こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
少しづつ暗くなるのが早くなって、虫の声が聞こえるようになるともう秋。
秋から涼しくなり、冷えを意識するようになってきますが、残暑も残るので冷房や冷たいものもかかせません。アイスはおいしいし、食欲の秋でたくさん食べてしまいます...。
でも、秋に入ったら、おいしいからといって、たくさん食べるのを我慢してみてくださいね。
入れることばかりしていると、出すことが追いつかなくなり、咳の発作が起きるようになるからです。秋は排出する臓器と腑(肺と大腸と皮膚)の毒出しが始まります。
ということは、しっかりと体にいれたものを排出することができれば、毒出しが軽くなるんです。
しっかりと呼吸することで、毎年咳の発作に悩まされていた方は改善があるかもしれません。
今日のブログでは、秋に気をつけるべきことをお伝えいたします。
秋の症状の特徴
秋の症状の特徴は冷えとり提唱者の進藤義晴先生の書籍『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』を参考に以下にお伝えしています。
秋の始まりは発熱しやすい
季節の変わり目はからだもついていけていないので、体調を崩すことが多いのですが、秋の始まりは熱が出やすくなります。
その理由としては、夏にアイスやビールなどの冷たいもののとりすぎや、強い日差しや暑さからの冷えのぼせが原因として考えられます。
冷えとりでは熱が出るとやったーと思うのは、冷えとりガールズだけかもしれません( ^∀^)
発熱すると体の体温が上がり、免疫力が高まって一気に体の毒出しができますから、けして解熱剤をつかわないでくださいね!
秋は肺の毒出し
1年に一度は五臓六腑の毒出しがあります。秋の担当は肺です。
肺にたまっている毒を咳や鼻水やたんで出そうとするので、咳の症状が起こることが多く、周りに咳をする人が増えてくるというわけです。
咳は苦しいものですが、絶対に咳をとめないでください。
体から出るものはださなければいけません。
咳が苦しいからと言って咳止めを使うのはやめましょう。
大腸の毒出し
肺という臓器の腑は大腸ですから、秋には大腸の具合が悪くなり、下痢をしやすくもなります。
下痢は体の奥の毒出しですから、喜んで毒をだしてしまいましょう。
下痢をすると体の奥からの毒出しができるので、悩まされていた症状が一気に治ってしまうこともあるのですよ。
下痢が続く
下痢が続くと心配になります。そんなときは顔色をみてください。
めんげん(毒だし)であれば、顔色はいいです。
心配で仕方がないのなら、お医者さんにいってください。
大丈夫かな?とうじうじ悩むとさらに治りにくくなります。
医者に行って安心できるのであれば、心の毒を増やさないためにも行くことを奨励します。
アレルギーが出やすい
秋は排出する臓器の毒出しの季節ですから、アレルギーの症状もでやすくなります。
アレルギーはこれ以上、体のなかにためることができないと出てくる症状です。
目の痒さ、アトピーが秋に悪化しやすいのはこんな理由があったのです。
肌があれやすい
肌も排出する器官です。
肺と同じグループにあります。
肌は体の中の表面にある毒を排出してくれます。
奥に毒が入ってしまう前に、表面から毒を出すほうがいいですよね。
かゆければかいて、傷口を広げてどんどん毒を出すというのが冷えとりの考え方です。
秋の毒出しの対応策
つらい秋の毒出しが始まったら、できるだけよくなるように対処したいですよね。
そんなときにおすすめするのが、
- 腹式呼吸
- 秋に食べるといいものと悪いもの
です。
ひとつずつ解説していきますね。
腹式呼吸
肺の中のものを出し切るためにも呼吸は腹式呼吸で!
- まず息を出し切ります。
- 次に鼻から必要なだけ息を吸います。
このとき腹を動かしていれば腹式呼吸ができています。
腹が動いていなければ口呼吸になっていますので、腹を動かすことを意識してみてくださいね。
咳が出るのは、肺に空気が残っているからだと考えられますので、空気を出し切るという意識をしてみてください。
秋にいい食べ物と避けたほうがいい食べ物
秋にはお米の収穫の季節です。
お米は太ると敵視されていますが、秋にはぜひお米を意識して食べて下さい。
稲は肺の薬ですが、新米がおいしいからと行って食べ過ぎると、心臓と腎臓に負担がかかります。
栗は腎臓の薬になりますので、栗ご飯はオススメです。
反対にあまり食べないほうがいいのはぶどうです。
果物は体を冷やしますし、粒には力が凝縮されていますので、冷やす力が強いためです。
どうしても食べたい場合は、中和させるためにしょうゆをかけて食べることをおすすめします。
まとめ
秋になると、排出を担当する臓器の毒出しが始まりますから、出すことを意識してみましょう!
大切なことをまとめました。
- 頭寒足熱を心がける。
- 解熱剤を使わない。
- アトピーや肌荒れを治したいのならば、その元になっている肺を治す。
- 咳が出たり、肌荒れは大腸の具合が悪いので、乳酸菌を積極的に取り入れましょう。
つけものなどの植物性乳酸菌がオススメです。 - 秋の薬蔵となる食べ物は収穫のある稲=米です。
おいしいからといって食べ過ぎにはご注意ください。
肺を治すと、大腸も肌の調子もよくなっていきます。
溜め込んだものを排出する意識で呼吸することを心がけてみてくださいね!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
大腸の具合の悪い方は積極的に植物性乳酸菌をとりましょう。