こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問頂きましてありがとうございます。
進藤義晴先生の考案されている冷えとり健康法では、
- 下半身を温める
- 食べ過ぎない
ということを推奨されています。
1年に臓器の毒出しがありますが、消化器の毒出しはなんと4回もあります。
土用の毒出しといえば、消化器の毒出しでしたね?
この時は本当に食べ過ぎに注意しないと、体調を著しく崩すことになります。
今回は冷えとりから考える食べ過ぎについて解説いたします。
冷えとりから考える食べ過ぎ
現代社会では、食べ過ぎないことの方が食べ過ぎることよりも難しくなってきています。
私の子供の頃は、ケーキを食べるのは誕生日とクリスマスの時くらいでしたが、今では気軽にコンビニで買うこともできますし、お茶でケーキをいただくこともできます。(カフェも今ほどはありませんでした)
お付き合いで、飲んだり、食べたりすることもあると思います。
そんな時に、「私は、冷えとりをやっておりますから、いただけません!!」と拒否するのも、その場の雰囲気を壊しそうでなかなか難しいですよね?
実際にそういう方もいますが、なんだかシラ〜としてしまいます・・・。
私も以前までは、頑なにお断りしていました。
でも、今は、お付き合いはお付き合いとして、勧められたものはいただくようにすることにしました。
進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に参加した時に、幸恵さんが、
ガチガチに冷えとりをやらない
とお話しされ、幸恵さんも全く甘いものなどは食べないと思われがちだけれど、打ち合わせや会合などでいただくというふうにおっしゃっていました。
それから、冷えとりの店繭結で開催されている冷えとり歴29年の柳沢さんの冷えとりおはなし会でも、柳沢さんが、
もしお菓子などをいただいたら、くださった気持ちに感謝していただく(その後は欲しい方におすそ分けする)
というふうにおはなしされていました。
このようなおはなしを聞いて、私もその場を嫌な雰囲気にしたくないのと、ガチガチに冷えとりをやるのは良くないと反省したからです。
では、もし食べ過ぎてしまったらどうするか?
今回はやってしまったらどうするか・・・についてを考えていきたいと思います。
お付き合いで食べ過ぎるパターン
子供は習い事終わりに、仲間でお菓子を食べています。(お菓子を持ち寄って、食べるというパターンです。子供の時は、駄菓子屋でお菓子を買うというのも楽しみの一つでもありましたよね?)
うちの子供の場合は、食べ過ぎの傾向があり、排便は日に5回くらいあります。
食べたものが素通りしていくような感じで、以前、冷えとりおはなし会で排便の回数について相談したところ、
「そんなに排便があるということは、便はきっとゆるいと思いますので、消化器にも負担がかかっていると思いますよ」
と、アドバイスをいただきました。
ご指摘の通り、大腸に負担がかかっているためなのか、皮膚で毒を出そうとして、アトピーの疾患がものすごく出ています。
冬なので、服を着てしまえばわからない部分がひどいことになっているのですが、とにかくかゆくてかゆくて、かきむしっています。(時には引っ掻いてしまって血が出ることもあります)
子供は食べるのが大好きなので、親の私もたくさん食べさせていました。
でも、消化器に負担がかかっているとは思いもしませんでした・・・。
それは、たくさん食べるのがいいことだという思い込みからだったと思います。
柳沢さんからは、
「シルクパウダーを水で溶かして飲ませてください」と聞いたので、そうしました。
すると、今までは学校でも排便をしていたようなのですが、それはなくなったと子供から聞きました。
便もゆるくはないようです。
今、シルクパウダーを飲み始めて、だいたい3週間くらい経過しましたが、一時は猛烈にアトピーが悪化してどうなることかと思った肌が、カサカサし始め、皮がめくれてきています。それが自然に取れたところを見てみると、綺麗な肌が現れ、ホッとしています。
シルクパウダーを飲み始めると、一時的には悪化するらしいのですが、これは排毒能力が高まり、今まで溜めていた毒を排出できるようになったからなのかもしれないと思いました。
この時に、2〜3日食べなければすぐに治るそうなのですが、子供ですのでなかなかそうもいきません。
(特に甘いものはやめた方がいいと言われました)
今までは、習い事の前にもお腹が減ったらかわいそうだと思い、おやつを食べさせていました。
子供と相談して、習い事終わりにおやつを食べるのであれば、行く前のおやつをお菓子ではなく、パンや果物に変えることに決めました。
しばらく経った頃に、子供がもう習い事の終わりにお菓子を食べるのはやめたという報告を受けました。
あんなに楽しみにしていたのに?!
どういう変化なのでしょう?
子供の言い分としては、お菓子(コンビニなどで販売しているキャラメルやアメやチョコ)よりも、ご飯やおうちで食べるおやつが好きだから、お菓子でおなかがいっぱいになりたくないというのです。
もちろん、お付き合いもあるので皆で集まって、お菓子の交換などには参加しているようですが、いただいてお礼だけ言って、食べなくなっているようです。
柳沢さんの言っていた「頂き物は感謝していただく。その後におすそ分けする」というのを、教えていないのに実践していたので驚きました。
子供の場合は、お菓子をいらないと断っても、大人と違って強くは勧められないようですね。
あ、そう。
という感じで、食べなければ食べないという感じでワイワイやっているようです。
大人の場合は、断っても必ず「一つくらいは大丈夫だよ」という食べさせたがりの人がいます。
そんな場合は、「ありがとう」と感謝して、すぐにいただかずに、お菓子を横にでも置いておけばいいのだと思います。
食べたくないのにお付き合いで食べると、心に毒がたまります。
それは良くないことなので、心に毒をためないようにするには、いただいて感謝して一つだけ食べる。
あとは、いただいても口にしないで持って帰るというのも一つの手ですね。
旅先で食べすぎるパターン
風家では、夫と私は朝ごはんを食べない習慣があります。
以前は朝ごはんも食べていたのですが、食べないほうがきちんと排便ができて、頭がクリアで体調がいいことに気がついてから食べなくなりました。
(子供は成長しているので、朝ごはんを抜かすと良くないためにきちんと食べています)
すると、困るのが旅行先。
必ず豪華な朝ごはんがついていますよね。
私は、以前は、頑なに旅先でも朝ごはんを食べるのはやめていました。
(残すので、宿の方にお口に合いませんでしたか?と聞かれることが多く、とても嫌な客だったと思います)
でもみんなが食べているのを見ると、食べたくなりますね!
旅先でしか食べれないその土地の料理は、やはり美味しいものばかりです。
冷えとりが進んできて、頑なにやろうという気持ちから、適当にやろうという気持ちに次第に移行してきて、まあ旅の間だけはいいか〜と思うようになったのです。
それでもそんなにはバカ食いはしません。
食べていると、ある程度まで食べると突然鼻水が出てくるので、これがストップの合図と思い、やめることにしています。
それに、旅先では温泉があります。
食べ過ぎてしまったら、とにかく半身浴を強化する!
これに尽きます。
私と子供の音は、温泉に行くと2時間くらい入っています。
内湯は熱いので、外湯に胸から下までつかり、外を眺めながら入浴していると、頭は暑くないので長くつかることもできます。
この間、宿泊した宿にはシルクのお風呂がありました。
それに入ったら、本当に肌が潤いました。とても嬉しかったです。
(先日シルクパウダーを飲むことを教わりましたが、溶かして入浴剤として利用する方法もあったのですね!)
アトピーの子供もそんな感じで一緒に入っています。
ですが、子供なので、一つの場所には長くいられないので、あちこち行っていろいろな湯に浸かって楽しんでいるようです。
食べ過ぎた時は、私の場合、半身浴をしていると、猛烈に鼻水と唾液やたんが出てきます。
それを吐き出しながら入っていると、しばらくするとそういうものが出てこなくなってくるのです。
夫の場合は、食べ過ぎると睡眠中に突然、足の指が痛くなり、目が覚めます。
「明日は、あの名物を食べようと思ったのに! でも痛い!!からやめよう」
そう思うと、スーッと痛みが引いて眠れるそうです。
なんだかすごいですね。
結局、旅に行ったら、普通の生活を忘れ、楽しむことが大事だと思います。
たとえ食べ過ぎても、食べたことを忘れて、帰ってきてからまた元の生活に戻すようにしたら、私も旅をしても楽しめるようになったと思います。
とにかく頑なというのは良くないのですね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 「人の振り見て我が身を直せ」旅先でバイキング形式の食事の時に、驚くくらい皿に盛ってきて、食べ残す方がいます。
料金に含まれているのだから、豪快に!という気持ちからなのでしょうか?
バイキング形式でも、自分の食べきれる量だけ、盛っていただきたいものです。
日本では、食べるに欠くことはありませんが、世界では飢えて死んでいる人も多くいるのです。
食べ物を無駄にすることはやめたいものですね。 - 食べ過ぎや飲みすぎると、頻繁にトイレに起きます。これが眠りを妨げるといって嫌われるのですが、体の毒を出してくれているのでありがたいと思うように私はしています。
確かに、起きてトイレに行くのは面倒なのですが・・・。
腎臓が体のいらないものを排出してくれると思えば、感謝です。
でも、できればそうならないように食べ過ぎないようにしたいものです。
記事の中でご紹介したシルクパウダーは、うちでもヘビーユーザーです。
私の冷えとりオンラインコミュニティでも「食べ過ぎ」は永遠のテーマです。