こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただきまして、ありがとうございます。
うちの子どもは現在一切の塗り薬(ステロイド)、飲み薬(抗アレルギー剤)をやめました。
今、やめて半年以上たちました。
追記2019年6月12日現在、3年と11ヶ月になりました。
アトピーのお子さんを持つ親御さんの悩みである”薬をいつまで飲ませなければならないのか?”ということに私もとても悩みました。
薬をやめることで子供に苦しい思いをさせないのか?
ステロイドに対する恐怖感はどうすべきか?
ステロイドを使い続けるとやめられなくなるのではないか?
だからと言って、薬を使わないというのは、親として本当に正しいのか?
本当に悩みに悩みました。
今、私のしていることは正しいことなのかどうかは断定できないかもしれません。
(たまたま、うちの場合が、良い結果が残せただけかもしれないのです。人によって、薬を飲んできた年月も量も、食生活も違います。同じようにやったからといって同じ結果になるというわけではないのです)
ですが、記録をお話しすることで、こういうケースもあるということを知るというのも、何かの決断をするときにはいいかもしれませんね。
私も大変参考になりました。
大切なのは、たくさんの情報を得ることではなく、その情報の中でどうすべきなのかということを考える力を持つことだと私は考えます。
冷えとりをして、冷えが取れてくると必ず自分の頭で考えることができるようになります。
お話しに入る前に、以前に子供がアトピーになったということをUPし、現在も多くの方が訪問してくださるブログをリンクいたしましたので、こちらもお読みいただければ幸いです。
(「子供がアトピーになった! 〜闘うアトピーVol1~ 2 3 4 5冷えとり健康法 6親の決意が全て」をご覧くださいませ。)
今日の記事は子供のアトピーについて考えます。
子供のアトピーの歴史
うちの子供のアトピーは生後8ヶ月の時に始まりました。
乳児湿疹だと思っていたほほの赤みが、いつまでたっても取れず、小さい手で顔をカリカリとかいていました。
やがて、かくのが止まらないので、血が出るようになりました。
自治体の検診には連れて行きましたが、特にそこでは何も言われることもなく、「乳児湿疹でしょう。そのうちに治りますよ」と言われたのでホッとしていました。
私の心のどこかでアトピーであるということを認めたくなかったのですね。
ところが予防接種が始まり、ちょうど8ヶ月の頃に産婦人科で紹介してくれた小児科に連れて行ったところ、
「何?これ?何でこんなになるまで連れてこなかったの」
というような上から叱る感じで年配の男性医師から叱責されました。
典型的な昔の高飛車なお医者様のタイプです。
無言で軟膏を渡されました。
私は医師に普通に「これはなんですか?」と尋ねました。
すると、「ステロイドじゃないから大丈夫」と言われました。
と同時に、なんでそんなことを聞くのか、面倒くさいやつだというような感じで、
「塗っておけばいいんだよ!!!!」と言われました。
それでもしつこく軟膏は何かを聞くと、
「亜鉛華軟膏」とやっとの事で教えてくれました。
ステロイドが処方されなかったということは、アトピーではないのかと心の中で安心しましたが、念のためにアトピーかどうか医師に尋ねました。(家に戻って、ネットで検索すると、アトピーの人に処方される軟膏というのを知り、ショックを受けました)
すると、
「そんなの、わかんないんだよ!!!」
そう一喝されました。
なんでこんなことで怒鳴られなければならないのでしょう。
絶対おかしいです。
こちらは、不安でいっぱいだからいろいろ尋ねるのに医師としてはこの態度はいかがなものでしょうか?
(これはドクターハラスメントにあたります)
もうここには来るのはやめようと決意しました。
ドクターショッピングはいけないと言われますが、このような医師に当たった場合は速やかに違う医師のところに行くことをしてもいいと思います。
人間というものは、何か隠そうとしていてそこを突かれると怒り出すことがあります。
おそらく、この医師はうちの子供がアトピーかどうかはっきりと判断できなかったから、私の質問に答えられず、威嚇することで面子を保とうとしたのかもしれないと後で思いました。
いただいた亜鉛華軟膏を塗ると、うちの子供とは合わないらしく、さらに掻くので困りました。(それ以前に、信頼していない医師から処方された薬ですから、使用したくないなという気持ちも強くあったのかもしれません)
赤ちゃんだから小児科に連れて行かなければと考えて、紹介してもらった医者でしたが、このようなひどい態度の医者に診せるくらいなら、私自身が普段からかかっている信頼している医師に診せた方がいいと判断し、かかりつけの内科、耳鼻科、皮膚科に連れて行きました。
すると、どちらの医者も血液検査をしなければはっきりと断定はできないけれど、ほぼアトピーと診断されました。
(皮膚科ではほぼ間違いなくアトピーと診断されました。のちに別の感染症で血液をとる機会があり、アトピーとはっきりとわかりました。赤ちゃんの時は血管が細く、針を入れるのが難しいので、赤ちゃんにも苦痛が伴うので、検査のために血液を採るのはやめたいと言われていたので、感染症などでどうしても血液を採るという時に一緒に検査をしてもらいました。)
内科では、ロコイドというステロイド剤、ザジデンという抗アレルギー剤を処方され、耳鼻科ではその薬が出ているのならと、特に処方はされませんでした。
(のちにザジデンを飲ませ続けると、歯の色が黒っぽくなるというのを知り、ショックを受けました。確かに他の子と比べると色は悪いですし、虫歯もできやすいです。でも、これが冷えとり的には、食べ過ぎで消化器の毒が歯に出ていたということがのちにわかりました。)
皮膚科では、抗アレルギー剤は、内科ですでに処方されているザジデンを飲ませて、ステロイドは顔にはキンダベート(弱いステロイド)、身体にはロコイドかアルメタ(キンダベートよりも少し強いステロイド)を分けて塗ることと、保湿のためにワセリンを処方されました。
このころ、私自身は自然療法にはまっていて、できれば薬を使いたくないという気持ちが強くありましたが、西洋医学信奉者の夫に薬を飲ませなければダメだと言われ、私自身もそれを強く拒否することができずに、8ヶ月から投薬することになりました。
まだ私たち夫婦が冷えとりのひの字も知らなかった時のことです。
子供の食物アレルギーと猫アレルギー
血液検査の結果、子供には卵の白身アレルギーが強くあることがわかりました。
動物では猫。
猫と暮らしていましたが、泣く泣く猫は実家に預かってもらうことにしました。
子供も猫は大好きで、猫も子供が大好きでよく、くっついていました。
そうなるとやはり、猫に触れた後は明らかに肌は荒れますし、すべてのかかりつけの医者は一緒に暮らしてもいいとは言ってくれましたけれど、あくまで猫部屋を作り、そこから出さないように子供と隔離して飼うのならということでした。家の環境からそこまではできないと判断し、預けることになったのです。
(たまに実家に戻って、子供が猫に触れると帰りの車の中で目が充血して、肌もかゆくなります。途中、水道水で目を洗ったりして、家に戻るとその症状は治まっています。現在は冷えとりをしているので、すぐに毒が出ていくのかもしれません)
ここで私たち夫婦が医師からのアドバイスを取り入れたのは、たとえアレルギーがあるものでも完全除去しないというものでした。(道にいる猫も触りたければ触らせます)
これは強く内科医に言われたことでした。
「アレルギーがあるからといって、食べ物を除去していくとしまいに何も食べられなくなる。お子さんに宇宙服のようなものを着せて、一生ダメなものから避けて生活させたいのならそうしてもいいけれど、実際問題、それは難しいでしょう。ですから、少しづつアレルギーのあるものを食べさせ、アトピーの症状を出させていくと、やがて食べられなかったものも食べても大丈夫になります。」
(この考えは、冷えとりと少し似ているかもしれません。冷えとりでも食べ物はいいものだけを食べるのではなく、少しは体に悪いものも取り入れるのも重要と言っています。なぜならば有機野菜などしか食べなかった子が、大人になってお菓子を知り、食べたら亡くなってしまったこともあるので、悪いものも取り入れるのは重要だということでした。ほんの少しですけれど、ね)
その言葉を信じた結果、卵は本当に食べれるようになりました。
今では卵を食べても、かゆくなりません。
最初は、少しでも卵を食べると搔きむしりました。
加熱してあるものなら、少しは良いと聞き、最初の頃は料理のつなぎに卵を使ったものを食べさせていました。(例えばハンバーグのつなぎで卵を使っているなど)
最初の頃は、卵そのものの料理は避けていました。(卵焼き、目玉焼き、ゆで卵などはNGでした)
保育園でも出さないようにお願いして、様子を見つつ、家の食事で少しづつ、取り入れていくようにしていました。
そして、表面的にはアトピーの症状も治まりました。(見た目には皮膚の荒れはなくなりました)
ところが、次に恐るべきことが起こったのです・・・
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(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 合わない、何かおかしいと思った医者はためらわずに変えましょう。
ドクターショッピングが良くないというふうに言われますが、命を預けるのは自分なのですから、納得のいく医師を選ぶのは大切なことです。
大切なのは、医師の機嫌をとることではなく、自分の命を預けることができるのかということです。 - 冷えとりをしているから、医者の言うことは聞けない。
でも聞くのはただです。
聞いた上で、どの判断に従うのかを決断した方がいいという場合もあります。