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がんとおならと白内障のこと|冷えとりおはなし会2-4

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。

冷えとりおはなし会は、冷えとりショップ繭結さんで開催される会です。先生はなんと冷えとり歴26年!大腸がんを冷えとりで改善したなどの体験があります。(追記2019年5月7日柳沢さんの冷えとり歴は現在29年です。)

冷えとりをしているとめんげんが起こり、健康になろうと思って始めたのに病気になるなんて!と思うことにも遭遇します。そんなときにこんな会があるととても心強いものです。

友達でも、なかなか言えない身体の悩みを冷えとり仲間の前では、話せるのはなんだかとても不思議な気持ちです。

今日の記事は、そんなお話会で出たお悩み(おなら、がん、白内障)についてのことをお伝えします。

(*これまでのおはなしは、「冷えとり 冷えとりおはなし会2−1 2−2 2−3 」をご覧くださいませ。)

進藤先生の著書は難しい?食べ過ぎの解釈は?

Unknown困った時はいつもこの本を頼りにしています

冷えとりおはなし会では、進藤義晴先生の著書を読んでもわからないことを質問できたり、冷えとり歴の長い方の経験を聞けるのも心強いです。

進藤先生の本は難しくなく、わかりやすいのですが、例えば食べ過ぎないってどういうことを言うのだろうと私も思ったことがありました。

(*詳細については、「冷えとり 食べ過ぎとはどういうこと? 」をご覧くださいませ。

食べていないと言い張っているうちの夫も、あくまで周りの人が食べ過ぎている中では食べていなかったのかもしれないのですが、病院で食べ過ぎと指摘されたこともありました。

人によっての食べ過ぎの定義はそれぞれだと思います。

  • 肉や魚を食べていないから、食べ過ぎではない。
  • 甘いものはいけないけれど、フルーツは大丈夫(もしくはケーキはダメだけど、あんこはよい)

すべて×(バツ)です。

腹八分でなければ、肉や魚でなくても、たくさん食べれば、食べ過ぎです。

フルーツはビタミンが多く含まれるので甘いものに比べれればいいという点では、◯(まる)ですが、糖分を取っていることには変わりありません。(ケーキよりもあんこというのも同じことです)

食べ過ぎと糖分は身体を冷やすのです。

 

IMG_5634野菜は体にいいからといって、満腹まで食べるのは、食べ過ぎなんですね

 

食べ過ぎない=腹八分でよく噛むことと、本から読み取るのはなかなか難しいことだと思います。

一人で冷えとりをやっていると、時に自分に都合の良い解釈をしてしまう場合もありますよね?

ですから、たまに、こういう勉強会やおはなし会に参加すると、目からウロコのようなことも聞けて、とてもためになります。

それでは、おはなし会の続きを見てみましょう。

みなさんの冷えとりのおはなしの続きの続き

おならとゆる便

  • 相談者は、冷えとりを始めた頃に長年苦しんでいた生理痛から解放され、これだ!と思って、始めたそうです。
  • 冷えとりをやればやるほど、毒が出てきて、最近では三ヶ月前から、ゆるい便に悩まされているとのこと。(冷えとり2年目の時に、現在と同じように、細い便になり、大腸検査を医師から勧められ、受けてみたけれど異常がなかった。その頃は喘息の発作に苦しんでいたとのこと。)
  • それまで便秘でもなく、便もニオイはあまりなかったそうです。
  • ゆるい便とともに、おならが猛烈に出るので困っている。
  • 早朝、必ず5時〜6時の間に目がさめる。
  • 最近は、朝も食べないし、昼も仕事で忙しくて、おにぎり2つしか食べないのに、ものすごく便が出て驚くとのこと。(細い便)

 

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柳沢さんの答え

  • 食べていない時にニオイのきつい便が出るのは、宿便といわれるもの。
  • 便がゆるい、おならが臭いというのは、大腸が冷えているため。
  • 朝の5〜7時は内臓時間でいうと、大腸の時間なので、この時間帯に目がさめるということは、大腸の毒出しが考えられるので、大腸を温めた方がいい。この時間に目がさめるなら、起きてしまって、半身浴をするのが効果的。
    六造六腑の時間-1内臓を支配する時間帯

     

    以前に細い便が出た時に喘息に苦しんでいたのは、大腸と肺は同じジャンルに入るので、肺から毒が出たのではないか。(肺が駄目になると死んでしまうので、大腸が肩代わりしていることもある)

    おならは止めてはいけない。どんどん出す。

    身体から出るものはどんどん出す。(咳も、涙も、鼻水も、血も、げっぷも)

 
IMG_0802バラの匂いだったら、おならも出しやすいですけれどね・・・

 

私も大腸が弱いので、相談者の方と同じようなことがあります。

前回来た時に、お風呂に入ると猛烈におならが出ると相談された方がいて、それは大腸が温まって動いているのでいいことだと聞き、安心していましたが、臭いおならが出るというのは、大腸が冷えているということなんですね。

いくら、おならは我慢してはいけないとは言っても、公共の場で放屁するのはちょっと気がひけます....。

せめて、放屁してもバレないようにニオイを無臭にするためには、大腸を温めるしかないんですね。

身体の部分だけを温めるのは難しいから、とりあえずのところは半身浴の時間を2倍に増やして(私の場合は1時間から2時間に)、靴下をプラス2枚というところから始めていくことにしようと思いました。

がん

  • 相談者は初めての参加者で、冷えとりを知ったのは、がんになり、いろいろなものを読んで、冷えとりに辿り着いたとのこと。
  • 今回、初めて聞く話ばかりで、まだよくわからないことも多いけれど、冷えとりをやってみようと思っているとおはなしされていました。
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柳沢さんの答え

  • がんになっている臓器を治す。臓器が元気になれば温まる。
  • 西洋医学は対処療法(手術して患部をとったり、薬で症状を抑える)
  • 冷えとりは根本治療(異常を正常にする)
  • そのためにはどうすべきかというと、半身浴、食事に気をつけること。
  • 臓器は血液から栄養をもらって生まれ変わる(だいたい2ヶ月半)ので、末端までに栄養が行き渡るように体を冷やさないようにする。(半身浴)
  • ご飯を腹八分(できれば腹七分にするとなおよい)に抑えて、よく噛む。よく噛むと少量で、お腹がいっぱいになるから食べ過ぎない。
  • だいたい30回噛んでということが進藤先生の著書に書かれているけれど、回数を数えながら食事するのは味気ないので、右で噛んだら、左で噛むということをしていればよく噛んでいると考えてよい。

 

c67f7a484ae1038ebea4246358e2933d_s確かにこれだけのものを左右で噛んで食べるのは、疲れるのはわかります。

 

前のおはなし会に時に、がんはどうしてできるかという話がありました。

がん細胞は、冷えている身体に適応できるように突然変異した細胞なのです。(ということは、体を温めている限り、がんにはならないということなのでしょうか?)

冷えているところで活動できるように変異を遂げたのが、がん細胞。(ある程度の温かさがないと正常な細胞は活動できなくなるそうです)

そして細胞も生まれ変わるのですが、変異を遂げた細胞もまた同じようにコピーして生まれ変わるそうです。

ですから、がんを取り除いたとしても、根本の臓器の冷えを取らなければ、またその変異した細胞が発生する可能性が高いということになります。

柳沢さん自身、半身浴と断食で奇跡の復活を果たされた方なので、おはなしにはとても説得力があります。

柳沢さんの経歴はこちらをご覧ください。

[blogcard url="http://shop.plaza.rakuten.co.jp/841t/diary/detail/201407240000"]

 

どの相談者のおはなしでも、柳沢さんはおはなしされていますが、半身浴に勝るものはないそうです。

靴下の重ねばきが、冷えとりとして有名になってしまいましたが、本当は半身浴が一番で、食べ過ぎないことが二番なのかもしれませんね。

目が悪い

  • この相談者の方は、目が悪いことを相談にこられていました。
  • 白内障かもしれないので、目が悪いのはどうしたらいいのかを聞きたいということ。(治療するべきか、冷えとりでやっていくのかを決めかねている)
  • 舌が白いのも気になり、白内障かもしれないから舌が白くなったのかも悩んでいる。
  • それから、半身浴も長くやっているけれど、冷気が出るようになったのがわかるようになってきたので、そういうことがあるのかを聞きたいと話されていました。(冷気が出るのがなんとなく怖くなったので、最近は半身浴は30分程度しかやっていない)

 

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柳沢さんの答え

  • 半身浴をしていて、冷気が出ることはある。(相談者は左肩と首から出ると話していました)
  • 目が悪い人は、スパッツをたくさん履いて、冷えを取るといい(幸恵さん(進藤先生の娘さん)もスパッツは10枚履いている)
  • 白内障は腸が治らないと治らない。腸が悪い時は皮膚で毒を出すので、肌が荒れる。
  • 舌は心臓の毒出し。
  • とにかく頭を冷やすことが大事(シャワーで水をかけたりする)
  • 半身浴を強化してまず腸から治すことが大事。

 

4c97ec41b5a08e6ba5dfa7001837b23a_sシャワーで頭を冷やすというのも、考えつきませんでした。

 

私もひどい近眼なのですが、やはり腸が弱いです。

父が緑内障になったので、もしかしたらそういう遺伝があるかもと思ったこともあります。(しかも、父もかなりの近眼で、腸が悪く、下痢をやすい)

最近は、年を取ってきたからなのか、それとも冷えとりで冷えが取れてきたからなのか、レンズの度が軽くなってきました。(冷えとりが進むと近眼も少しは改善されてくるのでしょうか?)

冷えとりは半身浴に勝るものはない

IMG_0524大好きな靴下

 

みなさんのお話を聞いていたら、あっという間に3時間も過ぎました。

まだまだおはなしを聞きたいとは思いますが、そろそろ終わりの時間です。

 

柳沢さんは、冷えとりは半身浴に勝るものはないとおはなしをしめていました。

  • めんげんは症状がきつくなる時は治す力が強くなってきているから。
  • 死ぬほど痛くても死ぬことはないし、一挙に治す時には痛みが出る。
  • 軽い時にはかゆみが出る(かゆみが出るともうすこしで治る)

 

痛み、かゆみなどの異常はすべて鍛錬と考えるといいそうです。(痛みがある時は半身浴を6時間すると治るし、めまいでもお風呂に入っても大丈夫だそうです)

私は、まだまだ身体の異常を鍛錬と受け取ることが容易ではなく、その度にあたふたしてしまいます。

それでも、最近は、冷えとりのめんげんの体験も増えてきたので、ここまでは大丈夫というラインのようなものが自分の中にできてきました。

経験に勝るものはないなと思います。

ですから、冷えとりの先輩方のお話を聞くことは、とても私にとっては、大切なことです。

IMG_0397杉っ子

 


これからも半身浴を強化しようと思い、また杉っ子を購入して帰りました。

この入浴剤を入れると、身体が本当に温まる感じがします。

みなさんもベストな半身浴を見つけてくださいね。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

まとめ

  1. 冷えとりで一番大切なのは、半身浴。症状が重い時こそ、半身浴強化!
  2. かゆい < 痛いのほうが毒がでています。痛くても死なないから毒を出すというのは、衝撃的でした。

みんなが頼りにしている教科書的な存在の書籍です。

毒だしには進藤先生が開発に協力したこちらの商品をお勧めします。体も温まり、毒だしもできるので一石二鳥です。

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