こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。。
年に4回もある消化器の毒だし祭りでもある土用の毒だしがやってきました。
土用の毒だしの期間は消化器の毒が出されるので、胃腸がおかしくなったり、下痢をしたりする人も多くなります。
また、年末年始に食べ過ぎた人もここで一気に毒だしが起こる場合もあります。
毒だしはつらいですが、ここで毒を出しておけば、春の毒だしが軽くなりますので、頑張って毒を出してしまいましょう。
今日の記事は、春前の土用の毒だしで気をつけることについてお伝えいたします。
冷えとりの土用の毒だしとは?
2022年は、
- 1月17日から2月3日→2月4日の立春で春へ
- 4月17日から5月4日→5月5日の立夏で夏へ
- 7月20日から8月6日→8月7日の立秋で秋へ
- 10月20日から11月6日→11月7日の立冬で冬へ
という土用の毒だしを経て、季節が変わります。
土用は、約18日間あります。
土用が終わると、
- 春は肝臓の毒だし
- 夏は心臓の毒だし
- 秋は肺の毒だし
- 冬は腎臓の毒だし
となるわけですが、臓器の毒だしは年に1度なのに比べて、消化器の毒だしは4回もあることを考えると、いかに人は食べ過ぎているのかということがわかります。
そして、この時期に毒を出してしまうと、季節の臓器の毒だしが比較的軽くて済みます。
春は肝臓の毒だしがありますが、肝臓の毒だしは、花粉症などとも関係がありますので、この時期に毒を出してしまうと、花粉症が楽になります。
また、春の前の冬の毒だしであった腎臓の毒だしにもきちんと取り組んでいれば、土用の毒だしも辛くないのです。
(腎臓には、豆がいいのであずきをおしるこにしてたくさん食べたり、冬だからといってこたつに入って動かず、アイスやみかんばかり食べていると毒出しの時、つらくなります。甘いものは体を冷やすからです。)
ですが、なぜかこの土用の毒だしには、たくさん食べてしまい、体調を崩してしまうのが常。
それは、あえて体が悪いものを取り入れて、それをきっかけに一気に毒を出そうということもしているということを知りました。
以前、子供がアトピー治療の時にこの療法を受けていたことがありますが、その時に子供は怖がりだと指摘され、恐怖を和らげるアコナイトを処方され、これによって随分子供の怖さに対する気持ちは改善されたように思います。
毒をもって、毒を制する。
自然治癒力ってすごいのですね!
土用の毒だしが始まると冷えとり家族は?
実は、また1月17日から、土用の消化器の毒だしが始まっていたとは気がつきませんでした。
というのは、年末年始に食べ過ぎて、なぜかものすごい便秘に悩まされていたから、あまり食欲もなかったのです。
もちろん、食べ過ぎにも気をつけていました。
(2017年の春前の土用の毒だしの時に、夫が年末年始の暴飲暴食からインフルエンザにかかりました。)
ところがやはりさすが土用の毒だし期間です。新年の楽しい会合がありました。お酒に甘いものをたくさん食べてしまいました。
甘いものを食べると、比較的すぐに毒だしとして、鼻水が出たり、目やにがひどくなる症状が現れますので、そういう症状が出た時には、半身浴で冷えとりを強化します。
主に食べ過ぎると現れる冷えとり家族の風家では、現在ではこのような形です。
それぞれのめんげんは、各自の冷えとり歴によってこんな感じで出ています。
冷えとり歴12年の風茜の土用の毒だしめんげん→たんが絡む、右膝が痛い
冷えとり歴11年の子供の土用の毒だしめんげん→鼻水が出る
冷えとり歴10年の夫(風宏)の土用の毒だしめんげん→右肘が痛い、足の指がかゆい
土用の毒だしの関係
それぞれ弱い部分に毒だしが現れるようです。
土用の毒だしは、消化器の毒だしですので、目、鼻、喉が痛い、手足が痛い、怪我をするというは、消化器の毒だしなので、納得です。
冷えとりを10年越えるようになり、食べ過ぎには注意できるようになってきましたので、
- 突然吐き気に襲われる
- 下痢をする
- 胃が痛い
というような毒だしは、だいぶ少なくなってきたことを考えると、食べ過ぎは本当によくないことがわかります。
土用の毒だしで気をつけるべきこと
冷えとり歴が長くなってきて、土用の毒だし経験も増えてきました。私たち冷えとり家族が気をつけている土用の毒出しについてお知らせいたします。
食べ過ぎない
お腹が減っていなければ無理に三食食べないことも大切です。
食べ過ぎは体を冷やすもとですし、体が冷えると免疫力が落ちます。
食べ過ぎたら半身浴を強化する、靴下の重ねばきの枚数を増やす
食べ過ぎてしまったな〜と思ったら、いつもの半身浴の時間を長くしましょう。
半身浴は最低でも20分するといいのですが、その倍してみましょう。
食べ過ぎは体を冷やしますので、靴下の重ねばきやレギンスの重ねばきをプラスするといいです。
靴下は絹とコットンがセットなのでプラス2枚にしてみてくださいね。
どうしても食べたくて仕方がないときはあえて食べる
食べ過ぎはいけないと思っていても、どうしてもやめられない時があります。
それは、体があえて毒を入れることで一気に体の中から毒を出してしまおうとしている時があるからです。
その場合、表面からの毒は汗で、一度体に入ってしまった毒は吐くことで、奥まで入ってしまった毒は下痢という形で出る場合があります。
土用の毒出しは、2週間近くあります。
体を温めることを強化しながら、ゆったりとした気持ちで過ごしたいものですね!
もしも食べ過ぎてしまったら、半身浴時間を強化して冷えを取っていきましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
病気の時は食べないに限ります。私は体調が悪いなと感じた時には、半身浴を長くします。すると、大事に至らずにすみます。
いつもよりも半身浴タイムを長くとりましょう。
発熱した時は喜びましょう。熱が高くなると、免疫力が強く力を発揮できます。体を温めて毒を出そうとするからです。
そしてその免疫力は空腹の時にとても力を発揮します。熱が出て辛い時は、体が頑張ってくれているのだな〜とか、溜まっていた毒が一気に出せるな〜と思うと良いと思います。
土用の毒だしには、半身浴のお供に杉っ子で!毒だしの助けをしてくれます。