こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
歳をとると悩みに多いのは腰痛。
骨と骨の間の軟骨が、年齢ですり減ったりして、痛みを感じるようです。
若い人でも腰痛持ちが増えてきているようですね・・・。
歳だから仕方がないと諦めていませんか?
実は腰痛は冷えとりのめんげんなのです。
原因不明の首の痛みは甘い物の食べ過ぎで冷えたから?
冷えとりを知らなかった10年も前のことになります。
夫・風宏は、脳腫瘍の手術を受けて、徐々に回復し、もとの生活に戻ってきました。
すると、いつものごとく、喉元を過ぎるとなんとか、という感じでまた大好きな暴飲暴食生活に戻ってしまいました。
さすがに、アルコールの量は減りました。
が・・・
その分、甘いものの量が増えました!!!
甘いものを食べると体が冷える
特に和菓子にはまり、和菓子は身体にいいと言っては、食べまくっておりました。
夫曰く、甘いものは和菓子ならカロリーも低いし、ケーキより全然身体にいいでしょ!と言って、毎食後に食べていたのです。
当然、良いわけがありません。
確かに洋菓子に比べて、卵やバターは使われていない分、カロリーは低いかもしれませんが、砂糖を使っているということに変わりはないのです。
冷えとりでは甘いものは身体を冷やすとしています。
もっと言えば、果物さえよくないのです。(ですから、果物を食べる場合は、身体を冷やさない性質に変えるためにしょうゆをかけて食べることを推奨しているほどです)
実際に、私も出産後、食後に必ずと言っていいほど、甘いものをいただいていて、年がら年中、風邪に感染し、体調を崩していましたので、それは本当のことだったと体感して思います。
私たち夫婦は、甘いものは食間に食べるから太るのだ、食後すぐに食べれば問題ないということを信じて(というか、食べたいための都合のよい解釈ですが)、本当に甘いものを食べまくっていたのです。
ひどいときは、ワインにチョコレートというときもありました。(アルコールも身体を冷やします)
今思うと、本当にぞっとします。
あの頃の私たちに言ってやりたいです。
「そんなことを続けていたら、病気になるよ!」(実際に病気になりましたから)
首に痛みを感じたのは毒出しの肩代わり
そんな生活をしていた頃のことです。
夫・風宏は、朝いつものように起き上がると、突然首の痛みを感じました。
それも、尋常でない痛みで、冷や汗がでてきます。
すぐさま整形外科医に駆け込みました。
頸椎ヘルニアでした。
頸椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨の異常によって起こるヘルニアで、症状は、 肩こり、首痛、背中の痛み、腕の神経痛、だるさ、手のしびれ、手のむくみなど多岐 にわたります。
夫の場合は、頚椎に変形があり、それが神経を圧迫するために、首に痛みが感じるのではないかと診断されたようです。
そして、この頸椎ヘルニアは、段階を追って、痛みが、首・肩→腕・手→顔面・頭部→下半身へと移行してくるようです。
冷えとりでは、841さんのめんげん辞典によれば、首の痛みは腎臓・肝臓・性器の毒とあります。
今までのことを鑑みても、本当に夫は腎臓と肝臓の毒がその臓をだめにしないように、あるとあらゆるところに毒を肩代わりさせていたのですね・・・。
このときは、私たちは冷えとりという存在を知らずにいましたので、夫は病院でブロック注射をしてもらって、痛みを抑えていました。
(しかし、本当は毒はすべて出さなければいけなかったのです)
何回か首にブロック注射を打っているうちに、すっきりと元通りにはなりませんでしたが、普通に生活できるように痛みが改善されたので、整形外科にはそのうちに行かなくなってしまいました。
そして、また、もとの暴飲暴食生活が始まります。
本当に懲りない人です。
肩こりとギックリ腰も冷えが原因
肩こりは食べ過ぎの毒
頸椎ヘルニアが見つかる前から、夫にはひどい肩こりもありました。
職業上、パソコンに向かって、ずっと文章を書くので、肩が凝ってしまうのは仕方がないのかもしれません。
日本人の大半は肩こりの自覚症状があります。
しかし、欧米の人にはそれがないそうです。
(でも、肩は、触ると凝っているということが多いそうです)
実は、私も美容院でマッサージを受けると、よく肩がとてもはっていますねと言われるのですが、欧米人と同じように自覚症状がありません。
夫からは、痛みを感じないくらい凝り固まっているのだと言われますが、たとえ、その凝りがあったとしても、本人が元気よく、普通に生活を送れるのであれば問題にはしませんよね?
夫の肩こりの症状は異常でした。
肩が凝っているから、揉んでくれと頼まれたときに、普通に揉んでもなにも感じないのです。
ほとんど殴るようにたたいたり、全体重をかけて乗らないと効果がないと言います。
(そして、痛ければ痛いほど効果があるんだとも言っています。)
揉んでくれと言われてやる私も力が尽きて、途中でいやになります。
現在では、無印で販売しているテトラのツボ押しを使って、マッサージしているようですが、これも力をかけ過ぎでいくつも折ってしまってだめにしてしまいました。(今までいくつ購入したことでしょう!)
これは異常なことではないでしょうか?
冷えとりでは、肩こりは食べ過ぎの毒として現れます。(消化器の毒)
食べ過ぎると、臓器が休むこともなく働かなければならなくなり、その能力も落ちるし、免疫力も落ちます。
仕事と同じですね。働きすぎると過労がたまり、効率が悪くなり、失敗が増える。
ですから、臓器にも休暇が必要なのです。
食べ過ぎていなければ、肩こりも起こらないのかもしれませんね・・・。
ギックリ腰は体の奥の冷え
そして、ついに・・・・。
11年前のことです。
子供が小さく、床に座って遊ぶために、フローリングの上にじゅうたんをひくことにしました。
その移動のために、ソファをどかしてと夫に頼みました。
すると、ソファをどかしたときに、ギックリ腰になりました。
確かにうちのソファは重いのですが、一人で動かせない重さではありませんでした。
(今では、夫はギックリ腰が怖くて、二度と動かしてくれませんので、私が一人で動かしています。)
実は、私には腰痛はありません。
ただ一度だけギックリ腰の経験はあります。
それは、子供が生まれたばかりの頃に、赤ちゃんを持ち上げるときに、ギックリときました?
そのときは家に一人でいて、2時間くらい動けませんでした。
(赤ちゃんは床に放置でした)
2時間くらい経って、おそるおそる身体を少しずつ動かしてみたら、大丈夫だったのでゆっくりと立ち上がることができました。
このときのことを振り返ると、食生活は甘いものを食べ放題食べていました。
子供に見つからないように台所で、こっそりチョコを口に放り込んでいたり・・・。
異常でした。
ギックリ腰は身体の奥の冷えです。
もう甘いもので冷えきっていたのですね。
当時はまだ冷えとりもしていませんでしたから、裸足で過ごしていましたし・・・・。
このときの経験を踏まえて、夫に身体を動かさず、そこにじっとしていてと言って、休んでもらったら、やはり2時間くらいで身体を動かすことができるようになりました。
「医者知らず『冷えとり』で完全健康人生」(進藤義晴著)に、
「背骨は全ての内臓を受け持っていて、二番目の腰椎は腎臓ですから、腰の辺りが痛いのは腎臓のためです」
と書かれています。
冷えとり勉強会でも進藤幸恵さんが「腎臓は特に冷えに弱い」とも話されていました。
(*冷えとり勉強会のことにつきましては、「冷えとり 冷えとり勉強会に行ってみました♡」をご覧くださいませ。)
だから、腰痛には温めるといいと言われるのですね・・・。
しかし、このギックリ腰をきっかけに夫に不思議なことが起こるようになりました。
体を冷やすようなことをしようとすると腰痛になる
不思議なこと・・・
それは突然何の自覚もなくわけのわからない腰痛に襲われるようになったのです。
それも冷えとりを始めるようになってから、気がついたことだと夫は言っています。
そして、医者にいかなくても、翌朝にはけろりと治っていることが多いのだそうです。
冷えとりを始める前の首の痛みや肩こりは、原因が自分でもわかっていました。
パソコンを一日中使っていたからとか、目を酷使したからとか、原因がありました。
ところが、冷えとりを始めてから起こる腰痛は、そんな心当たりもまったくありませんでした。
なぜだろう?
え???なんだったの?あのひどい痛みは???
そう思うことが本当に多く夫に起こりました。
少し気をつけてみると、
- 明日は楽しみにしていた飲み会だ!
- あと1日で週末だから思い切り飲める!
- 明日は家族で天ぷらを食べにいくぞ!
そう思ったら、腰が痛くなったりするのだそうです。
これはもしかしたら????
彼の内臓たちが、これ以上、酷使されるのをいやがって、飲み会に行かせないようにするために、あえて腰を痛くするのではないかと思わざるを得ません。
(腰が痛くなれば出かけられませんよね?)
先日は楽しみにしていた食事会(おごってもらえるから、おいしいものをたくさん食べさせてもらおうと楽しみにしていたらしいです)の日程を決めたら、腰が急に痛くなり、それが先方の都合でドタキャンになったとたん、すっと腰の痛みがとれたのです。
さすがに夫も、冷えとりってすご〜い!
と言っていますが、どうなのでしょう???
だけど、確実に言えることは冷えがとれてくると、身体の声は聞こえるようになってくるようです。
夫は長い時間をかけて、あんなにやめられなかったお酒を冷えとり9年目にやめて、甘いものも冷えとり10年目にやめることができました。ぜったいやめられないと思っていたアルコールと甘いものも今では、旅行に行った時だけになったので大きな変化です。
冷えとりは10年目前後が大きく自分を変えることができるターニングポイントのようなので、今、つらいと思う皆さんも心の支えにしてみてくださいね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 腰の痛みには温めるといいです。めぐりズム(花王)の蒸気の温熱シートが肌に直接貼れて便利です。頭痛や生理痛にも効きますよ。こちらはつらい五十肩の痛みの時にも効きました。
詳しい記事は【冷えとりとめんげん】右側の五十肩(肩関節拘縮)の冷えとり的解決方法 - 腰痛や肩こりは整形外科に行って、マッサージを受けても、なかなか完全には痛みはとりきれません。
そのときは、すっきりしても、またしばらくしてすぐに元通りですね。
一回のマッサージ代で、絹の靴下を購入してみたら、どうでしょう。
靴下は一度では、終わりではありません。
一度買えばしばらくは、履き続けられます。