こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただき、誠にありがとうございます。
子供のアトピーを治すために始めた脱ステロイド1年半目のころに、アトピーとストレスが深い関係があるということを感じました。
子供が新学期や新しいことを始めることで、今までの環境と大きく変わる時にアトピーが増えて、体をかきむしる傾向があることがわかりました。
そんなとき、お母さんはどのように対処したらよいのでしょうか?
今日の記事は子供のアトピーとストレスについて考えてみたいと思います。
子供のアトピーをきっかけに冷えとりを始めた
私の子供は生後八ヶ月の頃から、アトピーでした。
そのため、多くの専門家巡りを行いました。
(*詳しくは、「子供がアトピーになった! 〜闘うアトピー」「冷えとり 子供のアトピー 脱ステロイドへの道 」シリーズをご覧いただければ幸いです。)
私にとって、冷えとりは、そんな子供のアトピーを治したいために探し出した健康療法でしたが、今では子供よりも何よりも私自身がハマってしまい、自分を実験台にして、いろいろと試してみています。
すると、いろいろなことがわかってきました。
まず、世の中で言われていることが正しいわけではないこと。
(例えば、予防注射をすることは本当は良くないなどということを知りました。)
たくさん食べることが成長の糧になるわけでもないこと。
(食べ過ぎは冷えの元凶となります)
冷えとりをすることで、確実に変わったことは、自分の頭で考えるようになったきたことではないかと思います。
それまでの私は、どこか、国がいうことならば大丈夫、とか、先生や医師の言うことは絶対に正しいのだろうと思い込んでいました。
でも、人に絶対はないのです。
健康療法も考え方も、いろいろ変化してきていますよね。
例えば、昔は良しとされていた考え方が今では間違っているとされていたり・・・(例えば、私の子供の頃はスポーツの最中に水を飲むことはいけないとされていましたが、今では水分補給はとても大切なこととされています。)
何が正しくて、何が違うのか・・・・
冷えとり提唱者の進藤義晴先生も、その著書『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』の中で、
ものを考えない生活は人生ではない。
と、述べられています。
また、
三歳児や浮浪者の言うことでも、道理に合っていれば受け入れ、教授や大臣の言うことでも、道理に合っていなければ受け入れないという、謙虚で不遜な心を持ち、感情に溺れるような自分本位は捨てるべきです。
とも、述べられております。
しかしながら、自分も含めて、人は肩書きに弱いので、どうしても専門家のいうことを信じてしまいがちですよね?
常に、進藤先生の述べられている
一を聞いたら二を考えるをできるようにしたいものです。
皆様はいかがでしょうか?
私はまだまだです・・・
冷えとりから考えるアトピーとストレス
皮膚は、毒の出口でいうと、表面に当たります。
(体の毒は、表面のもの、中ぐらいのもの、奥のものがあり、表面のものは汗で、中ぐらいのものは吐くことで、奥のものは下痢で出すことができます。)
ずっと辿っていくと、皮膚の毒は、その奥にある内臓の肺の毒の出口となっていることがわかります。(経絡でつながっています)
肺が悪い人は、肌荒れがひどかったりするのはそのためです。
また、肺(臓)の腑に当たるのは大腸ですから、便秘をすると肌荒れが起こるのは、大腸で出せないものを皮膚から出そうとするためなのです。
うちの子供も、アトピーの時にステロイドで毒の出口を塞いでしまったために、ひどい咳喘息に襲われたこともあります。
表面の毒を抑えてしまうと、それはおおもとの臓器の方に戻っていってしまうので、できるだけ表面で出す方が症状的には軽くて済むような気がします。
現在、子供の脱ステロイドを始めて、1年半となりました。
子供のアトピー脱ステロイド<まとめ>アトピー寛解をご覧くださいませ。
追記2019年7月現在:脱ステロイド3年11ヶ月でアトピーは寛解しました。詳しくは、10年間、ステロイドと抗アレルギー剤を使用していたので、なかなかすぐにはキレイな肌には戻りませんが、少しづつよくなっているように思います。
よく言われているステロイドをやめると、リバウンドで一時的にひどくなるというのも知っていましたので、少しづつその量を減らし、やめていきました。
そして、完全に脱ステロイドをした時に、子供の胸部のあたりが、まるで象の肌のように硬くでバリバリになり、本当に途方にくれました。
ところがそんな時でも、大丈夫、大丈夫と自分と子供に言い聞かせ、シルクパウダーをはたいていると、気がついた時には健康な人の肌になっていました。
この子供のアトピーの経過をずっとみていて、気がついたことがあります。
どうやらストレスを感じると、症状が悪化するということです。
例えば、新学期になり、新しい環境、新しいお友達、新しい先生と全てが今までの環境から変化する時に、アトピーが増え、かきまくったりしていました。
あるいは、習い事の発表会が近づいてくると、先生に怒られたりすることで、皮膚をかきむしり、血まみれになったことがありました。
ストレスとアトピーは関係があるのでしょう。
ストレスは心の毒(心の毒は体の毒の4900倍)ですから、これを取り除く必要があります。
大人の場合は、自分でその方法を探し、解決していければいいのかもしれませんが、子供の場合はなかなかそうはいっても難しいので、手助けしてあげる必要があります。
それをどうするかというと、親が子供を安心させてあげることです。
冷えとりおはなし会で教えていただいたのは、「大丈夫、大丈夫」と親が子供に言い続けることです。
(*冷えとりおはなし会につきましては、冷えとりおはなし会@繭結まとめ1 をご覧くださいませ。)
ひどくなってしまったね、とかは絶対言わないことなのです。
特に子供は、敏感に親の気持ちに気がつきますので、ご注意ください。
私も子供のアトピーの経過では、その症状の悪化に何度も心が折れそうになったことがありましたが、心の中で症状がひどいなと思っても、子供には大丈夫と言い続けてきました。
すると、子供も症状がひどくなってもあまり気にせず、今は毒が出ているだけで、いつかは治ると思うようになり、気にしなくなってきました。
(脱ステロイドの最中に、症状が悪化しすぎて子供に薬を使おうかと提案したこともありましたが、子供から、「大丈夫、薬を使うとどこが痒いのかわからなくなるから使いたくない」と言われたこともありました)
そして、かゆければかく。
一般的にアトピーはかくといけないと言われていますが、冷えとりではかいて傷口を広げて、毒を出すのでかいていいのです。
かいていいというのもストレスが減ったと思います。
(これも自分の頭で考えて決断したことの一つです)
心の毒(ストレス)をためないように、アトピーとおつきあいし、最終的にさよならできたらいいなと思っているのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
うちの子供は8ヶ月でアトピーとわかり、8ヶ月からステロイドと抗アレルギー剤を使い始めました。
その毒を出し切れた期間は、3年と11ヶ月でした。とくに脱ステロイドを始めた1年目は肌の悪化が激しくて心が折れかけたものですが、信じて続けてよかったと思っています。脱ステロイドの記録は、子供のアトピー脱ステロイド<まとめ>2年目の憂鬱もご覧くださいませ。
2019年7月23日
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- アトピーと花粉症とアレルギーと喘息は兄弟のようなもの。どれか一つを親が発症していれば、その子供は遺伝する確率が多いし、この4つを発症する場合も多いと医師に言われました。
この考え方によると、私が鼻炎アレルギー、夫が花粉症だったので、子供がアトピーを遺伝ということになります。
子供はアトピー→喘息&食物アレルギーを経験しましたが、今では、冷えとりのおかげで残すところアトピーだけになってきました。(喘息&食物アレルギーはなくなりました) - ステロイドを皮膚に塗ると、劇的に肌がキレイになります。
皮膚科では、かきぐせをつけてはいけないからと、抗アレルギー剤も処方されます。
見た目はとてもキレイになりますが、薬はどんどん強くなりました。
10年、薬を使用し、少しづつやめたら、肌疾患が一時的にひどくなりました。
冷えとりでは、肌をかゆければかいて、傷口を広げ、毒を出すといいとされています。
常識的には考えられないことでしたが、自分で試した後に、子供に試してみたら、悪化しましたが、健康な肌に戻りました。
アトピーによかった保湿剤はこちらです。