こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜です。
4月に急におしりににきびのようなぶつぶつができ始めました。
冷えとりの毒出しと考えて、甘いものを調整したり、かきむしっていたところ、かゆみの面積がとんどんひろがっていきました。
お尻は自分ではなかなか見られる場所ではなかったのでずっと放置していましたが、あるとき気になって鏡でみたところ、皮膚がえぐれているのがわかりました。
急に何か別な病気だったらどうしようと心配になりました。
冷えとりは毒出しがあるのでいつもは気にしないのですが、鏡を見てしまったらこの状況はどうなのか気になるようになりました。
この記事では、
- かゆみのめんげんにお悩みの方
- めんげんがキツすぎて苦しい人
- 病状がキツくて医者に行こうか迷っている人
にむけて、冷えとり15年の私の考え方をお伝えできればと思います。
お尻のかゆみのめんげんはどんな意味がある?
進藤義晴先生の『幸せになる医術 女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活』によれば、冷えとり的にはお尻にでるめんげんは腎臓からのものとあります。
また、かゆみは皮膚の毒で掻いて毒を出そうと体がしています。
進藤義晴先生の『新版万病を治す冷えとり健康法』によれば、
仙骨、尾骨、肛門のまわりから、冷えや食べ過ぎの毒が出る
出典:進藤義晴『新版万病を治す冷えとり健康法』
とあり、消化器の毒がでているので食べ過ぎを改めるとお尻のかゆみはおさまっていたのですが、おつきあいで甘いものを食べる機会があり、一気にかゆみが広まりました。
それでも、食べ過ぎを抑えてなんとか乗り切ろうとがんばっていました。
詳しくは【冷えとりとめんげん】おしりのぶつぶつ、かゆみをご覧くださいませ。
ところがかきすぎて、お尻がひりひりして座れないくらいになってしまいました。
そして気になり、鏡でお尻をみたところ、皮膚がえぐれるくらい真っ赤になってしまっていたのです。
座ると皮膚がえぐれたところが痛くて、長く座れないんです(涙)
お尻のかゆみを調べてみました。
4月頃のお尻の状態
2ヶ月後のお尻の状態
いつもならこれはめんげんと思って耐えるのですが、ある日あまりにかゆくてお尻を鏡でみてみると、猿のお尻のように真っ赤になっていて、皮膚がえぐれていました。
4月に見た患部の面積の倍になっていました。
おまけにじゅくじゅくしています。浸潤液が出ていて、患部がシルクのパンツにはりついてしまっていました。一週間で一気に倍の患部に広がりました。
心配になってネットで調べたところ、とびひの症状に似ていました。
伝染するものだと家族にうつしてしまうかもしれない...
とても心配になり皮膚科に行くことに決めました。
皮膚科を受診する
場所が場所だけにかかりつけの皮膚科は男性医師だったので、女性医師の皮膚科を探して受診してみたところ...
意外なことがわかりました。
疲れるとよく太ももの内側にダニに刺されたようなぶつぶつができてかいていますが、一週間くらいで治っていたのでそれと同じと思っていたんですが、もう2ヶ月くらい痒みが止まりません。
はい...(なにか重篤な病気だったらどうしよう...)
皮膚科の先生も不思議がっていました。いつも病院に行って、医師がなんだかわからないというときは決まってめんげんなので、私はやはりめんげんなのかと確信しました。
(めんげんならいいんです。耐えればいいのですから...)
伝染性の皮膚病でなかったということがわかりほっとしました。
しかしカビの検査をするということはお尻にかびが生えるんですね?
こういうときは薬はいただいて使わないのが私のやり方です。心の毒がたまるくらいなら医師にみてもらい安心してどうするか決めます。
かゆみのめんげんとの向き合い方
聞けば食べ過ぎを改めない夫もずっとお尻にかゆみがあったということ。
だって、かゆいときはかいて毒を出せばいいんでしょ?
(今や夫のほうが冷えとりをきちんとできている!)
やはり食べ過ぎの毒が皮膚にでているんでしょうね。自覚はありました。
コロナ禍で毎週土曜にデパ地下で買った惣菜のごちそうやケーキをいただいていました。
コロナ前にはなかったことです。完全にコロナのストレスを食べ物で発散していました。
そんなときに進藤幸恵さんのブログの記事を発見しました。
幸恵さんの症状と似ている記述があり、やはりめんげんなのかと腑に落ちました。
私のお尻のかゆみも浸潤液が出てきて、シルクのパンティにはりつき、パンティを脱ぐ時に患部とシルクパンティが張り付いたところがはがれるときに痛みを感じます。浸潤液を吸った部分のシルクのパンティは茶色になり、シルクがどんなに洗っても固くなってしまいました。
また寝ている間にかきむしってしまい、痛くて目が覚める、必ず目が覚めるのは午前3時台というのも同じでした。
下記の図によると、五臓六腑の時間帯では午前3時は肺の時間帯で肺の毒出しがある時間ですから、肺と関係のある皮膚の毒出しで、お尻が急にかゆくなったのだと理解しています。
午前3時というのは肺の時間帯で、肺の毒は大腸や皮膚から出すのでその時間に症状がでるのはやっぱりそうなのかと思いました。
幸恵さんのブログを読んだら、とても安心してめんげんと向き合うことができました。
薬に頼らずシルクに頼った
私は心配でたまらなかったり、もうだめだと思ったら医者に行くことにしています。家族が医者に行けというならそれにしたがいます。
これは以前、進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に行った時に、
「冷えとりだけで健康になりたいのに家族に頭がおかしくなった、病院へ行けと言われるのでどうしたらよいか」
と相談したときに家族が勧めたり、自分が心配なら病院に行くことをアドバイスされたことを実行しています。
*詳しくは、進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に行ってみました♡をご覧くださいませ。
医者から薬を処方されても飲む飲まないは自分で決めています。
以前は冷えとりだけでなんとか治そうという強いエゴがありました。
今はそういうものはなくなり、臨機応変にめんげんと向き合えるようになりました。
今回は、
- 抗アレルギー薬は使いたくない
- ステロイドはお守りでいつでも使えるという気持ちで持っておく
だけにしました。
シルクの下着を身につけて、どうしてもかゆくて仕方がない時、浸潤液がはりついてひりひりするときにはシルクパウダーをはたきました。
シルクパウダーをはたくと一時的にかゆみはおさまります。しかし肌はガビガビになります。(がびがびになったあとに皮膚が剥がれ落ち、新しいきれいな肌が出てきました)
シルクパウダーは即効性はないのですが、長い時間かけて肌をきれいにしてくれるというのは娘のアトピーのときに経験があるのでしばらく私もこのやり方で毒出しをしていこうと思っています。
それにしても自分がどれだけ毒を持っているのかというくらい、次から次へと毒がでてくるので本当に人間ってどれだけ毒を抱えて生きているのだろうと思いました。
食べることは足りているのにストレス発散や欲望を満たすために食べるということがまだまだ私にはあるのだと反省しつつ、これからも毒出しに励むつもりです。
【追記2021年8月21日】
進藤義晴先生の『幸せになる医術 もっとちゃんと女性のための「冷えとり」生活』の中にこんな記述を発見しました。
尾てい骨の周辺に痛みがあったり、出来物ができたりするのは、心の毒出しです。冷えとりを始めて、この部分に白い粉のようなものが毎日付着するようになった人がいます。この人はそれがなくなったあたりから、明るく前向きな気持ちが湧いてきたそうです。
引用:進藤義晴先生の『幸せになる医術 もっとちゃんと女性のための「冷えとり」生活
これは案外あたっているかも。おしりのぶつぶつは食べ過ぎの毒出しもあるかもしれないけれど、心の毒だしという気もすごくします。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
誰でも体の毒はあります。
すごく心配なときは医者に行き、安心してからその後の治療の判断をすると心の毒もたまりません。
皮膚をかき壊すとバイキンが入り化膿するのでよくないと医者からは言われますが、冷えとりではかいてあえて傷口を広げて毒を出し、出し切ればそのまま症状は消えていきます。
めんげんが出ている時には食べ過ぎを控えて、半身浴時間を長くするとさらによかったです。
傷口にはシルクパウダーがとても役立ちました。
記事内でご紹介したものはこちらです。