こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。。
嫌なことが降ってきた時に、どのように対処しますか?
穏やかになるということが書かれていると思ったのに、ケンカの方法を教えているみたいと感じている方も多いと思います。決してケンカをお勧めしているわけではありません。
私にとっての穏やかになるというのは、どちらかに傾き過ぎないことを指します。
つまり嫌なことをされても、中庸にいるということを目指すという意味での穏やかになるということなのです。
そのためには、その両極端にあるものも理解しておかなければならないのです。
許すことと、怒りを認めること、自尊心を守ることの両極を知るということです。(どちらかに傾き過ぎてしまうと、心に正直ではないので、いずれ爆発します。それが今までの私でした。この方法を知ってからは、爆発はしなくなったと自分では思っております)
今日の記事は、同じいやなことが起こった時に、冷えとりをやる前とその後では、どのように感じ方が変わったのかについて、探っていきたいと思います。
冷えがとれると運気が好転しますよ。
(*前回までのお話は、「冷えとり 穏やかになる1 2 3」をご覧くださいませ。)
同じ嫌なことが起こっても、冷えとり前と冷えとり後では運気が変わる
冷えとり前と冷えとり後では、どのように私自身の対応が変わったのか?について、約束をすっぽかされた時のことでを例にみていきましょう。
冷えとり前に嫌なことに遭遇したケース
もう10年も前のことになります。とても仲良くしていた友達から、相談したいことがあるので会いたいと連絡があり、ひと月も前に会う約束をしました。場所と時間は改めて連絡すると言われていました。
ところが一週間前になったのに、何も音沙汰がないので、私から場所と時間を尋ねました。
すると、「あ、忘れていた。その日は仕事を入れてしまった」と言われました。
私は心底がっくりしました。
だって私は、彼女のためにその日を開けて、彼女と会うことをとても楽しみにしていたからです。
それ以上に、彼女にとって、私の存在はこんなふうに軽んじられる存在なのだということも分かったことが悲しかったのです。
彼女は、「また仕事のシフトが分かったら連絡する」と言いました。
しかし、待っていましたが、1ヶ月経っても2ヶ月経っても連絡はありませんでした。
つまり、その程度の存在だったのでしょう。
私も、私のことを大切に思ってくれない人と付き合うことはしたくありません。
彼女とは縁を切ることに決めて、年賀状を出すのもやめました。
すると、彼女から年が明けて電話がきました。出るのを一瞬ためらいましたが、10コールくらいで出てみました。
「元気かなと思って。今年は年賀状もなかったから」
彼女は何事もなかったように話してきました。(シフトが分かったら連絡するといったことも忘れているようでした)
私は、話を弾ませることはなく、すぐに電話を切りました。
おそらく、今までは私の方から年賀状を出すのが通例でしたので、彼女なりに考えるところがあったのかしれません。(年賀状は私からくるのを待たずに、私に出してもいいのでは?とも思いましたが・・・)
なかったことにするというのは良くないことです。
これ以上、ないがしろにされたままお付き合いはしたくはありませんので、お付き合いをやめることにしました。(とは言っても、けんか別れするのは大人げないので、だんだんと距離を置いていき、自然消滅させました。)
このように冷えとりをしていない時は、私は人間関係における不快な出来事が起こると、次々とその縁を切っていたのです。
この当時、私は中庸もなく、本当に白か黒かの生き方をしていたのです。
冷えとり後に嫌なことに遭遇したケース
冷えとりが進んでくると、不思議と私の周りには不快なことをしてくる人が減ってきました。
思いやりがあり、人との境界線もきちんと理解している人が周りに集まってくるようになってきたのです。
お店に行っても、とても素敵な店員さんに接客されるようになりました。
あまり人間関係で嫌なことにも合わなくなったなと思っていた矢先のことでした。
冷えが取れてきた5年くらい前の出来事ですが、また約束をすっぽかされるということに遭遇しました。
これまた前回と同じパターンで、ひと月前に約束をしていたのです。(相手は別の親しい友人でした)
駅で友人と待ち合わせしていましたが、約束の時間が過ぎても現れません。
メールで「寒いので駅前の本屋にいるね。ついたら連絡ください」と送り、本を見ていると、
「ごめんなさい。すっかり約束を忘れて別の予定を入れていました。本当にごめんなさい」とメールがありました。
この時、私は前回のあのパターンだ!と思いました。
あの時の私だったら、この人ともご縁がなかったことにしていたかもしれませんが、冷えとりが進んでいる今の私は、少しがっくりはしましたが、「まあ、そういうこともあるよね〜」と思えるくらい成長していたので、気を取り直して、近所で買い物をして帰りました。
家で待っていた夫と子供が「よく怒らないね〜」と感心していたくらい、私は穏やかに変わっていたのです。
私も変化をしていたから、同じ出来事も変わって訪れました。
このすっぽかしをした友人は、一度謝るだけではなく、この日に何度もメールで謝罪をしてきたり、留守番電話にも謝罪の言葉を入れてくれました。直接お電話もくれました。
もちろん、すっかり忘れてしまったということには、彼女に非はあったのかもしれませんが、彼女の失敗に対するフォローが素晴らしかったのです。
私の自尊心は傷つけられることもなく、「そういうこともあるかもね、仕方ない」と思えるようになりました。
そして、「このお詫びは近々します。また予定を作ってご連絡します」と言ってくれ、冷えとり前に起こった時と同じように相手からの連絡を待つことになりました。
そして、本当に彼女は約束通り、その月の月末に次の約束の連絡をよこして来たのでした。
私自身も冷えとりのおかげですっかり穏やかになっていて、彼女の失敗に対するフォローも素晴らしかったのです。
このような目に遭ったのはとても残念なことでしたが、私は気がつくことができたのです。
成長しないと、同じようなことが姿を変えて、何回も何回も現れます。
今では、相手と約束した時には二度とこのような目には遭いたくないので、前日に「明日は楽しみにしています!」とメールを入れることにしています。
このことをきっかけに2度と約束が忘れられるということに遭遇しなくなりました。
冷えが取れると穏やかになり、運気が好転する
穏やかになるということは難しいことだと思います。
人は、自分の思い通りにしたいという欲が強いものだし、人をジャッジしがちです。
でも、そこから離れ、中庸の立場にいると揉め事にもあまり巻き込まれなくなったということに私は気がつきました。
冷えが取れて、身体の不調がなくなると、心もギスギスした気持ちにならなくなり、私の周りには気分の良いものが集まってくるようになった気がします。
もちろん、私もまだまだ未熟者ですので、たまにイライラしてしまったり、プンプン怒ってしまったり、感情的になることもあります。
そういう時には、接客の悪い店員に当たったりするので、「今、自分はダメな状態だ」と気がつくようになり、自分の状態がわかるようになりました。
本当に物事がうまくいっていると、不思議とエレベーターに乗ろうと思うと、私を待っていたかのようにすぐにエレベーターの扉が開いて乗ることができたりするのです。
予約ができないと思っていたレストランもちょうどキャンセルが出たと言われたりすることもあります。
ですから、物事がうまくいっていない時には不快なことが起こるということを知っておけば、注意することができ、そこから体勢を立て直すことができるのです。
半身浴しているときに、いやなことをずっと考え続けられないように冷えが取れてくると、感情の起伏も激しく揺れることが長くはできなくなってきます。
これこそ、体の冷えがとれて心の冷えまでとれてきている状態なのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
冷えが取れてくると、ぷんぷん、かっか、くよくよという感情に左右されることが少なくなってきます。
人の非礼も許せるようになってきて穏やかに過ごせるようになります。私も失敗するから人の失敗も許せるようになりたいものです。
冷えが取れてくるとあるときに人間関係や自分の周りの環境が大きく変わることがあると服部みれいさんの書籍に書いてありました。
そのことは本当で冷えとり10年を機に心地の良い人ばかりが私の周りに集まるようになりました。
こちらの記事もご覧くださいませ。
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