こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
男性で冷えとりをしている人はあまりいません。
なぜでしょう?
男性は、女性に比べると論理的な思考をする傾向が強いので、エビデンスがないと、なかなかすぐには健康法にはとびつきません。
うちの夫もまさにそのタイプでした。
最初は、私も冷えとりはとてもいいからと、夫にしつこく勧めましたが、勧めれば勧めるほど嫌がられ、家ではしょっちゅうけんかをしていました。
あるとき、冷えとり勉強会で同じように家族にも冷えとりをやってもらいたいのに、やってくれないのでどうすればいいのかと相談された方がいました。
そのとき、進藤幸恵さんが
自分が楽しくやっているところをみせる
と、おっしゃっていました。
冷えとりは、自分からやらないと続けられないものなんですね。
その言葉を聞いて以来、夫に強制するのをやめました。
私や子供がどんどん健康になっていく様子をみて、うちの夫もこれは?と思って冷えとりを始め、今では10年続いています。
次々と出てくるめんげんを乗り越えて、次に出てきたのは手の指が痛いというめんげん!
手先足先などに出てくるめんげんは、内臓から遠いので比較的に軽いものですが、痛みに弱い男性は、めんげんに耐えられず大騒ぎすることも多いのです。
いくら言ってもやめなかった筋肉作りのために過剰摂取したプロティンがどうやら原因になっている、そんな男性の冷えとりの記録シリーズです。
冷えとりの手の指が痛いめんげん
夫は冷えとり8年目から松本人志さんのような肉体にあこがれて、スポーツクラブに通い始めました。
(*詳しくは、「冷えとり 男のめんげん 夫の場合16 スポーツと冷えとり」をご覧下さいませ。)
靴下は相変わらず6枚はくことは続けていましたが、半身浴はまったくやらなくなり、湯たんぽにいたっては、暑すぎていれなくなりました。
湯たんぽが暑いということは、冷えのぼせになっていると考えられます。
スポーツするようになって、大きく変わったのは、ささみや大豆などのタンパク質を過度に摂るようになったことです。
これによって、便やおならが異常なくらいでますし、臭くなります。
子供もこれには悲鳴をあげて、お父さんのトイレの後にはアロマスプレーをしてもらうことになりました。
最近は、足が痛い、指が痛いと言いだしました。
冷えとりでは食べ過ぎると、怪我をさせたり、目を見えなくさせて食べ物をとりにいかせないようにするという状態が起こります。
食べ過ぎをやめれば治るよと言っても、
スポーツはからだにいい!
美しい筋肉をつくりたい!
と、聞かないので静観していました。
すると、指が痛くなってきたのです。
手の指のめんげん:ヘパーデン結節
夫は仕事上、パソコンキーをたたくことが多く、それもままならないくらい痛みがでてきたので、整形外科で受診しました。
整形外科では、ヘパーデン結節の疑いがあると診断されたようです。
ヘパーデン結節とは、
指の第1関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患で、40歳以上の女性に多く見られるため、ホルモンのバランスにあるとも言われ、男性は、指の使い過ぎが要因とも言われている。
こんなふうに指の第一関節が曲がります。
そして、痛みを伴うのが特徴だということです。
冷えとりでは、指のめんげんは、腱鞘炎、バネ指などは肝臓の毒出しとありますが、まさに夫も肝臓はあまりよくないのです。
(最近、なにかに言い訳をしてお酒を飲んでいます。家では誰も止める人はいないのに・・・)
加えて、タンパク質摂取のために豆乳をたくさん飲み始めました。
大豆には、女性ホルモンとよく似た性質がありますから、女性のかかりやすい病気になってしまったのでしょうか?
ヘパーデン結節はテーピングなどの治療法しかないため、とりあえずそれで夫はしのいでいます。
痛みがなければ、ただ指がまがっているだけですので、老人には多く見られる症状でもあります。
実は、私も小指の関節が大きく曲がっています。
(手の指ではなく、足の指の小指は泌尿器系の毒が出るところで、ずっと生理痛に悩まされたことを思えば、やはりと思わされます。)
これは生まれつきでした。
年をとるにつれて、その関節の曲がりは気になりはしましたが、痛みを感じていないので放置しています。
人によって、気になることや痛みはさまざまですので、自分の納得できる治療をするしかありません。
夫も、病院で診断してもらってはじめて、納得できたようです。
(夫の症状は薬指にでていますが、こちらは胆嚢の毒がでるところですので、肝臓の弱い夫ならではだなと納得させられます)
しばらくこのまま様子見です。
こうして、夫は以前だったらすぐに病院に行って、原因を探らなければ気がすまないことが多かったのですが、原因がわからないことも受け取れるように変化しました。
これも冷えがとれてきたからなのでしょう。
冷えがとれてきた皆様にも、そういった変化がありましたでしょうか?
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 具合が悪くなった時、医者にかかるべきかどうかお悩みの冷えとりガールズの方も多いです。
進藤幸恵さん(冷えとり提唱者・進藤義晴先生の娘さん)は、家族と揉めたり、心配するくらいなら病院に行くことをオススメしています。
なぜって、不安になったり、いらいら、カッカする心の毒のほうが5000倍も悪いからです。 - からだにいいからといって、そればかり食べるのはどうでしょう?
バランスよく食べたいものですね。実は少しの毒も体には必要です。