こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただき誠にありがとうございます。
ご存知でしたか?
火傷、怪我、事故に遭うときは、体の毒だしだということ・・・
なぜでしょう?
今は、コンビニへ買いに行けば、食べ物をいつでも手にすることができます。
ところが、昔は簡単には食べ物を得ることができませんでした。
狩猟にいかなければ、肉や魚は得ることができなかったし、育てなければ穀物を得ることもできませんでした。
食べ物も足りておらず、常に飢えとの闘いでした。
そんな時代になにが一番必要かといえば、
健康な体
なんです。
だって、怪我をしたら、
食べ物を採りに行けないですよね?
調理もできないですよね?
食べ物を作るために働けないですよね?
そしたら、真面目に生存に関わってくるからです。
今日の記事は、食べ過ぎると怪我や火傷をすることで体から警告をうける冷えとりの不思議についてお伝えいたします。
冷えとりでは火傷もめんげん
最近、夫が火傷を負いました。
なぜだと思いますか?
食べていない、食べていないと言いつつ、
食べ過ぎていたから、内臓からの警告ではないかと私はみています。
夫は、お酒も、
「少しだけだから」
と言っては飲み、
「ハイボールは水で割っているから、2杯が1杯分」
と言っては、飲み、
飲んでいない、食べていないと言いながら、
けっこう食べ過ぎていました。
そして、お腹が減ったら我慢できない人でもありました。
これは、心の4つの毒の中で、利己が勝っているタイプです。
(*利己の毒につきましては、「冷えとり 心の毒 利己」をご覧下さいませ。)
このタイプは、少しの空腹も我慢できないので、食べることで自分を満たそうとします。
たとえば、あと30分で夕食だというのに、お腹が減ってがまんできないと何かを食べてしまったり・・・
食べた上に、さらに足りないと食べてしまって、
肝心の夕ご飯があまり食べられない。
この少しでも不安になると安全安心を求めようとする利己の欲を無くさない限り、利己の人は消化器に毒がたまります。
すると、どんなことが起こるでしょうか?
消化器は、自分の仕事が増えると働き過ぎて疲れてしまうので、その原因となる食べ物をいれないように仕向けるようになるのです。
それが、怪我、事故、火傷・・・
または、目の不調(目が見えなくなると同じ理由で食べ物をとりにいけなくなります)
のどがいたい、口内炎ができる(口の中がいたくなると、ものを食べることができなくなります)
といった症状なのです。
ですから、このような症状が起こったときは、内臓がもう食べないでと言っているのだと思いましょう。
この日もそんな感じで、夫はなにかしら食べていました。
そして、この日の晩御飯は、今週はストレスがたまったので、たくさんビールを飲む予定で、それに併せてハンバーグを調理していました。(夫の趣味は調理です)
すると、なんということでしょう。
フライパンのネジが急にはずれて、熱した油が飛び散り、ひどい火傷を負いました。
楽しみにしていたお酒も思うようには飲めませんでした。
火傷をした上にお酒も飲んでしまったので、冷やしても冷やしても痛みが襲ってきて改めて火傷のつらさを味わいました。
かわいそうだとは思いましたが、このような状況にならないと夫は言うことを聞いてくれないので、
「食べ過ぎると怪我をするんだよ」と言いますと、
例のごとく、食べてないもん、と言い張りましたので、
その日の食べたものをあげてみました。
- まず、晩御飯30分前に空腹に耐えきれず、食パン1枚とぶどうパン。
- 食事のときに、水で割っているからそんなに飲んでいないとハイボール3杯。
- 食後にいただきもの梨(果物は体を冷やします)
- その後、台所でこっそりバームクーヘンをかじって、私に叱られる。
これでは、食べていなくはありませんよね・・・
冷えとりガールズの皆様も、怪我ややけどをしたときは、ご自分の食生活を良く振り返ってみてくださいね。
必ず食べ過ぎていますから・・・
そして、食べ過ぎを控えて、体を温めましょう。
冷えとり10年目になり、今では夫も食べ過ぎをやめられるようになりました。
冷えとり9年目にお酒を飲むのをやめて、10年に入った頃に甘いものもやめられました。2019年8月24日
怪我をしたときは、食べ過ぎの警告だと思って、見直してみましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えがとれてくると、お酒を飲もうと買いに行ったり、砂糖をたくさん使ってジャムを作ったりしているだけでも、なんだか不調になることがあります。
飲み会の計画をたてたら、風邪をひいていけなくなったり・・・
体からの警告なのかもしれません。 - 冷えとりでは、ほとんどの不調は温めて治します。
火傷のときだけは例外です。
火傷した直後は、皮膚をくっつけるために、冷やしましょう。
このときばかりは冷やすことが大切です。
そして必ず応急措置はしてくださいね。
その後、ある程度良くなってきたら、傷を残さないように半身浴をしっかりすると、跡が残りません。
食べ過ぎ、飲み過ぎをやめられなかった冷えとり家族の物語の本を書きました。