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冷えとり春の毒だし〜花粉症の再来

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!

いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。

年に一度づつあるという臓器の毒出しの中で、春は肝臓の毒出しの季節です!

春は肝臓、夏は心臓、秋は肺(臓)、冬は腎臓。そして、季節の変わり目に消化器の毒出しが4回あります。臓器の毒出しが年に一度に比べて、消化器の毒出しは年に4回あるということは、いかに私たちが食べすぎているかということがこのことからもわかります。

今日の記事は、冷えとりをするようになって花粉症が寛解した夫が油断して、また花粉症になったお話をしたいと思います。

冷えとりの春の毒出し

2月3日は節分で、翌日4日は立春でしたね。

節分は季節を分けるという意味があり、暦の上ではもう春となりました。

まだまだ寒く、冬のような日もありますが、身体も春に向けて、変わりつつあります。

冬は腎臓の毒出しの季節でした。春は、腎臓の毒出しから肝臓の毒出しへとシフトします。

肝臓は、薬やアルコールなどを分解する臓器です。

東洋医学では、肝臓は「木」の性質であり、春には杉の花粉症がありますが、この肝臓の毒出しをしようという状態に体がなっている時に、花粉がその毒出しの助けをするのです。

花粉を体に取り入れることで、かゆみやくしゃみ、鼻水などで、毒を出すようになっています。

冬の間に食べ過ぎていると、この症状はひどく起こるようです。

そして肝臓が悪いと怒りっぽい

飲み過ぎの人はなんだかすぐ切れて、怒りっぽくありませんか?

春は、苦味や灰汁のある旬のもの(ふきのとう、なずな、せりなどの春に採れる食べ物)が身体の毒を出す手助けをしてくれるので、積極的にいただくのは良いことです。

(好き嫌いのない夫は、ふきだけは大嫌いなのですが、肝臓が弱いので、もしかしたら何か関係があるのかもしれませんね。)

また、この肝臓の毒出しの時にきちんと毒を出さないと、夏の心臓の毒出しの時にリウマチになって痛い思いをすることもあるとのことです。

 

こちらの関係から見ても、肝臓の親に当たるのは腎臓です。

親は子供の面倒をみるものですから、肝臓から毒が排出できないと親である腎臓が引き受けますが、腎臓もいっぱいいっぱいだと毒を引き受けられませんので、肝臓が自分で出さなければなりません。

そうなると、花粉の力を使ってなんとか出すのです。

となると、花粉症がひどくなります。

(花粉症がひどい人は肝臓を酷使していないか、見直してみることも大事でしょう。)

都会には花粉があまりないので、花粉が飛ばなければ大丈夫などと思う方もいるかもしれませんが、杉がなければ、松、松がなければ埃をきっかけにして、毒は出るとのこと。

冷えとり上級者は、花粉を喜んで浴びているという話も聞きました。

花粉を入れることによって、肝臓の毒出しができるからなのです。

花粉症の人からしてみれば、信じられない話ですが、本当です。

そして、この春の肝臓の毒出しがきちんとできなかったら、次の季節の夏の心臓の毒出しの時に、心臓がその毒を自分で出さなければなりません。

(肝臓は心臓の親にあたりますから、親は子の毒を肩代わりするのですが、やはりいっぱいいっぱいだと、その季節の毒出しをしなければならない臓器は、自分で毒を出さなければならなくなります)

心臓の毒出しはちょっと怖い気がします。

義理の父が痛風から尿路結石、そして心臓疾患を患いました。

(*詳しくは、「冷えとり 心の毒②「冷酷」」をご覧くださいませ。)

腎臓で毒が出し切れなかったために心臓で毒を出すことになったのかもしれませんね。

身近に症例があるので、本当なのだと改めて思いました。

何とか肝臓で毒を出しておきたいもの・・・・。(義父は心臓が悪くて大変な状況を知っている分、心からそう思いました)

肝臓にいいものは、麦です。特に麦茶は一年中飲むのはお勧めだということでした。

心臓には、あわ、ひえ、きび肺には米腎臓には、豆、小豆が良いとのことです)

なるほど、ちょっと心臓から毒出しは怖い感じがするので、私もこれからの季節は麦茶をたくさん飲もうと思いました。

麦茶は夏のものと思っていましたが、寒い季節でも温めて飲めば美味しいですね。

今は、麦茶がフリーズドライで粉状になっていて、溶かして飲むだけという便利なものもありますが、やはり効果的なのは、麦茶をやかんで煮出して作るのが一番だそうです。

温かい麦茶もなかなか美味しいですよ。

 

花粉症の再来

実は、夫は花粉症で、毎年、春には花粉症の症状から、目のかゆさ、くしゃみ、鼻水に悩まされていました。

(あまりにひどい時には、花粉が活発になるひと月くらいから予防のために薬を飲んでいました)

ところが、冷えとりを始めて2年くらい経った時にあんなにひどかった花粉症が現れなくなったのです。

(*詳しくは、以前のブログ「冷えとり 男のめんげん 夫の場合4〜花粉症〜 」をご覧下さいませ。)

ここで冷えをしっかりとっておけば良かったのですが・・・

今年は花粉症が再来してしまいました。

春の毒出しは、冬にきちんと毒出しができていないとそのぶんの毒を春に出すことになり、激しくなるのです。

冬の毒出しでは、腎臓の毒出しが行われます。

冬にしっかりと腎臓の毒を出せなかったり、こたつに入ってみかんなどを食べすぎて(今はアイスかもしれませんね)甘いものをとりすぎると、そのつけが春に回ってくることになります。

夫も、この冬は、

「花粉症もなくなったし、大丈夫、大丈夫」

と、お酒や甘いものを毎日のようにとっていました。

アルコールや甘いものは体を冷やしますので、飲みすぎ食べ過ぎには注意しましょう)

すると・・・

今年は2月下旬くらいに、目がかゆいと言い出し、真っ赤に目が充血してしまいました。

花粉症の再来です。

夫もここ2年くらいは花粉症とは縁がなかったので、改めて花粉症になってみるとこんなにも辛かったのかと後悔しています。

それでも、昔の夫でしたら、花粉症の症状が少しでも現れたら、すぐに病院に行って、薬を処方してもらいましたが、冷えとり6年目になった今は、病院に行くという発想がなくなりました。

このように体に不調が現れた時には、食べ過ぎを控えて(夫の場合は、アルコールと甘いものをやめる)、半身浴の時間を増やし、症状を抑えるというようなことができるまで成長しました。

食べ過ぎは、本人がやめなければ、いくら周りが言っても治ることはありません。

夫も、花粉症の症状がなくなり、また生活習慣を食べ過ぎの頃と同じようにした途端に、花粉症が再来してしまいました。

冷えとり提唱者の進藤義晴先生の

(病気を)治すな。(生活習慣を)直せ。

というのは、本当です。

皆さんはいかがですか?

そうは言っても、なかなか難しいですね・・・・

これからも、少しづつでも前進できるように、冷えとりを頑張っていきたいと思います。

追記2019年7月20日:何回かの食べ過ぎを乗り越えた今、夫は冬の食べ過ぎがなかった年は花粉症が軽いということに気がつきました。冷えとり10年になり、ようやく食べ過ぎを抑えることができるように変化しました。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. 肝臓は体に入ってきた毒を分解する臓器です。
    肝臓が分解するのは、お酒、薬、化学薬品。
    口から入ってきたものは、ほとんど外に排出できるのですが、経皮毒と言われる皮膚から入ってくる毒は、すべて出すことができません。(ナプキン、湿布、シャンプー&リンスなど)
    ですから、できるだけ体に良いものに変えていきたいですよね!
  2. 上記のことから、私は経皮毒をなるべく取り入れないように、湿布はしない、ナプキンは布ナプへ、ヘアケアは塩浴&ヘナ染めへと、変えてきました。
    すると、変えたばかりの最初は眠くて仕方がありませんでしたが、最近では、調子が良く、白髪も少し減ってきたように思います。
    できることから始められると良いですね。
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