この記事は、お料理苦手な女子にむけて書いているものです。
料理をしたことがない私(男性)でも、簡単に調理できるレシピをお伝えいたします。
みんなが大好きなのがハンバーグ
嫌いな人がいない、それが、ハンバーグ。
外で食べたら絶対においしい!
てか、おいしくないと絶対にダメ!
ちょ〜おいしい。には、なかなか出会えなくても、普通においしい!と、言えるハンバーグが出てくるのが当たり前。
それくらいみんな好き!
みんな好きだからこそ、好みも微妙に違ったりなんかする。
人様のおうちに招待されて、ハンバーグが出てくると、「えっ…ハンバーグ?」まあまあおいしいんだけど、なんか微妙な感じがしてしまうのもこれ、ハンバーグ。
もう、ご飯とか、味噌汁とか、カレーの域に達しているから、結局、これ、子供のころから食べているハンバーグが一番好き…。とは、一概にも言えないのもハンバーグの魅力。
やっぱり…、なんだかんだ言っても、外で食べるハンバーグが一番おいしいのかな。ファミマの安いハンバーグも安いなりに美味しいし、黒毛和牛の¥3000~¥4000するようなハンバーグなんて、そりゃおいしいでしょうよきっと!食べたことないけどぉ。
でもね〜。やっぱり、彼氏のためにとか、子供のためにとか、子供舌の旦那のためにとか、つくってあげたくなるんですよね〜、ハンバーグ。
じゃあ、できるだけ美味しくなるように、頑張っちゃいますか?
君たち〜!頑張っちゃうか〜い?
よし、じゃあ、見た目だけでも美味しそうにつくっちゃいますか!
やっぱり、合挽き肉より牛100%じゃないっすか?
ですよね〜。だと、思うんです。
やっぱ、ハンバーグは牛臭いほうが美味しいと思うんです。
で、
やっぱり、表面は焦げ焦げじゃないっすか?
ねっ!ねっ!そうだよね!
あの焦げた感じの肉が焼ける感じの臭い。これが、食欲をそそるんですよね〜。これが、合挽き肉でやると、ちょっと豚肉の香りが強くなりすぎて、ちょっと、鼻に残るというか、ん?ってな感じになってしまうんですよね。わたしはね。
だから、
牛100%のひき肉を焦げ焦げになるまで焼く!
焼いたのに、さらにオーブンで焼く!
外も焼いて中も焼いて、全部焼いちゃう!
焼きに妥協しない!
だから、
美味しい!
それ、やっちゃいましょう!
禁断のハンバーグ
つくっちゃいましょう!
なぜ、”禁断”なのかって?
そんなこと聞いちゃダメ! なんとなく語呂がいいからに決まっているじゃないですか!
禁断のハンバーグ!
エロスの雰囲気を醸し出すハンバーグ あなた…いいんですね…
………
はい。では、いきましょう。
禁断のハンバーグレシピ
具材 3人分
ハンバーグ 牛ひき肉250g、 玉ねぎ大1/2個、卵1個、パン粉20g、牛乳60cc、塩少々、胡椒少々、ナツメグ少々
デミグラスソース 市販のデミグラスソース缶1個、赤ワイン100cc、しょうゆ適量、塩適量、バター大さじ1
まずは、玉ねぎを炒めておきます。飴色になるまで焦がさないようにしっかりと。これが、お肉のジューシーな甘みを引き出してくれるのです。ただ、
「玉ねぎ感を味わいたい」
と、ご希望の方は、最後に生のまま入れてもよいと思いますよ。これ、好みです。わたしはしっかり炒めます。
炒め終わったら、しっかり粗熱を取っておきましょうね。
次に、お肉ですが、最初に牛肉ひき肉をしっかり冷やしておきましょう。キンキンにです。冷凍庫で凍らしたひき肉を中途半端に解凍して使うという方法もありますが、できれば避けたほうが良いです。なぜなら、
手が死ぬ〜
から。
キンキンに冷えたひき肉を手でコネコネするんだから、マジで凍傷にかかるんじゃないかと思うほどきついですよ。だから、凍らすのではなくて、冷やしておく。その理由は、
脂を溶かさないためです。
脂が溶けてしまうと肉汁が全部出てしまうから、出来上がりがパサパサになってしまいます。これが、よくある家庭のハンバーグの失敗例。
なんか硬くてパサパサしてない?ってやつ。
脂を溶かさないように手早く冷たい肉をコネコネします。
コネコネもしっかりしないと、ひき肉のつぶつぶ感が中途半端に残ったハンバーグになって、これも、ナイフや箸で切った時にボロボロこぼれる感じになってしまう悪い例。
だから、ひき肉に塩を振ってから、
キンキンに冷えた冷たいひき肉を手早く、しっかりコネコネこねる。
これ、必須!
コネ終わったら、粗熱を取っておいた玉ねぎ、卵、牛乳に浸したパン粉、胡椒、ナツメグを入れてこねる。
手早くこねる
コネ終わったら成形。
両手にオリーブオイルを塗って、一人分の生地を手に取って、例のやつやりましょう。パシパシパシ。できます?
あの空気を抜くやつ。カスタネットを持つようなイメージで下の手に生地をのせて、下の手で上の手を叩くようにぶつけて生地を上の手に預けて、上の手で下の手を叩くようにぶつけて生地を下の手に預ける。それを繰り返して、生地の中の空気を抜く。
わかるかな〜。わたしの語彙力がないから、伝わらないかな〜。とにかく、両手をぶつけてぶつけて空気を抜く。そんなイメージでやってください。
空気をしっかり抜かないと、焼いているときにハンバーグがどんどん膨らんでパーン!って穴があいて、そこから肉汁が全部出てしまいます。そうなると、もうな〜んも楽しくありませんよ。
だから、
空気はしっかり抜きましょう。
形を整えるときは、中心をしっかり凹ませましょう。
焼くと、どんどん真ん中が膨らんでくる。真ん中がポンっ!て穴が開かないようにするためにも、そのためにあらかじめ凹ませておくのです。
そして、形を整えてから、生地をなじませるために冷蔵庫で少しの間、冷やしましょう。30分くらい。脂をしっかり固めるためでもあります。
じゃあ、焼きますか。
テフロン加工のフライパンでも、グリルパンでも、どちらでもかまいません。ポイントは、
ムラなく全体にしっかり焦げ目をつけること
焼きムラがあると、焼きのあまいところから肉汁が出てしまいます。
だから、焼く。
とにかく焦げるまでしっかり焼く。
これ。しっかり、焦げ目がついたら、ハンバーグをひっくり返して、上のように斜めにして、ハンバーグを油のない上のほうにおいて、下にたまった熱々の油を大さじでかける。
かけて、焼きムラを無くす。その間、火は入れたまま。
熱々の油をハンバーグにかける。かけて、焼きムラを無くす。
焼きムラがなくなるまでかける。
焼きムラがなくなったら、ひっくりかえして、同じことを繰り返す。
熱々の油をハンバーグにかける。
かけて、焼きムラを無くす。焼きムラがなくなるまでかける。
全体が真っ黒になったら焼きの第一段階が終了。
ここまで、お疲れさまでした。
次に、オーブン。レンジのオーブン機能を使って、200度Cで5分。
これをすることによって、中までしっかり火が通ります。
外カリカリ、中ふわふわのハンバーグの出来上がり!
ハンバーグソースの作り方
では、ソースいきま〜す!
まず、赤ワインを煮詰めます。アルコールを吹っ飛ばして、味見をしたら、
うわっ酸っぱ!
という具合にしてください。そこに缶のデミを入れ、ちょっと煮詰めます。トロトロしてきたらしょうゆを少々入れて味見。足りなかったらしょうゆ少々足してくださいね。味が整ったら、最後にバターを大さじ1入れて沸騰させないようにゆっくりかき混ぜながら味を整えてください。
これで、いかにもプロっぽい真っ黒のソースが完成!
ですが、これは、ちょっと大人好みのソースですので、お子様には目玉焼きをハンバーグに乗っけるもよし、ケチャップをドピュッとかけるもよし。
まあ、ソースを変えれば、レパートリーは無限に広がるわけですよ。ちなみに最初の写真のソースは、ポルチーニ茸のソース。けっこう、お金かかってます。
次の写真は、ミネストローネソース。スープのミネストローネの余りにしょうゆを加えて煮詰めて片栗粉をいれてとろみをつけたもの。こども大好き。
まとめ
- お肉は冷やしてしっかりこねる
- 外はカリカリに焦げるまで焼く(肉汁を封じ込めるため)
この二つをしっかりできれば、
香ばしくも、中はフワッフワッ
のハンバーグが楽しめます。
簡単ではないですが、是非、お試しくださいませね。
(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)
風 宏(Kaze Hiroshi)
心の冷えとりコーチ
冷えとり歴13年目。靴下6枚ばき、半身浴20分。最近お酒がやめられるように変化した2015年2月4日より、女性のための問題を解決するブログを開始。2016年9月GCS認定プロフェショナルコーチ資格取得。女性のための心の冷えとりコーチング講座も開催。