冷えとりをすると、最初は体の毒がどんどん出てきて、不調が改善されてきます。
ところが、体の冷えがとれてくるにつれて、心の状態が変わるようになり、それに伴って、環境もどんどん変わってきます。
私の場合はずっと蓋をしておいた子供のときのことが、あふれるように出てくるようになりました。
今日の記事は、私の心の毒であった私を苦しめていた親との関係についてまとめたものです。
親のことが嫌いなアダルトチルドレン
本当は誰もが自分のお母さんのことが好きな子供です。
ところが、私は親との関係が、父とも、母ともあまりよくないアダルトチルドレンでした。
父と母は不仲でいつもけんかばかりしていて、母は離婚をしたい時に経済力がないと離婚できないから会社員になるようにと私に刷り込んできたのです。
父との関係〜アルコール依存症でDVの父との決別
私の父はアルコール中毒でした。
アルコールが入ると入らないでは、ジキルとハイドほど人格が変わりました。家族はそれにずっと苦しめられてきました。
そんな父と関係を切ることを決めたのは、22歳の頃の就職がきっかけでした。
母との関係〜世界で一番かわいそうという被害者意識の強い母親
私の母は被害者意識のとても強い人でした。父との関係が悪く、DV被害者で、いつもお金の心配をしなければならなかったからです。
世界で自分が一番かわいそうといつも言っていました。そんな母親から愚痴ばかり聞かされて過ごしてきた子供は一体どう成長するのでしょうか?
体の冷えがとれてくると、そんな母からのブロックがわかってきました。
心の冷えが取れて、自分が変わり、親との関わりも変わり始めた
体の冷えが取れてくると、続いて、心の冷えもとれてきました。すると、今まで親にどっぷり依存していたことに違和感を覚えて、親との関わり方も変わってきました。
心の冷えがとれてきたときにしたこと〜母との関係を見直す
DVでアル中の父親の愚痴を聞かされた育った私は、母の父への悪口のゴミ箱でした。
そんな関係を見直すこと=母のいいなりにならない、母と距離を置くということをしようと決意したことがありました。そのことを心の冷えがとれてきたときに、思い出しました。
そして、自分だけがどうしてこんなに親にスポイルされなければならないのかと苦しくて仕方がありませんでした。
心の冷えをとり、コーチングを受けて、親との関係を改善し、ブロックを外しこと
自分も子供を持つようになり、本当に子供はお母さんのことが大好きなのだ、お母さんに幸せになってもらいたいと思っているのだというのがわかるようになりました。
私と親の関係を改善したのは、冷えとりの心の毒出しでした。
私は子供から無償の愛をもらうことで、自分の親を許せるようになったのだと思います。
心の毒をとるためには親との関係と向き合うこと
子供はお母さんに愛されたいいきものです。
小さいころ、不幸な親子関係のもとに育った子供は自己肯定感が低くなります。私もそうでした。
自己肯定感が低いと、認めてもらおうとがんばってしまうのです。
それは自分が成長するためにはとても良いことでしたが、そんな自己肯定感が低い人を利用する悪い人もいます。
私はそれでズタボロになりました。
心の毒も出してしまえば、どんどん改善します。
もしも、自分の環境で人間関係がうまくいかない場合は親との関係を見直すと改善されますので、関係書籍を読んだり、カウンセリングを受けることをおすすめします。
もちろん、いやなことと向き合うのはとてもつらいものですので、そんなときは半身浴をして、しっかり体を温めることもお忘れなく。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
私が自分の親とのことを見直すきっかけになったのは、この本でした。