こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。とりコーディネーターの風茜です。
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきましてありがとうございます。
前回の歯茎の治療(問診とレントゲン)から、ふた月あいてしまいました。
というのは、歯の根の治療専門医は予約がいっぱいで、最短でも次の予約がふた月後でした。
今回からいよいよレントゲンを使って、歯の根の消毒が始まります。
今日の記事は、実際に歯の根の治療がどのようなものかをお伝えいたします。
保険の効かない歯の根管治療始まる
保険の効かない歯の根管治療が始まりました。
レントゲンで根の先を見ながら消毒していくというものです。
私が13歳くらいのときに神経をとって被せた歯の治療では、歯科医が手探りで根の消毒をしていました。
そのため、どうしても届かないところの虫歯や、悪化がわからないために抜歯になった方も多かったとのこと。
歯茎がはれるということは、根管にばい菌が入り、膿がたまっていて、その出口がクラウン(被せ物)で覆われているので、膿を出そうとして歯茎にでてくるということだそうです。
私の腫れている部分は、冷えとりの毒だしの大腸の毒が出ている部分。
それもそのはず、ずっとゆるく悪臭の便が続いています。
大腸の毒がここから出ているのかもしれませんね・・・
さて、根管治療の手順は、以下の通りです。
- 先生の説明
- ラバーダムの装着
(ラバーダムは、治療する歯だけを露出するマスクのようなものです。
口腔内には様々な細菌が存在し、歯内療法(歯の根の治療)の際、これらの細菌が根管内に侵入すると治療はうまくいきません。
また、歯科材料と歯質の間に唾液や血液などが入り込むと、歯科材料本来の接着力が発揮できないことがあります。
これらのことを防ぐため、ラバーダムを装着します。
先生からは、海外の学会発表ではラバーダムを使用していない症例は認められないので、ラバーダムの使用をしてもいいかどうか尋ねられました。それほど欧米では当たりまえだそうです。) - 顕微鏡を使用しながら消毒作業(約1時間半)
- 画像をみながら説明
まず、ラバーダムの装着です。
本当は治療する歯自体に装着するのですが、私の歯は、あまりに削られすぎていて装着するべき場所もないので、隣の歯に装着します。
こんな感じ。
青いのがラバーで歯茎のところを金属のわっかみたいので締めます。
(圧迫感はかなり感じます)
奥歯は根がひとつではなく、何本かありますのでそこをひとつひとつ洗浄していきます。
(根同士がつながっている場合もあるそうです)
この神経の大きさは画像では大きく見えますが、約1ミリくらいです。
そこに消毒ブラシのような細いブラシをいれて消毒します。
顕微鏡を見ながらの作業なので確実にできるというわけです。
これを約1時間。
痛かったら左手をあげるように言われましたが、わたし、激痛生理痛に慣れていて、痛みがよくわからないんです。
(あまりに痛い場合は麻酔をしてくれるそうですが、したくありませんでした)
でも、そんな私でも、ずきっときたときに左手をあげてみました。
すると、「痛いね〜」と言われるだけでとくに何をしてくれるわけでもありませんでした。
治療後の説明をうけたときに聞いたのですが、痛みがあるときはあまり炎症が進んでいないということでした。
痛くないのは、炎症が悪化しているためだそうです。
先生は、私の痛みの状況から、それが知りたかったんですね・・・
我慢しなければよかったです。
治療が終わり、先生は撮影した画像をもとに説明してくれました。
奥を洗浄したら、膿が、その部分と歯茎の腫れている部分からでてきたので、薬をいれたので次までにどれくらい腫れるか観察すること。
今は違和感を感じるけれど、2〜3日でなくなることが多いが、もしどうしても痛むようならば(薬が効かないほど)、連絡してほしいとのこと。
(*治療後、1週間経過しましたが、一度だけ腫れて、歯磨きの時に出血しました。
違和感は2〜3日ありましたが、だいぶなくなってきました。)
まれに、おたふくくらい腫れる場合もあるので、そのときも連絡すること。
次回までに考えて欲しいのが、残りの歯があまりないので、それを補強するためにMTAを使用するかしないかを考えて欲しいとのこと。
(私の治療部分には認可が下りていないが、欧米では普通に使用されている。日本では他の部分への認可が下りている。)
その際、プラスで金額がかかるとのこと。
今の段階では、根を残せるかどうかというのが経過次第だということ。
まあ、悩んでも仕方がありません。
電車が止まってしまって大変でした。
またこの日は朝から夫と子供の受験校のことで口論していて、帰宅が気が重かったのですが、思い切ってこちらから折れてみると、なんだかスッキリしました。
根の毒とともに、私の心の毒もでていったのでしょうか?
次回の治療は、またひと月空いた3月下旬です。
その記事は、【冷えとりとめんげん】9歯茎の治療〜保険のきかない歯医者の治療③2回目治療MTA注入をご覧くださいませ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 歯の自由診療は保険が効かないのでお金がかかります。
私の場合、歯を抜くと、ブリッジ(両サイドの健康な歯を削る)、入歯、インプラントという3つの選択肢しかありません。
どうしても、歯を抜きたくなかったので、インプラントと同じくらい費用がかかる根管治療を選択しました。
冷えとりおはなし会で、歯をインプラントにしたために、食べることができてしまい、食べ過ぎて体をこわしたという人もいたという話も聞いたこともあります。(年をとると歯が悪くなるのは、内臓の働きも衰えるので、食べ過ぎないように歯も衰えていくそうです。)
出費は痛いですが、長い目でみてどちらがいいのか考えてみました。
もうひとつ決め手になったのは、ほとんどの歯科医の先生は、自分の治療の際には保険の効かない治療を自身にされているので、自由診療のほうがいいのだと思ったのもあります。
また、いろいろ調べると、できるだけ、歯は抜かない方がいいとありましたので、根管治療をしてみようと決意しました。 - 認可が下りていないというのも、実はいろいろな理由があります。
MTAの認可がおりていないのは、認可をとるためにはお金がかかるから、別のところでおりているのなら、それでいいのではという企業の考えで認可がとれていないという場合もあります。いろいろなケースがあるので、自分でいろいろと調べて、多角的に物事を考えないといけませんね。