こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりはシルクの重ねばき靴下を履くことで、毒を吸って外に出します。
だったら、そのシルクを食べてしまったら、もっと効果があがるのでは?
今日の記事は、冷えとりを始めてもっと効果を出したい方に向けて、風茜が試したシルクパウダーのメリットとデメリットレポをお伝えいたします。
さらに健康になっちゃいましょ♡
冷えとりグッズのシルクパウダー
最近、購入して一番良かったと思うのは、シルクパウダーです!!!
冷えとりおはなし会で、初めてシルクパウダーの存在を知りました。
(*詳細は冷えとりおはなし会@繭結「夏の毒だしとシルクパウダーのこと」5-1をご覧くださいませ。)
シルクパウダーのメリット
シルクは、保湿性のあるアミノ酸でできているため、美容液のように皮膚再生能力を発揮します。
抗菌性・抗菌化力と紫外線反射・吸収(UVカット)等の機能があり、皮膚に対する刺激やアレルギーの心配がなく安心して使えます。
いいこと尽くしですね。
おはなし会で、アトピーにシルクパウダーが効くというのを知り、早速購入して、使用してみました!
100円ショップで容器とパフを買ってきて、詰め替えて、使用しています。
うちでは、子供がアトピー、夫が謎の股のあたりの湿疹があるので、2人がパウダーをはたいて、使用してみることにしました。
(*夫の湿疹につきましては、「冷えとり 土用の毒出し パパと娘の毒だし競争6〜かゆい〜 7〜かゆみとほくろ〜 」をご覧くださいませ。)
シルクパウダーのデメリット
毒を吸収すると、肌が固くなり、ガビガビになる。
痒みが増す場合がある。
すると、皮膚が再生されると聞いていたはずなのに、一瞬にして悪化。
特に子供の首から下の肌は、ボツボツとした湿疹だらけになりました。
夫は、股の付け根あたりがケロイド状になりました。
二人とも、肌の状態はガビガビです。(場所が場所なので、写真に撮ってお見せすることはできません)
まるで、鏡餅がガビガビに乾いた表面のような感じです。
保湿効果もあると聞いていたのに、おかしいなあ・・・・
思い余って、購入した繭結さんに相談してみました。
すると、「お子さんは、ステロイドはどのくらいの期間、使用していましたか? 年齢はおいくつですか?」と聞かれました。
やはり、薬を使用していた期間が長ければ長いほど、毒が抑えられているので、その毒が出てくるために、最初は悪化するらしいのです。
それでも、3ヶ月くらいすると変化が現れるということなので、しばらくは、ぐっと我慢して様子をみることにしました。
うちの場合は、赤ちゃんの頃からステロイドを最近まで使用していましたので、その分の毒かもしれないと思いました。
もし、自分がこのような状況になったら、本当にパニックだと思うのですが、子供本人はこんなに肌が汚く荒れているのに、全然気にする様子はありません。
今までは、かかないでねと言われていたのに、かいていいよという方針に変わり、思い切りかくことができるので、ストレスもなくなっているみたいです。
シルクパウダーを使って現れた変化
体を深く掻き壊すことがなくなった
シルクパウダーを身体に塗るようになって、変わったことといえば、深くえぐるようなかき方をしなくなったことでしょうか。(前はえぐるようにかいていたので、血まみれになっていました)
現在は、シルクパウダーを使い始めて4年になりますが、シルクパウダーをはたくことを忘れてしまうくらい痒みも出なくなり、肌は普通の人と同じようになってきています。甘いものを食べたりすると、痒みは出てくるようなので、その時にパウダーをはたくような使い方になってきました。
喘息がなくなった
皮膚は肺の毒出しのために荒れることがあります。
アトピーの子供も、喘息の発作に悩まされてきました。
ところが、シルクパウダーを使うようになった今冬に至ってはまだ一度もそのような症状が現れません。
大腸と肺は五臓相関図では一緒のくくりで、粘膜関係(皮膚など)も同じですから、肺の毒が肌から排出されているために、今年は咳喘息の発作のようなものが起きないのかもしれません。(あとは、今冬は雨が多く、湿気があるということも一つの要因かもしれませんが・・・)
人によって、その期間は違うそうなのですが、シルクパウダーを使用することでのアトピーの完治には2年半くらいかかると言われました。
うちの子供は生後8ヶ月からステロイドと抗アレルギー剤を10年に渡って使用してきました。
脱ステ脱薬をして、3年11ヶ月でアトピーは寛解しました。
シルクパウダーにもずいぶんお世話になりました。
肌がガビガビになる
最初は、あまりの肌のガビガビさに心が折れそうになりましたが、繭結さんに励まされて、もう少し頑張ってみようと思い直しました。(親が、子供の肌の状態に過敏になって、「また、ひどくなっちゃったね」というのは良くないそうで、「大丈夫よ。良くなる。良くなる。」と言ってくださいと励まされました)
その甲斐もあって、パウダーをはたきはじめた時に、一時的な発疹が現れたひどい状況から、その数は少しづつ減ってきました。(2ヶ月近く経過して、少しづつ、なくなってきました。)
肌は、まだざらっとして、象の肌のようです。
幸いなことに、症状があるのは、首から下で、服で隠れてしまっているので、周りからもあまり気がつかれないようです。
特に腕はひどくて、皮膚が固くなってしまっています。
でも、顔に出るよりも、先(手先や足先)に出るというのは、望ましいことだと教えてもらいました。
(五臓の毒は経絡を通って、手先や足先に出ると言われていますので、臓器から経絡を通って、毒が出ているということなのです。だから、足のツボや手のツボなどもあるのでしょうね。例:足の小指には腎臓の毒が出ます)
今は、子供の手の甲に固いぼつぼつが出ていて、荒れていますが、手の甲は841さんのめんげん辞典によれば、消化器の毒なので、やはり大腸の毒が肺から経絡を通って、手の甲に運ばれてきているのかもしれないと思って、観察しています。
冷えとりおはなし会で、アトピーの人の皮膚の経過写真を見せてもらいましたが、2ヶ月近く経った今は、子供の肌はだいぶ良くなっているように思います。
猛烈な痒みに襲われ、掻き壊してケロイド状の肌に
夫の場合は、シルクパウダーを塗るようになってから、猛烈な痒さが襲ってくると言っています。
とにかく、痒くて、痒くて、かく。
家にいるときは、特に我慢する必要もないのでかきまくっています。
そうすると、かいている皮膚の部分はガサガサになり、やけどの跡のようにケロイド状です。
かいている部分が破けて、血が出てくることもあります・・・。
もともと、痛風や尿酸値が高いので、腎臓の毒がそのまま、股から出ているのでしょうか?
2人とも、完治まで2年半から3年くらいかかるのかわかりませんが、このまま続けてみるようです。
夫はやはり2年半くらいして、股の痒みは全くなくなり、今では普通の肌に戻りました。
冷えとりグッズのシルクパウダーをさらに効果的に使う方法
水に溶かして飲む
シルクパウダーのさらに効果的な使い方についてと思っている使用方法について、お知らせします。
これも、冷えとりショップ繭結さんで開催された冷えとりお話会の講師の柳沢さんから教わったのですが、シルクパウダーを水で溶かして飲むといいと聞きました。
匂いが独特で、他に混ぜて飲もうとすると臭いので、溶かすのは水がいいという事でしたので、うちでは、ティースプーン一杯分を少しの水に溶かして飲んでいます。
味は、葛湯と似ている気がします。
シルクは、冷えとりをやっておられる方は、靴下や下着で身につけていると思いますが、これと同じ感覚で、シルクを直接身体の中に入れて、内臓に付着させ、毒を取るという意味で、飲用を勧められました。
家族で飲み始めて、2週間経った頃に、子供は、少しアトピーの疾患が緩まってきたように思います。
シルクパウダーを飲むと排便に変化がある
夫は、ゆるい排便が固まって少し便秘気味になったかもと言っています。(夫はとにかく昨日食べたものを翌日に出さなければ気が済まない性格なので、いつも排便に関して、うじうじとしているところがあります。どちらかというと、便秘と下痢を繰り返していて、シルクパウダーを飲み始めた頃はちょうど下痢の時期でした。それが、シルクパウダーを飲む事で、ピタリと止まりました)
実は、私は3年も、ゆるい便に悩まされていますが、これも固まり、すっきりした便になってきています。
そして、そして、以前こちらのブログでご紹介した冷えとり仲間のゆーちゃんも、シルクパウダーを購入して、飲み始めました。
ゆーちゃんは、冷えとりを始めて、4年ですが、まだ大きなめんげんには至っていません。(めんげんは、それを引き受ける能力がないとなかなか現れませんから、ある意味めんげんがあるということは、苦しくて辛いことですが、幸いなことなのです)
このシルクパウダーを飲むとめんげんが出るかもしれないという期待の元に飲み始めたところ、白い便が出たそうです。(うちでは夜にティースプーン1杯の飲用ですが、ゆーちゃんは朝と晩、飲用したそうです)
白という色は肺を表す色です。
ゆーちゃんの悩みは、うちの子供と同じアトピーです。(肺、大腸、肌は同じくくりですから、大腸の毒が肌から出ていました。)
そして、この3つはつながっていますから、肺の毒が大腸からも出たのかもしれませんね。
このように、シルクパウダーは薬のようには劇的な変化はあまりないように思いますが、緩やかに体の中の毒を取り去ってくれているように私は感じました。
冷えとり歴10年の夫、冷えとり歴11年の子供は、現在とても肌の調子がよくなっているので、シルクパウダーは毎日使わず、症状が気になるときだけ使用するようになりました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
シルクパウダーは、肌と同じ成分の絹から作られているので、安心安全です。
保湿効果もあり、肌荒れに期待できる場合もありますが、最初は毒を吸うので、肌がガビガビになる場合があります。
寛解には時間がかかりますが、結果が出ない時間をぐっと堪えると、改善に向かいますが、あまりにひどい場合は迷わず病院に行くか、冷えとりショップに相談しましょう。
シルクパウダーは混ぜ物がないものを選びましょう。
風茜が実際に使ってみてよかったものはこちらをご覧くださいませ。