こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
子供の頃から冷えとりをすると、大人になってから冷えとりをするのとどんな違いがあるのでしょうか?
今、これをお読みになっている方は、ほとんど大人になってから、冷えとりを始められた方が多いのではないかと思います。
小さい頃から冷えとりをしていたら、一体どんな子供から大人に成長するのでしょうか?自然に穏やかな性格になるのでしょうか?
今日の記事は、子供の頃から冷えとりを始めるとどんな変化があるのかをお伝えします。
私ももっと早くに冷えとりと出会いたかったです。
冷えとり前はアトピーと喘息に苦しむ子供でした
音は、赤ちゃんの頃から冷えとりをしていたというわけではありません。
保育園は、裸足保育でしたし、育児書にも薄着や裸足が奨励されていたので、私もそれに従って裸足教育を取り入れていました。
もともと子供は、大人に比べれば、発汗が強いので、寒くないと思い込んでいました。(そんなことはないということがのちにわかりました)
ところが、8ヶ月の頃にほおにものすごい湿疹が現れ、アトピーと診断されました。
それから、なんとかアトピーを改善したいと思い、いろいろな病院に行って診断を受けたり、本を読んだりしているときに、冷えとりに出会ったのです。
*冷えとりのおかげでアトピーは寛解しました。詳しくは、子供のアトピー脱ステロイド<まとめ>アトピー寛解をご覧くださいませ。
そして、冷えとりに関する書籍をいろいろ読みました。
大人の冷えとりの体験記はありましたが、子供の冷えとりについてのことが書かれているものはあまりなかったのですが、進藤先生の著書には子供が冷えとりをやるとどうなるのかについての記述があり、とても参考になりました。
「生命力の強い子供になる」
この記述にとても惹かれました。なぜなら、私自身が子供の頃から身体が弱く、手術や入院などを繰り返してきたからです。
身体が弱いのが遺伝していたら、とても悲しいし、なんとか強い子を育てたいものだと思っていたのです。
でも、子供の冷えとりの体験があまりなかったので、本当に効くのがが疑心暗鬼でした。
まずは大人の私から冷えとりを始めてみることにしたのです。
そして、私が冷えとりを始めて、あんなに重かった生理痛がなくなったり、いろいろな体質が改善されるようになり、「これだ!」と思い立ち、冷えとりを音にも試してみようと決意したのでした。
保育園から冷えとりをスタートした
音は、冷えとり歴が10年になります。
保育園で自分で着替えをしたりできるようになった頃から、靴下を2重ばきさせることから始めました。(絹と綿の靴下です)
最初は、保育園で「裸足教育だから、靴下をこんなにはかさないでください」と何回も勧告を受けました。
進藤先生の本には、どうしても環境的にダメだという場合は家に帰ってから靴下を履かせればいいというように書かれていましたが、保育士や園長先生に冷えとりを説明をしたところ、認めてもらえるようになり、靴下を二枚履くことを続けられました。小学生になってからは靴下を6枚履いて、小学校へ通っていますが、友達からも気がつかれなかったようです。
そして、靴下を2枚履くことで音が他のお友達から、変な目で見られて嫌だったら、いつでもやめていいよとも伝えておきました。
そのことで、お友達からいじめを受けるかもしれないと危惧していたからです。(私の子供の頃は、人と違うことがあるといじめにつながることがとても多かったので、それをとても心配していました。)
ところが、音は靴下を履くととても暖かいから、脱ぎたくないし、人から言われても気にならないから履き続けるというようになったのです。
冷えとり前の子供の性格は一番を主張する子でした
冷えとりをやっていなかった幼児の頃の音は、自己主張が激しく、「音が一番!」という主張の激しい子供でした。みんなで仲良くというよりも、自分が一番ということに重きを置いていました。
おもちゃの順番も、「音が一番!」
ブランコに乗るのも、「音が一番!」
褒めてもらうのも、他の子よりも「音が一番!」
加えて、感情の振り幅が大きく、喜怒哀楽もとても激しかったように覚えています。
ところが、靴下を履くようになり、アトピーも少しづつ改善が見られるようになったから、性格も穏やかになってきて、お友達に「お先にどうぞ」と譲れるようになってきました。
あんなに「音が一番!」と言っていたのに!
今では、お友達に意地悪なことをされてもニコニコしていて、親として、なんで、この子は立ち向かっていかないのだろうと腑甲斐なく思ったこともありました。
(親は、私も夫も、「目には目を歯には歯を」のハンムラビ法典型のすぐに立ち向かっていくタイプでしたので・・・・?)
お友達から嘘をつかれて約束を破られた時も、そのお友達が嘘に嘘を重ねても、怒りませんでした。
「音ちゃんが聞き間違えちゃったのかな?」
本気でそういうので、この子は本当に少し違うようにできているのかなと真剣に悩んだこともありました。
音は基本的にいつもニコニコしています。
親が何かで言い合って、喧嘩したりするのが本当に嫌なようです。(お恥ずかしい話ですが、うちでは私も夫も激しく討論をすることが多いのです)加えて、誰かが先生から怒られているのを見るのも嫌なようです。
平和とのんびりと綺麗なものが大好きな子供に成長していきました。
あんなに激しかった性格も小学生の頃には争いが嫌いな独自の世界観を大切にする子供に成長していきました。
足元が温かい状態になると、安心して不安にならないので穏やかな性格に変化していったのではないかと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
もしできるのであれば、子供の時から冷えとりを始めるといいと思います。うちの場合は、親も6〜8枚履いているので、靴下をたくさん履くことには抵抗を感じませんでした。これが小学生に上がる頃に始めようとすると、なかなか履いてくれない場合もあります。その場合は、親が楽しそうにしているのを見せていると、子供も真似たくなり、やってみる!と言い出しますよ。決して無理強いはしないようにしましょう。冷えとりは自分からやろうと思わなければ、続きません。
子供用の靴下はネットで販売されています。いろいろなタイプがありますが、できれば天然素材100パーセントに近いものがいいと思います。
子供は素直で毒も出やすいので、最初はどんどん絹の靴下が破けますが、すぐに健康な体になると思えば安いものです。
幼児用にこだわらなくても、小学生くらいになれば大人のSサイズでも意外に大丈夫です。
子供用の冷えとりグッズはこちらを参考にしてみてくださいね!
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