こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。。
東京の冬はあまり寒くないので、街で見る人たちの足元を見ると、ストッキングの女子もいます。
昔は私もハイヒールを履くために、そうだったな〜と感慨が深いです。
でも、もう出来ません。
靴下を最近8枚から10枚に増やしたら、さらに快適なので、そんな足元では自殺行為としか思えません。(【追記2019年5月7日】現在、靴下の重ねばきは8枚に落ち着いています。)
思わず、「お嬢さん、冷えるからやめたほうがいいですよ」と声をかけたくなるのをぐっと我慢する今日この頃。
冷えとり女子の皆様は、これからも、素敵に冷えとりをしていきましょう。
今日の記事は、冬の冷えとりと、どうしてもやめられないタバコについてお伝えいたします。
冷えとりをやっているみなさんのおはなし
冷えとりおはなし会に参加の皆さんのお悩みをご紹介しています。
前回のお話はこちらもご覧くださいませ。
半身浴が好きになったこととお風呂の色の変化
- この相談者の方は、冷えとりを始めてから、半身浴が好きなり、毒が出て行く感覚がわかるようになってきたとおはなしされていました。(お湯に綿のようなものが浮いたり、半身浴後にお湯の色が変わっているので、これが毒が出て行く感覚なのかどうかを知りたいと思ったとのこと)
- それから、白いスパッツもグレーに染まってしまったそうです。
参加者の皆さんも、私も色が出ます、と、ざわめきました!
なるほど、お湯に色が出るということは、皆さん、体験されているのですね。
うちでも、私が最後にお風呂に入ると、お湯がグレーかかっています。
子供の後では、そんなことはありません。(アトピーのひどい時は、白いわたのようなものが浮かんでいたことはありました。肌は呼吸器ですから、肺の毒だったのだと思います)
夫の後になると、必ずグレーなのです。(土用の毒出しの時は黄色でした。消化器の毒がちゃんと出ていたのですね!)
確かに、夫は腎臓があまり良くないので、やはりそうなんだ〜と確信しました。
前に、肺炎で入院したお子さんの顔色が真っ白だったことも思い出しました。
女の子は色白の方が美人だよと言われますが、不健康だということではないでしょうか?
顔が白くていいですねと言われて喜んでいる場合ではありません。
色のことでいうと、みかんを食べすぎると黄色くなるというのは、胃に負担がかかっているということなのでしょうか?(消化器の毒は黄色だというのでそんなことを思いました)
出て行くものは全て毒。
感謝して、色を見てみると面白いです。
タバコがやめられない
- 相談者の方は、タバコが悪いとわかっていてもやめられないという悩みがあるとおはなしされました。
- アルコールには興味がないのに、どうしてもタバコだけがやめられない。
- そして、自分勝手で申し訳ないのだけれど、他人のタバコの煙はとても不快。
- 前回のおはなし会で、半身浴が冷えをとると聞き、5〜6時間するようになったのに、まだ足が寒い時があると言っておられました。
ここで柳沢さんが面白いことを教えてくれました。
ものを食べたりして、鼻水が出ると、それは食べることのストップのサインだそうです。
ラーメンやお蕎麦の食べ始めに鼻水が出るのはいいのですが、これが食べている間中、ずっと出続けるのは、胃がかなり悪いとのこと。
なるほど、なるほど。
ちなみに、昨日、子供にあんまんを食べさせた時に、ずっと鼻をズルズルやっていました。
あれはストップのサインだったんですね。
夫は脳腫瘍の術後、ものを食べている時に鼻水が止まりませんでした。
聴神経腫瘍だったので、耳の中をいじったので、食事をすると鼻水や涙が出ると医師からも言われていたのですが、耳の異常も消化器の毒出しですね。
今、現在は熱いものの食べた始めだけ、鼻水が出るだけになりました。
それにしても、なるに任せてタバコを吸っていいとは、目からウロコです。
私はこの相談者の方のお話を聞いて、少し反省いたしました。
あまりに、うちの家族が、食べ過ぎて、体調を壊すことが多く、私はガミガミ怒っていたのです。
よく進藤先生の著書が厳しいことを書いてあると聞きますが、私はそうは思いませんでした。
やれと書いてあることをやらないで、自分の好き勝手にした結果、どうしようとあたふたするのが、本当に私も嫌だったのです。
だから、少しも厳しいとは思いませんでした。
それに、やっていない人に限って、言い訳が多すぎます。
だから、家族にも厳しく強制していたのかもしれませんね。
なるに任せて、好きにやらせて、自分で気付き、改善していくというスタイルをとった方がいいということがよくわかりました。
家族にガミガミ言わないようにするのは、難しいけれど、チャレンジしてみようと思いました。
有機農法の食品のはなし
ここで一人の方から、質問がありました。
「食べるものは、オーガニック食品が身体に良いのでしょうか?」
(オーガニック食品とは農薬をなるべく使わず、有機栽培で作られた食品です。)
これは私も聞きたいところです。
私も小さい頃から、母が、外で食べるものは、塩辛いし、何を使っているかわからないから、生協のものしか使わないという環境に育ってきています。その結果、自然とオーガニックのものがいいという思い込みがありました。
そして、夫の大病(脳腫瘍)後には、不摂生を反省して、オーガニックの野菜を宅配で取るようになりました。
2011年の震災以降は、放射能を気にして、できるだけ遠方の産地の食材を選んで購入するようになりました。(子供のことが心配だったからです。大人は気にせず食べています)
水も、水道水のセシウムの数値が高く出るのをニュースで見て以来、こわくなり、遠方より取り寄せて、子供にはその水を使ったものを食べさせています。(大人は水道水をじゃんじゃん使っています)
その報道がされた時には、小さなお子さんを持つ親御さんはパニックになり、給食で使用される食材の産地を気にしたり、放射能に対する勉強会が開かれたり、公共施設(保育所や学校)の水道水を飲ませるのが不安なために、子供に水筒を持たせる親御さんもたくさんいました。
柳沢さんはこのように答えていました。
「幸恵さん(進藤先生の娘さん)も勉強会では、この質問について回答することも多いのですが、目の前のものに感謝して食べてください」
そうですよね・・・。
こだわりすぎると探し求めてしまいます。
例えば、レンコンを煮物に入れたいのに、産地が関東圏のものだと、私はいまだに躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。
それで、遠方の産地を取り扱いのあるスーパーまで足を伸ばしたりして、買い物が一つのスーパーだけで済むことがありませんでした。
本当に一つの食材を求めて、さまよったこともありました。
これは良くないことだそうです。
なぜならば、生命をいただくということは、気をもらうということであり、感謝しなければいけないのです。
絶対これでなければいけないということになると、少しでも悪いものが入るとすぐに身体の調子を崩すことになるそうです。
進藤先生も著書の中で、「少し毒を入れ(2割くらい)、8割はいいものを取り入れ、頭寒足熱、腹八分、身土不二」を勧めていますね。
身土不二とは、「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い。」ということ(ウィキペディアより)
どんなことがあっても、やっていく力をつけることが大切だということです。
(以前に、子供がアトピーがひどかった時に、かかりつけの内科医にアレルギーを引き起こす食品を除去したほうがいいか相談したことがあるのですが、その時にこのように言われました。
「お母さん、アレルギーのあるものを除去し続けたら、しまいには宇宙服を着て暮らさなければならなくなりますよ」
つまり、除去していると免疫力がつかないのです。少しづつでも取り入れ、最初はひどい反応が起きても、とり続ければ次第に免疫力がついていくので、大丈夫になるとアドバイスされ、私たちはそのようにすることに決めました。その結果、子供の卵のアレルギーは消えました。)
ですから、どんなことがあってもやっていくというのは、とてもよく理解できます。
不調になるのは、あくまでも正しい生活をしなかった結果が、今に現れるということなので、反省して自分の体と向き合いたいものですね。
まだまだお話は続きます。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
続きはこちらです。
まとめ
冷えとりをしていると、衣食住に関して興味を持つように変化します。服は化学繊維を着るのがいやになりますし、食も添加物は嫌いになり、環境も冷房や暖房の風が不快に思うようになります。
がちがちに冷えとりをやるのはおすすめしません。現代社会で冷えとりをやるには、普通の生活の長所や短所をとりいれながらやらないと長続きしないからです。中庸になるのが大切です。
冷えとりのバイブルとしてこの本が手元にあると安心です。