こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもブログにご訪問いただきありがとうございます!
虫歯のめんげんは冷えとり4年目に起こりましたが、進藤先生の書籍で読んだ歯が生えるという体験を自分もすることとなり、自分の自然治癒力を信じられるようになりました。
わたしのめんげんは長くて1年から2年かかりました。あまりにめんげんが苦しいと、靴下を脱ぎ捨てて冷えとりをやめたくなったこともありました。
でも、乗り越えられないめんげんはないのです。乗り越えたその先には、人生を変えるほどの幸せが待っているので、今めんげんに苦しむ人もどうぞ冷えとりを続けてくださいね。
冷えとりの自然治癒力と再生能力
抜歯したはずの右上の第一小臼歯の歯茎の中に歯があることがわかりました。
歯茎が腫れて、肉が垂れ下がってきたために切開することになり、その中に歯があることがわかったのです!
なにかのばい菌が歯茎に入り、それで歯茎が腫れ、膿がたまって肉腫のように垂れ下がるようになり、治療上では歯槽膿漏と診断されました。
切開したときに、歯があるということは偶然わかったのです。
ですが、この腫れは痛くもなく、化膿もすることもありませんでした。絹をあてていると腫れがひいたり、食べ過ぎると腫れが大きくなったりしました。
食べなければ、その腫れがすっとひいてしまったりしたこともありました。
そういうことがあったので、
足の親指が腫れたときと同じく、
明らかに食べ過ぎで消化器の毒が歯から出ていたのだ
と私は確信しています。
(*足の指の腫れに関しましては、詳しくは、「冷えとりとめんげん 呼吸器と消化器はつながっている?」をご覧ください)
そして、
冷えとりで歯が生える
ということが起こりました。
冷えとりのいろいろな経験談を読んでいて、そういうことはまさか自分の身に起こることはないだろうと思っていました。
ですが、
今まであまり信じていなかった人間の持つ自然治癒力を目の当たりにし、自分のことをもっと信じてみようと思えるようになりました。
本当に、人間には自然治癒力が備わっており、失われたものも再生する能力があるのだなと感心しました。
歯を抜いたはずなのに、歯がまた生えているなんて!
歯科医は、
「おかしいな〜」というだけでした。
これまでの私の体験から、医師の「おかしいな」というときの病状は、ほとんど毒出しです。
医師の知識を超えたなにかが冷えとりにはあるのかもしれませんね。
治療としては、歯茎は切開して膿をすべて出し、その空間に骨をつくる粉(カルシウムで構成される粉末で骨を造成することができるもの)を入れられました。
そこに空間があるから膿がたまるということで、骨をつくる粉をいれ、空間をなくす治療をするのです。傷口は縫って、抜糸しました。
化膿止めの抗生物質も鎮痛剤を処方されましたが、いつものごとく何も飲まずに、2〜3日は半身浴を強化しました。
(*詳しくは、「冷えとり やめたこと4 抗生物質とサプリメント」をご覧ください。)
見つかった小さな歯はそのままにされました。
そうすると、この小さな歯と骨をつくる粉とがくっついて将来的に歯が生えるのかな?となんだか楽しい気持ちになりました。
もしかしたら、冷えとりの体験談の「90歳で歯が生えた!」のように、私も老婆になってからその歯が生えてくるかもしれません。
またそのときはご報告したいと思います。
40代の歯列矯正はついにリテーナーへ
私の矯正も2年と少し経ちました。
抜歯した歯の部分にきちんと歯も動き、いよいよ矯正器具を外す日がやってきました。
もう人前で、「これを食べると矯正器具に挟まるから食べれないな」と、遠慮することもありません。
ですが、もう食べ過ぎません。
自信があります。
私は今回の歯茎の腫れから深く反省し、食べ過ぎをきっぱりとやめることができたと思います。
何よりも、歯茎を切開したときに口の中に広がった血と膿の味があまりに気持ち悪くて、二度と味わいたくないと思ったからです。
それと同時に、食べ過ぎてなければ免疫力が高まり、人間の身体は自然治癒力が働くということを自分の身を持って知ったからでもあります。
失われたものが再生できるなんて・・・。
本当にすごいことです。
最後の矯正日にやることは、接着剤でつけただけのブラケットを外し、歯についた接着剤の跡をとります。
もうガタガタの歯はありません。
歯もきちんと磨けるようになりました。
この2年と少しの間に次から次へと虫歯ができました。それらの歯を治療をしたあとは、もう虫歯もできなくなりました。
歯茎も腫れていません。
歯からの毒は今のところおとなしくしているようです。
これから数ヶ月はリテーナーを装着して、少しずつリテーナー装着時間を短くしていくのです。(現在は夜寝るときだけ装着します)
数年にわたる矯正は、あっという間に時間がたって終わってしまいました。
つらいときもありましたが、私はやって本当によかったと思います。
自然治癒力を身を以て体験することもできました。
歯並びがきれいになり、歯がうまく磨けるようになりました。それだけでも大収穫です。
これから歯周病や歯槽膿漏に気をつけていかなければならない年齢になるのです。
その前にいろいろなことを体験し,学べたことは本当に良かったと思います。
矯正が終わっても、私は月いちの歯のクリーニングを続けようと思ったのですが、歯科衛生士からその必要もないし、保険が効かないから高額になるので三ヶ月に一度でよいと言われてしまいました。残念です。
(仕事先でリテーナーをいちいち外すことができず、つけたままお茶を飲むので、茶渋がリテーナーに沿ってついてしまうので、私としてはひと月に一度はクリーニングが受けたかったのですが・・・・。)
これからは自分の力で歯を磨いてこすり、毒出しをしていかないと・・・。
この年になって、生まれて初めて歯が健康であるという状態を知ることができました。
いろいろな方の協力を得て、ここまでこれたことと、自分の身体の自然治癒力と再生能力に感謝しています。
今までは病気になると、自分の不養生を棚にあげて、
なんで自分ばっかり!
身体が弱くて最悪!
と思っていました。
自分本位の考え方でした。
冷えとりを始めるようになって、私は健康という状態を知りました。
そして、自分の身体に感謝できるようになったのは大きな収穫でした。
冷えとりをやめたくなっても、続けたら・・・
毒出しは、短く済む場合と長くかかる場合があります。
私の場合はどれも長くて、1年から2年かかました。
長い場合は、その間に何度もくじけそうになったこともありました。
冷えとりをやめてしまおうかと思って、靴下を脱ぎ捨てたこともありました。
だけど、1度はいてしまった6枚の冷えとり靴下を脱ぐと、夏であっても寒くて寒くて自分が耐えられなくなっているのを知りました。
(冷えとり8年生の現在は靴下は8枚はいております)
追記:冷えとり13年目の現在も靴下は変わらず8枚です。
そしてまた靴下を履いてしまう・・・。
半身浴についても、
最低でも20分は入らないと毒がでないので、最初は退屈でした。
でも今ではそのお風呂の時間が自分の内省タイムになっています。
いやなことを考えていても、ぬくぬくとしたお湯の温かさにいると、
どうでもいいや〜 はぁ〜幸せ
と、すぐ忘れることができるように性格も変わりました。(温かい環境で、暗いことや、いやなことをいつまでも考えるのは難しいです。)
半身浴しながら無心で20分は歯磨きもしています。
これが虫歯防止になってよかったのかもしれません。
最初のうちは半身浴をしてもまったく汗をかくことがありませんでした。
恐ろしい話しですが、私は夏でも汗をかかなくて、化粧が崩れないと自慢している大バカ者でした。
とても身体が冷えきっていて汗さえかけない身体だったというのに・・・。
しだいに毒が出始め、身体が温まると同時にいろいろなめんげんが起こりました。
しかもめんげんがレベルアップしていくという・・・。
めんげんに耐えられるようになると、その人のレベルにあっためんげんがでてくるというのは本当でした。
今では、半身浴は気がつくと40分以上は入っています。(現在は平均80分は入っております。
追記:冷えとり13年目の現在は1時間入っています。)顔も胸も腕にも、小さな水滴がつき、したたるほど汗をかくことができるようになりました。
私の身体はしだいに温かさを取り戻し、生理痛も起こらなくなりました。
湯たんぽについては、
睡眠中に一番毒がでてくれるので、寝ているときにも靴下の重ね履きをして湯たんぽをいれるといいのです。
陶器製の湯たんぽを私は夏でも使用しています。
もちろん、靴下の重ね履きを6枚したまま、湯たんぽをいれて就寝しています。
暑くても冷房もいれません。
直接風が当たらないように、扇風機で風をかきまわしています。
それを聞くと、たいていの人は信じられないという顔をします。
冷えとりを始めて、暑さ寒さをあまり感じなくなってきているようです。
家にいるときは、日中でもほとんど冷房もかけません。
暑さ寒さも気にならなくなってきました。
そして、この虫歯のめんげんが終わって、今、また別のめんげんが起こっている最中です。
めんげんで苦しむくらいなら、冷えとりをやめる!という書き込みを読んだこともありますが、私も同じように不安になることもあります。
ただ、めんげんを乗り越えるたびに、私は自分が強くなった気がします。
今まで人のせいにしてきたのを自分の責任としてとらえられるように成長することができました。
◯お腹も減っていないのに、次から次へと食べてしまって、消化器を酷使させてしまってごめんなさい。
◯アルコールの飲み過ぎで身体を冷やしてしまって、免疫力を弱めてごめんなさい。
自分の身体に対して謝ることばかりです。
病気は何かの原因があるから、結果として現れているものなのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 治療跡がうずくときがあります。身体からの警告です。
私の場合、歯の腫れを切開して縫ったところが、食べ過ぎたと思うと、うずきます。
そうなると、またあんな目に遭うのが嫌なので、自然と食べ過ぎをやめることができるようになりました。 - 半身浴の20分が難しいと思ったら、歯磨きタイムにしてみてください。
あっという間に20分経ちます。お湯につかりながら、お掃除タイムにしても一石二鳥です。お風呂にカビがはえなくなります!