こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただき、本当にありがとうございます。
さて、症状の改善はだいたい3ヶ月と教えてもらいましたが、子供のアトピーはあまり改善もしませんでした。
ただ、ものすごく腫れ上がって真っ赤になっていた発疹のようなものは、カサカサと乾燥し始めて、ポロポロと皮がむけ始めました。
この時はもう、抗アレルギー剤も飲まなければ、ステロイドも使用しませんでした。
保湿剤も肌に蓋をしてしまうことになると聞き、塗りませんでした。(アトピーは保湿するように指導されますから、これには本当に目からウロコでした。)
ひたすら、シルクパウダーをはたき、水に溶かして飲み、食べすぎに気をつけ、たまには大好きなおやつを食べるという日々を子供は送っていました。
親の私もだんだん症状に一喜一憂しなくなってきました。
キャンディケイト繭結さんで教わった、「大丈夫、大丈夫」と言いいながら手当をするのが自分にも言い聞かせ、子供にも安心を与え、良かったように思います。
あまり、見た目には変わりはしませんでしたが、なんとなく物事がいい方向に動いていく予感もしました。
ところが、治りかけると、お菓子が当選したり、友達が遊びに来てお土産にお菓子をくださったり・・・
まるで試すかのように、自分の意志とは関係がなく、お菓子が目の前に現れるので、これには本当に困りました。
大人だけだったら、誰かにあげてしまいますが、子供は食べたい!と思いますよね。
誰かにあげてしまおうとすると、「あげないで〜」と反対されてしまいます。
進藤先生の著書では、頂いたものはお裾分けすると書いてありましたが、子供は欲張りなので、どうしても独占しようとして、半分誰かにあげようとすると怒るのです。
ケチは大腸が悪くなります。
ものを溜め込むと、便秘になります。
皆様もお心当たりはございませんか?
子供のアトピー脱ステロイド4ヶ月目
さて、4ヶ月目になりました。
アトピーの具合はあまり変わらないのですが、このころは外からは見えない胸部にひどく湿疹ができていて、着替えなどがなければ外側からはアトピーなのか全くわからない状況でした。
このころは腕の部分はあまりアトピーはなかったのです。
胸の部分にできるものはどこの毒なのか?
気になって調べてみました。
841さんのめんげん辞典にも特に載っていませんでした。
アトピーは肺と肝臓の毒とありました。
確かに、喘息にもよくなっていたし、肺の毒が胸部に出てきたのかなと考えることにしました。
このころになると、だいぶ母親の私も、症状が現れた場所でどこが悪いのかあまり気にならなくなってきていました。
とにかく、症状が出ていさえすれば、五臓の毒が悪化することはないのだとむしろ安心していました。
それほど、五臓の毒は恐ろしかったのです。
(アトピーの症状が薬で抑えられている時は、喘息の発作が出ました。肌は五臓で言うと肺と繋がりがありますから、一番先端の出口を塞いでしまったために、五臓から毒を出さざるをえなかったのです)
冷えとりと並行して、アトピーの本も読んでいました。
このころに読んでとても参考になったのは、下記の本でした。
どうして、アトピー・アレルギーになるのか?について書かれていました。
そして、アトピーやアレルギーになった人の食事についても、具体的な対処法がわかりました。
この本でも、子供のアレルギーが、こうして治りましたというコーナーがあり、食べ物から症状を軽くしていく考えが伺えました。
冷えとりと同じく、食べ過ぎはいけないのだなと改めて考えさせられる本でした。
脱ステロイド13週目
この週にはバレンタインがあり、子供も友チョコをもらってきて、たくさんチョコレートを食べていました。
(最近の友チョコは、チョコだけではなく、チョコレートケーキだったり、クッキーにチョコレートがトッピングされているなど、実に様々でした。うちでも、子供と友チョコを作りましたが、あまりの砂糖の使用量に子供が怖いと驚いていましたから、一緒に調理をしたのはとてもいい経験になりました。)
すると、おでこのところに蚊に刺されたような赤い発疹が・・・
若杉友子さんの「アトピー・アレルギーの話」の中に、おでこにできるものは、植物油や甘いものの摂りすぎと書かれていたのを思い出し、本当だと思いました。
チョコは甘いし、最近のお菓子はバターではなく植物性油が使用されているものが多いですからね。
なるほどと思いました。
そして、友チョコを食べた翌日は、痒くてかきまくり、皮膚をえぐっていました。
最近はそこまでのかゆみはなかったのですが、恐るべし、チョコレート!
脱ステロイド14週目
この週は、浅草で買い物を体験するという遠足がありました。
なんと、食べ物も買ってもいいという遠足でした。(心の中では、最近はアレルギーの子も多いから、やめてほしいなと思ってしまいました? アレルギーの問診表もたくさん書かせられ、面倒です。)
浅草といえば、人形焼。
もちろん、みんなが食べていれば、食べないという選択肢は子供にはありません。
いろいろなお菓子を試食でもらったり、買ったりして食べたようです。
すると、翌日の体育の授業で転び、膝から血が噴き出す大怪我を負いました。
本当に冷えとりの本のとおりです。
緊急の毒は怪我で出させる・・・これはそのとおりでした。
そして、ブツブツ(アトピー)は猛烈に増えました。
まあ、仕方がありません。
楽あれば、苦ありですから・・・
脱ステロイド15週目
依然として、体にはブツブツがあるけれど、象の肌のように(あるいは、お餅が乾いてガビガビになって割れている?ように)なっていた肌に、少ししっとりとした潤いが出てきました。
そして、お尻や背中のところにできていたものがほとんどなくなりました。
これも本当に不思議な現象の一つなのですが、アトピーは悪化している時にはとても気になるのですが、それをとおり越すと気にならなくなり、そして気がつくと治っているということも多かったです。
乾いた皮膚や真っ赤でじゅくじゅくの肌は、その時は本当にどうなることだろうと思いましたが、その症状の下にはきちんとした綺麗な肌ができていました。
間違った細胞をコピーしていたのを、少しずつ正常な状態に戻していっているという実感がありました。
脱ステロイド16週目
この週には、突起したブツブツはなくなっていました。
以前そういうものができていたところは、薄い赤い点になっていました。
体の後ろ側にたくさんあったアトピーはなくなりました。
まだ、お腹と胸と腕には結構なアトピーはあります。
この週に実験をやってみました。
デミグラスハンバーグを外食しましたら、夜と翌朝にはかきまくり、翌朝には腕と胸に猛烈なブツブツ(じゅくじゅくしている)ができました。
子供は食べた毒がすぐ出せるのです。
そして、若杉さんの著書によると、子供の体の前側に出る毒は陰性、後ろ側は陽性ということですが、肉は陽性の食物なので背中側に湿疹が出るかと思っていたのですが、前側に多く出ているのは面白かったです。
子供は、陽性と陰性にはっきりと分かれるわけではなく、混合タイプが多いというのも特徴だということでした。
じゅくじゅくしたものは陰性で、陰性のじゅくじゅくは果物や甘いものを食べる子に多いとのこと。
そして、腕によく症状が出る子供はトマトや早物(ハウスで季節に関係がなく出荷されるもの)、手足の関節は鶏肉の毒とあり、当たっていると思わずうなづいてしまいました。
うちの子どもはトマトが大好きで夕食に欠かしたことがなかったんですよね。
しかも早物のフルーツトマトです。
バッチリ、その通りに体に現れているのは本当に体は正直だと思いました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- アトピーはなかなか薬を断つことができません。
なぜならば、ステロイド剤を塗ると劇的に症状が改善されるからです。
でも、だんだん弱いステロイドでは効かなくなり、強いものを使わなくてはならなくなります。そして、アトピーもパワーアップしてきます。
アトピーに深刻に悩む方は多くおられると思いますが、必ずある時が来れば、自分に必要な治療法をやってみようと思えるようになります。
私と子供もそう思うまで10年の月日を要してしまいました。 - 食べ物は体を作ります。
本当は季節にあった食べ物を食べるべきなのですが、今ではいつでも好きな食べ物を買うことができる環境にあります。
なるべく、その季節のものをいただくようにしましょう。