こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜です。
読書の秋、芸術の秋についで、食欲の秋!おいしいものがたくさん!
涼しくなってきたので食欲も出てきました。
あれも食べたい!これも食べたい!
食欲に任せていたら、冷えとり家族はこんな痛い目に遭いました。
この記事では、
- どうしても食欲を抑えられない
- 目の前にたくさん食べ物がないと足りないのではないかと不安
という人にむけて、安心できる方法を書いたものです。
食べ過ぎて、太って体をこわすなんて、もったいありません。
食べ物をたくさん食べないと気が済まないという方に向けてお伝えいたします!
食べなきゃ病気になる、大きくなれない、というのは間違った考えです
私たちは小さい頃から、「食べないと大きくなれないよ」と言われて育ちます。
頭の中には、たくさん食べることがいいことだという考えがしっかりと植えつけられてしまっているのです。
おすもうさんのようにしっかり食べることができて、血となり、肉となるように吸収できる人はそれでもいいのですが、たくさん食べるのがつらい、食べても太れないという人は、明らかに消化能力が低いので、食べる量を減らした方が健康でいられるのです。
現代人は食べ過ぎの傾向にあります
「食べなきゃ大きくなれないよ」という言葉の裏には、親の世代の戦争経験から飢えに苦しんだことがあるので、食べ物の大切さを知っているからこそ出る言葉だと思います。
ところが、現代では24時間営業の店も増えて、いつでもどこでも食べ物を得ることができる環境です。
どちらかといえば過食の傾向にあります。ですから、一食抜かしたところでまったく問題はないのです。
どんな人が食べすぎるのか
安心安全を求める人
少しでもお腹が減ると我慢できない人というのは、常に安心していたいからです。ちょっとの不安も我慢できないから、食べることで安心しようと食べてしまうのです。
食べなくても平気だと思えると食欲を抑えることができます。
食べないことはこんな利点があるということを思ってください。
食べ過ぎないことの利点
【免疫力を高める】
人間は飽食の歴史よりも飢えの歴史の方が長いのです。飢えに対しては耐え忍ぶ能力もありますので、食べ物を得ることができないときは免疫力を高めて、細胞が最大限の働きをします。
【臓器を休息させる】
食べ物を食べ続けていると、その間消化のために胃は働き続けなければなりません。食べ物を食べなければ消化する必要もないので、臓器が休めるというわけです。また、臓器が働いているときにそこに血液が巡りますので、食べてばかりいると、胃の周辺にばかり血液が集まり、足先に血液が循環しなくなり、冷えてしまうので気をつけましょう。
【世界から食料を奪わない】
日本は飽食の国ですが、世界には飢えに苦しむ人もたくさんいます。安い価格は劣悪な労働の上に成り立っていることもあります。私たちが無駄に消費しなければ、飢えに苦しむ人たちの食料を奪わずに済むのです。一人がやったところでどうにもならないと思わず、小さい一歩を踏み出すことも大切なことです。
冷えとりにも食べ過ぎがよくないということが書かれています。
実例:冷えとり家族の風一家の失敗
それでは、食べ過ぎがどうにも止まらない実例を風一家の失敗を例に見ていきましょう。
秋も深まり、すき焼きを食べることになりました。
うちのすき焼きは野菜に対して肉が1割のすき焼きです。肉の出汁が野菜に染み込むのが好きだからなのですが、肉を1パックだけ購入しようとしました。
どうしても足りないと主張するので、2パック買いました。
すき焼きを食べるときに夫にごはんをよそいました。
それでも山盛りによそって欲しいというのでご飯をよそったのですが、やはり、食べきれず残すことに。
肉もかなり残ってしまいました。
それを子供に無理に食べさせようとするので、困りました。
子供も調子に乗って、卵を2個目に突入し、お腹がパンパンなのに無理をして肉を食べた結果、翌朝吐き気で目が覚め、部活を休むことになりました。
夫は便秘になり、私は下痢をしました。明らかに消化不良ですよね。
足りないわけがないのです。
お肉も命をいただくのではなく、欲を満たすために食べられるのはかわいそうだと思います。そしてなによりも食べ過ぎた結果、翌日が1日無駄になってしまったということは、いかなるものでしょうか?
食べ過ぎはなにひとついいことはありません。
たくさん食べることがいいという考えを改めて、ますます冷えとりをしっかりとしていきたいと思った秋の日でした。
まとめ
現代は食べ過ぎの傾向が強いので、一食抜かしても問題ない
胃のもたれや便秘や下痢になる場合は、食べ過ぎている証拠
安心安全を食べ物を食べることで満たさない。別のことで安心安全になるように努力する。
冷えとり家族のめんげんや毒だしのお話が本になりました。