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マーマーマガジンの服部みれいさんの『わたしと霊性』を読んで考えたこと

服部みれい「わたしと霊性」
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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane)です!

私が冷えとりを知り、おしゃれだからやってみようと思ったのは、服部みれいさんの書籍のおかげ。
今ではなかなか発刊されなくなってしまったマーマーマガジンで冷えとりのことをご紹介されていたり、冷えとりファッションや生き方、ライフスタイルなどで若い女子から大きな支持を受けている服部みれいさん。
私も大好きで著書をすべて読んでいます。

今回はそんな服部みれいさんが『わたしと霊性』を出版されたので、早速、読後感想をお伝えします。

服部みれいさんとは

服部みれいさんのプロフィール

服部みれいさんは作家、詩人、マーマーマガジン編集長です。

震災を機に都会から美濃へ移住され、エムエムブックスみののお店を経営されています。

著書に『あたらしい自分になる本 増補版 SELF CLEANING BOOK』『自由な自分になる本 増補版 SELF CLEANING BOOK 2』(ちくま文庫)、『あたらしい食のABC』(WAVE出版)、『恋愛呼吸』(加藤俊朗との共著、中央公論新社)、『わたしらしく働く!』(マガジンハウス)、『うつくしい自分になる本SELF CLEANING BOOK 3』(筑摩書房)、『みの日記』(2019年11月に扶桑社より再販予定)、『増補版 わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』(ちくま文庫)など多数。

冷えとりをすると必ずいきつくのは心の問題

私は、最初はただ健康になりたい一心で冷えとりを始めましたが、気がつくと心の毒が出てきて悩まされました。

冷えとりで本当にいいのか?悩むことも多々ありました。

心の毒が出てくるのは当たり前。

冷えとりでは、臓器と心はつながっているからです。

4つの心の毒

強欲=肺(大腸)
冷酷=心臓(小腸、心包、三焦)
傲慢=肝臓(胆のう)
利己=腎臓(膀胱)

誰でもこの4つの毒を持っていて、どの毒が強いのかは人によって変わりますし、その強さの組み合わせで病気が起こります。さらに、病気を治していくと、この元になっている心のあり方にたどりつくのです。

心の毒の大元はインナーチャイルド。

服部みれいさんの書籍でもインナーチャイルドのことはよく書かれていますが、子供の時に親に思い切り甘えられず我慢していたり、本当の自分を抑えて他人ばかり気にしていると、大人になってから自分の中のインナーチャイルドが泣き始めるということを知り、愕然としました。

自分と同じように、多くの人が親との関係に悩んでいることを知りました。

そんなことを服部みれいさんは情報発信されてきました。

服部みれいさんで検索すると

ところが、いつからか服部みれいさんはバッシングをうけることになります。
ネットで検索すると、ご本人も『わたしと霊性』で書いておられるように、

服部みれい 宗教

と出てくることが多くなりました。

でも、わたしは宗教のようには感じられませんでした。

私の世代は、若い頃オウム真理教や幸福の科学が跋扈していた時代で、勧誘され、その世界に入っていった人もいます。

私個人の考えでは、宗教はまっさらに近い人がハマってしまう気がします。学生の頃、社会はこんなにひどいので祈りましょうと勧誘され、それを心から正しいと信じて入信して、さらにこんなにいいのだから広めなければならないと使命を受けて、その世界がすべてになる。

でも多くの冷えとりガールズはきちんと自分の頭で考えられる人たちです。

服部さんの『わたしと霊性』では、そのような宗教的な押し付けは書いていませんし、とくに「宗教について」では私も納得できることばかりです。

あえて、そんなバッシングを受けていた服部みれいさんがこの本を出したことに、私はもう服部さんは次の世界に行ったのだと感じてしまいました。

『わたしと霊性』は新しい世界を知ることができる

霊性ってどういうことなのかについても、この本の中に書かれています。

霊性って宗教じゃなくて愛なんです。

宗教にハマる人たちは、お布施を差し出します。

その代償に、お布施を出した人たちは得しようとします。

冷えとりもよく宗教だと言われますが、冷えとり提唱者の進藤先生は冷えとりグッズを開発することに関わってもマージンは一切とっていませんし、認定講師制度もとっていません。

そこには冷えとり愛があるだけなんです。

どんなときでも自分軸をしっかり!

皆さんは宗教や霊はこわいですか?

目に見えないものは信じられませんか?

じゃ、WIFIは目に見えないのにどうして信じられるんですか?

親しい人が亡くなる時、お知らせしてくれたり、夢が何かを教えてくれることもたくさんあります。
かたちのないものは信じられませんか?

実は私は冷えとりをする前は、占いやスピにどっぷりはまっていました。

詳しくは、【冷えとり心の毒出し】子供のためにスピにハマる夫と、現実を受け入れた妻の話をご覧くださいませ。

占いやスピの言うことを聞いていれば、自分の考えで決断したことに対して責任を取らなくてよかったからです。

自分の人生を生きていませんでした。

この本を読むと、新しい気づきがあります。

それが服部みれいさんの書かれている次の世界なのです。

私の子供が生まれてきた理由も、ここに書かれていることなんだなとすっと腑に落ちることもありました。

『わたしと霊性』情報

『わたしと霊性』
単行本: 304ページ
出版社: 平凡社
発売日: 2019/9/19
サイズ: 18.6 x 13.6 x 2.0cm
価格:1,500円

そんな服部みれいさんの『わたしと霊性』は、自分のあり方を見つめるのにとてもおすすめな本です。

霊性ということで、もっとスピっぽい本なのかと思いましたが、服部さんの思考が書かれている静謐な哲学の本のように思えました。

この本の中には静かな時間が流れています。

秋の夜長の読書のお供にぜひ読んでみてくださいね。

この本を読むと冷えとりへの理解がもっと深まりそうです。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

服部みれいさんの本のおすすめはこちらの記事もどうぞご覧くださいませ。

【本の紹介】服部みれいさんの冷えとりスタイルや生き方を知る『みの日記』

【冷えとり本の感想】服部みれいさんの自分になるシリーズおすすめ『うつくしい自分になる本』

進藤先生も霊性のことについてこんなふうに書いています。こちらもぜひご参考に。

進藤義晴「神霊医療」
【冷えとり本の紹介】心のことが書いてある進藤義晴先生の『神霊医療』健康法と宗教が結びついていることが多く、健康法に盲信すると、病気を治すのは医者と医療なのに、変な宗教に入信したのではないかと思われることもあります。実際、私も冷えとりを始めたときには、冷えとりで病気がよくなるはずがないし、騙されているんじゃないかと疑っていました。そんなときに見つけたのが『神霊医療』でした。...
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