こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
私たち冷えとり家族は、住み替えで引越ししました!
最近、メールのやり取りが多いせいか、連絡ミスで業者の方とのトラブルが増えました。
現場の声を聞けって言いたいのですが、引越し業者さんもいろいろと詰め込まれて大変なのかもしれません。
この記事は、引越しで嫌な目にあった方に向けて、私たち家族がどのように対応したのかについてお伝えするものです。
引越センターの調子のいい代理営業
トラブルの引き金になったのは、営業の人が2日に渡って、引越しすることを提案してきたことに始まります。
さかのぼることひと月半前。20代後半の若い男子が見積もりにやってきました。
その時、彼はあまり良く見ないで見積もりしました。
私たちの住んでいた家は、地下に倉庫があり、そこにもタンスがあるから大丈夫なのか心配でした。
彼は、自分の話ばかりして、転職したい!ステップアップしたい!
と言っていました。
そして、見積もりに来た彼は、10月の人事異動での引越しが混み合っていて、担当支店の営業が足りないため、今日の見積もりは、支店の代打とも言っていました。
この彼の見積もりが本当にいい加減で、高い!と言うと、どんどん値引きされていきました。
こちらでは、当日現金払いだと多少のお値引きがあるようでした。
また彼から引越しを2日に分けるとさらにお得になるのでと勧められました。
その提案には、現場の働く時間を守るためということだということで、そしてそれは先方の都合なので、2日に分ける場合はさらに割引をするということでした。
トラブル① 引越し1日目
約束の金曜日に引越し業者が時間通りにやってこない
前日に引越しの時間が13時から14時の間に到着するという電話連絡がありました。
ところが前の引越しが長引いているので、到着時間が14時から15時になると当日変更の電話がありました。ところが、15時になってもやってきません。
やっとやってきたかと思うと、なんと、15時半で、1日目の引越しは21時までかかることを当日聞きました。
また、この日にはエアコンも取り外し作業もあり、エアコン工事の方との連携もうまくいっておらず、エアコン会社も設置は明日といって一旦帰りましたが(これはうちとエアコン取り付け会社の共通の認識事項でした)、17時からエアコンを取り付けるという再連絡がありました。
この時点で引越し時間とエアコン取り付け時間という2つの連絡ミスが生じました。
この現場チーフが神対応で、1日目は積めるだけ荷物をトラックに積んでしまってそのまま持ち帰り、2日目に搬入するという案を出してきました。結局、現住所と引越し先の二箇所に養生するだけでも相当時間がかかってしまうことを考えれば、時間短縮にはそれがベストだということで、私たちも納得しました。
トラブル② 引越し2日目
見積もり不備でトラックに荷物が入りきらない
現場の人に気持ちよく作業をしてもらいたいので、お昼代をお一人に1000円お渡ししました。
すると...
やはり人間、現金に弱いもので、ものすごいいい働きをみせてくれました。
ところが、営業の見積もりの甘さでトラックに荷物が乗り切れないという事態が起こりました。
これは現場のIさんがすかさず対応。
荷物が積みきらないというトラブル発生のため、住み替え先の搬入が夕方近くにずれ込みました。
トラブル③時間のずれで起こった下の階の人からのクレーム
近隣にご迷惑がかかるといけないと思って、作業開始に菓子折りを持ってご挨拶に伺いましたが、ご不在で挨拶できず。
すると、夕方にずれ込んだ作業開始後、下の階からクレームが入りました。
これも、Iさんが丸く収めてくれました。なぜか下の階の人は、私たちに直接言わないで、作業の方にクレームを言っていたので、早速、菓子折りを持ってご挨拶に行くと、
- 私たちが入る前のリフォームで水が落ちてきた(ベランダ)
- 全面フローリングに変えたから、音が響く
というクレームを言ってきました。←入居前のトラブルは正直対応できません(汗)
このような対応は夫が得意なので、ひたすら謝ると下の階の人はご機嫌を直してくれました。
トラブル④額縁破損と照明器具の破損
結局、この押せ押せの引越し作業は、エアコン取り付け業者にしわ寄せがくることになり、そのため、私は元家の引き渡しに行けなくなりました。←引き渡しは17時に設定。
そして、予想外の荷物の多さのための時間超過と下からのクレームで、現場作業員も疲労困憊で、額縁と照明器具を破損されてしまいました。
それもIさんがきちんと謝罪してくれて、引き取って捨ててくれることになりました。
そして、Iさんは破損した謝罪として、耐震のために家具に取り付けていたものをサービスしてくれました。
この引越しの会社では、依頼すれば、引越しの際に自社開発した耐震器具を有料で取り付けてくれます。これを13年前につけてもらって、2011年の大地震にはビクともしなかったので、今回もお願いしていました。(実費)
これを2つの家具につけましたので、6000円のサービスです。
これは、家具に下に貼るので突っ張り棒のように見た目が悪いということもないので、おススメです。わざわざ後から手配すると人件費がかかり、高額になりますのでこのような時にお願いするのがベストです。
でも、本当のIさんの神対応は、夫と子供の心を変えてくれたことだったんです!
実はベッドはイケアのものが気に入っているから、そちらを持っていきたいと言い張る2人を説得して、新婚当時のベッドを持っていくように誘導してくれたのはIさんだったんです。
イケアの家具はかわいいけれど、長く眠るにはベッドマットがしっかりしている家具屋で購入した家具が良いに決まっていると言って、2人を納得させたのはIさんでした。
問題ありまくりのその後の対処
こうして問題ありまくりの引越しは19時半に終了しました。変更に次ぐ変更で、荷物が入りきらなかったため別トラックを手配したら、そこに準備しておいた領収書がなかったので、支払い時に領収書がありませんでした。
*後日きちんと届きました。
それから、Iさんから、今回のトラブルをご意見箱というハガキを投函して欲しいと頼まれました。そのハガキに下見に来られた営業の名前がバッチリ書いてありました。
そして、引越し終了当日に、夫がクレームの電話をかけました。すると、その営業は退職したという事実を知り...
電話の方は、「現場のIに確認します」と言って、引越しから10日経っても何の音沙汰もなく、ハガキにも問題が起きたことを書いて投函して10日経ったのになんのご返答もないので、私がメールで連絡してみました。
すると、すぐに電話があり、謝罪されました。
仕事は丁寧、だけど現場と営業が噛み合わないため起こる問題がこの引越し会社さんは多かったようです。
冷えとりをしていなかったら、私も夫もゲキ怒りだったと思いますが、冷えとりのおかげで穏やかになっているので、こんなに引越しで嫌な目に遭っているのに怒らずに済みました。冷えとり家族は平和なんですね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
営業担当者の名刺は当日すぐに出せるようにしておく。
近隣トラブルがあった時に即座に対応するために、あらかじめ菓子折りを準備しておく。
現場の人を気分良く作業してもらうためには、怒らない。後からクレームは本社にきちんと告げること。
13年前の引越しで勧められて、家具の下にはこんなものを取り付けたら、2011年の大地震には家具は微動だにしませんでした。大きな家具を持ち上げることは、なかなかできませんので、引越しの際に作業員の方がいる時に手配するのがベストです。(人件費がかかりません)
自分でする場合は、男性二人くらいいればできると思います。