、痛みが治ることがありました。
しかし、先端から出ていた毒が内臓に戻って行ってしまっていたとは!?
うちの子供もアトピーをステロイドで治療して、肌をきれいにしていたら、咳喘息になったことを思い出しました。
先端に出ている毒(皮膚)を止めてしまったので、その毒が肺に戻ってしまったということだったのですね・・・。
イボや膝の毒(膝に水がたまるなど)も先端に出る毒ということを聞きましたが、これを無理に取ってしまうとさらに貯めようとするので、その元である内臓を改善したら、自然になくなるのかもしれませんね。
肌がただれていたのが治った人
・前回、柳沢さんからアトピーの人が冷えとりでこれだけ治ったという写真を見せてもらって、6時間半身浴をした。午後11時から半身浴をし始めて、5時くらいまで入って、お風呂で寝ている。今、これが心地がいいので布団で寝ていないが、いつ布団に戻ったらいいのか?
・11月におはなし会に来た時は、皮膚が松の皮のようだったのが、治って綺麗になった。
・お風呂から上がったら、氷のように冷たくなるのでお風呂から出たくない。
・お酒や甘いものがやめられなかったのが、それほど欲しくもなくなった。でも、ずっとやめていたタバコが吸いたくて仕方がない。こういうのは精神力でなおすのか?
・甘いものを耐えきれず、食べてしまったらかゆみが出た。
柳沢さんからの回答
・いずれまた布団で寝たいと思う時が来た時に、布団で寝ればいい。半身浴でお風呂で眠っているのなら、十分睡眠はとれている。お風呂上りに冷えるのは、何層にもなっているその層の毒が出ているため。その層の冷えが取れれば、なくなる。次の層の冷えがある場合は長くかかる場合もある。
・タバコが急に吸いたくなったのは、肺の毒出しが始めるため。身体がもっと悪いことをさせようとしている。それに負けるかは自分次第。身体がもう少し毒を出したいという時に外の力をつかって出すので、今回はそれがタバコ。甘いものは消化器の毒を出そうとする時に身体が欲することが多い。
・精神力でなおすのかということについては、病気にはもともと4つの意味がある。この4つの力の精神力をつける。
警告ー症状が病気であるということを教えてくれる。
肩代わりー五臓六腑が病気になると(特に五臓)、命にかかわるので、先端にあるもの(手や足や目、鼻、口)に病気を肩代わりさせる。
毒出しー排毒作用と防毒作用。何かの力を借りて、自分で出せる身体をつくる。毒を出して、自然治癒力で治そうとするあらわれの症状。
鍛錬ー痛みなどに対して、精神的、肉体的に耐える力をつける。
出典:『新版万病を治す冷えとり健康法』進藤義晴著
・かゆみが出たのは、自分のしたことが現れている。甘いものを食べたことでかゆみが出たから、当たり前だということを体感していくうちに、自然とやらなくなる。
自分もそうなのですが、相談者の方と同じように甘いものがなかなかやめられません。
実は、このおはなし会の前日にどうしてもチョコレートを食べたくなり、こっそり食べてしまいました。
食べている瞬間は本当に幸せと思いました。
食べて、片付けをしていると、突然指先を引き出しに挟み、指に激痛が走りました。
普段、そんなところに指を挟まないというようなところに挟みました・・・・。
もしや、怪我をさせて、食べ物を食べさせないようにするため?とその時思い、冷えとりってすごいなと改めて考えさせられました。
進藤先生の著書で読んだことがあるのですが、食べ過ぎると消化器が休息できないので、わざと怪我をさせて食べ物をとりにいかせないように身体がしてくれるらしいのです。
今までにも私は、フランス料理ばかり食べている時にカッターですっぱりと指先を切ってしまったり、過食が過ぎている時に、交通事故に遭ったりしています。
食べ過ぎていなければ、たとえ交通事故に遭ったとしても、奇跡的に大事に至らなかったということが多いとのことですから、不思議ですね。
事故に遭っても、奇跡的に怪我はなかったという人に、どれくらいのものを食べていたのか聞きたいなという興味もあります。(子供が奇跡的に助かるのも、身体が温かいし、大人に比べて食べ過ぎていないからということもあるのかもしれないですね。)
精神力をつけるというのは、今の私には一番大変な課題だと思います。
すぐに誘惑に負けてしまいますから・・・。
皆様はいかがですか?
この続きは、冷えとりおはなし会〜めんげんのその後・目のこと4ー3をご覧くださいませ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとりでは、砂糖はあまり奨励されないのですが、もし使用するのなら三温糖がオススメだそうです。でも、本当の三温糖は値段は高いです。安価な三温糖は、発がん物質でもあるカラメル色素で着色しているので成分をよく見て購入する必要があります。
てんさい糖や黒糖などもオススメですが、やはり成分には気をつけて購入しましょう。
やはり、高いものはそれなりにいいものが使用されているので、それなりの金額になってしまいますが、長い目で見て、自分の健康を買うと思えば安いものですね。 - 腰痛は腎臓が悪いと起こるそうです。腸や肝臓が冷えるとその毒が腎臓に行きます。また腎臓は2つあるので、悪い方がどうしても姿勢が傾くとのこと。右の腎臓が悪ければ、右の姿勢が悪い。むち打ち(腎臓の毒出し)は交通事故でよく起こりますが、交通事故も毒出しの一環だそうです。たまたま交通事故という力を借りて、毒出しをしているそうです。へえ〜と思いました。
記事中にご紹介した書籍はこちらです。