こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
毎年、混雑している元旦を避けて、伊勢神宮に参拝することにしています。1年に一度参拝すると、心の毒がきれいになるような気がします。東京から伊勢に日帰りするのにおすすめの回り方と費用をお伝えいたします。
東京から伊勢日帰り神社参拝行程と時間と交通費
私たちの伊勢日帰りの旅は神社参拝が目的です。そのため観光地をあまり巡っていません。心の毒を取るのが目的ですので、娯楽施設である鳥羽水族館やスペイン村などは行程には含まれていません。(鳥羽水族館は1日じっくりと観たい素晴らしい場所です!)
東京駅発(東海道新幹線)→名古屋駅(近鉄特急)→伊勢市駅→徒歩で伊勢神宮外宮→レンタカーで伊勢神宮別宮伊雑宮→伊勢神宮(内宮)→おかげ横丁ランチ→猿田彦神社&佐瑠女神社→おかげ横丁でお茶→伊勢神宮別宮月夜見宮→レンタカー返却→伊勢市駅(近鉄)→名古屋駅(東海道新幹線)→車中にて駅弁で夕食→東京駅着
参拝順は外宮→(伊雑宮)→内宮となります。この順番に従って、別宮さんも合わせて、12社巡ることができました。
出発時間6時東京駅発新幹線→東京駅到着時間20時(14時間)
【交通費】
東京→名古屋往復新幹線
乗車券は金券ショップで購入しました。(正規料金はのぞみ指定席で片道11.090円)
*子供は学割証明をみどりの窓口に提示すれば乗車券が2割引で購入できます。(片道101km以上適用)。証明書は学校に申請すれば発行されます。
名古屋→伊勢市近鉄特急で片道2770円
レンタカー 6時間使用。JAF 割引を使いました。
駐車場は伊勢神宮内宮近くの神宮会館が便利です。1時間500円で、宿泊者や祈祷した場合は無料になります。おかげ横丁に近くて便利です。
伊勢神宮の正式参拝は外宮が先と言われていますが、片宮だけの参拝は縁起がよくないので、必ず外宮と内宮の2つは参拝されてください。これをベースに行程を考えると組みやすいと思います。
*2020年秋からはgo toキャンペーンを使うと、もっとお得に回れそうです。
東京から伊勢日帰りコースの神社参拝回り方
伊勢神宮外宮
伊勢市駅から外宮までは徒歩です。
以前はご祈祷をお願いしていましたが、今は御垣内参拝をしています。
御垣内参拝後、外宮の中にある別宮(多賀宮、土宮、風宮)を参拝しました。私たちはいつも外宮さんで神棚にいれる剣祓いと家族のお守りをいただいてきます。
伊勢神宮といえば、内宮が有名ですが、実は外宮のほうが静かで清らかな気に満ち溢れている気がします。
*剣祓いは、神棚にいれる剣の先のようなお神札です。折れやすいのでご注意ください。
そして、レンタカーを借り、伊雑宮へ。
伊勢神宮内宮別宮伊雑宮
伊雑宮(いざわのみや)は内宮の別宮になります。この伊雑宮は内宮とこんなに離れた場所にあるのかは謎なのですが、実は内宮の本宮はこちらではないかという説もある場所です。
いつも風がぴゅうぴゅう吹いていて、空気が温かい感じがするとても素敵なところです。
車で30分ほどかかる磯部町にあります。伊勢市駅からバスが1時間に1本ほど出ていますが、バスの乗車時間は1時間です。近鉄志摩線「上ノ郷駅」下車徒歩5分です。
外宮参拝後にお出かけになるとベストです。
こちらでも剣祓いをいただきました。
参拝が終わりましたら、レンタカーで内宮に戻ります。
伊勢神宮内宮
こちらでも御垣内参拝をします。できればランチ前に参拝を終えたいものです。午後は内宮はとても混み、気が乱れるからです。ランチは遅い時間になりますが、12時をずらすとスムースに食事をとることができますね。
別宮荒祭宮
こちらもとても混み合っている別宮さんでした。内宮内の出口に向かっていく途中にありますのでぜひ参拝しましょう。
別宮風日祈宮
元寇を神風で撃退し、国難を救ったとされています。五十鈴川の橋を渡って風光明媚な静かな別宮で私は大好きです。お札授かり所近くにあります。
内宮さんでは、剣祓いとお神酒を購入しました。(お正月にいただきます。)
おかげ横丁の「すし久」でランチ
夫と子供はうなぎが大好きでこの旅一番の楽しみでした。
すし久のうなぎは関東とは違う白焼きでおいしいとのことでした。
私はうなぎがあまり好きでないので、エビフライをいただきました。
すし久さんはてこね寿司が有名なお店でいつも混み合っていますが、中がとても広く、待っているとすぐに案内されますので、あきらめずに待ちましょう。待っている間にお店のインテリアが素敵なのでぜひご覧くださいね。
食後、おかげ横丁をぶらぶらしながら猿田彦神社へ。
猿田彦神社と佐瑠女神社
ニニギノミコトが天界から地上に降り立った時に道案内をつとめたのが猿田彦さま。物事の始まりを導く神様と言われているので、何か始めるときには立ち寄りたい神様です。
猿田彦神社の中に佐瑠女神社があり、こちらは天照大神さまが岩戸にこもったときに踊って、その戸を開けさせたあまのうずめの神様を祀っていて、芸能ごとに強い神様です。
こちらでは芸事のお守りをいただきました。また、厄をはらう鈴もいただいて玄関に置いて出かける時に鳴らしています。
厄払いの鈴はお札授かり所に陳列されていない場合がありますので、神社の方に購入したいと伝えると奥から出してもらえる場合もありますので、ぜひ尋ねてみてくださいね。
おかげ横丁でお茶休憩
疲れたので、カフェで甘いものを食べて休憩します。
おかげ横丁にある赤福本店ではぜんざいもありましたが、この日は気温が高く食べたい気にならず、赤福を購入して帰りました。夏になると赤福のかき氷があるので食べてみたいです。
レンタカーで外宮近くに移動します。
伊勢神宮外宮別宮月夜見宮
こちらは外宮の別宮になりますが、イザナギノミコトが死の世界に行った妻のイザナミノミコトに会いに行き、その姿を見てしまったことから追いかけられて、地上に逃げてきます。海で禊をされたときに左目より天照大神、右より月夜見宮が生まれ、それぞれ昼と夜を分けて治めるようになった天照大神さまの妹にあたる神様が月夜宮さまです。
この中に高川原神社という摂社もあります。もちろん参拝いたしました。
そしてレンタカーを返却して帰途につきました。
伊勢神宮の別宮、摂社、末社
伊勢神宮には外宮と内宮を中心として、14所の別宮、109所の摂社、末社がります。宿泊しても全てを回りきるのは不可能なので、私たちはいつも外宮、伊雑宮、内宮を中心に毎年めぐるところを変えています。
他のおすすめ神社は、
願いを叶えてくれるお守りで有名な石神さんで有名な神明神社(鳥羽)
夫婦岩で有名な海の近く二見興玉神社です。
伊勢神宮参拝を終えて
毎年伊勢神宮参拝後には氣が変わります。1年の毒が清められて、新たにスタートするような心持ちになるからなのか、家族にもいろいろな変化もありました。
それ以上に、心が清まり清々しい気持ちがします。
何か新しいことを始めるときや、1年の心の檻をとりたいときに伊勢神宮をご参拝することをおすすめします。
時間がなくても、東京から日帰りで参拝に行くことができる距離ですので、ぜひお気軽にお出かけくださいね。
毒がとれると開運間違いなしですね!
伊勢神宮には特別参拝というものがあります。詳しくは、伊勢神宮に特別参拝する女性と子供の注意すべき服装と2つの参拝方法もご覧の上、ぜひ参拝してみてくださいね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
神社の作法についてはこちらの本も参考になりました。