こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
さてさて、今回はクサイシリーズのお話です。
冷えとりをやっていると、クサイニオイがしてきます。
レスキュー女子ブログでも、検索が多いのは、クサイとカユイがトップです。
(*詳しくは、「冷えとり カユいとクサい」をご覧くださいませ。)
このクサイニオイ・・・・?
私はめんげんの毒のニオイだと思っているのですが、皆さんはどう思われますか?
うちで誰かが高熱の病気にかかり、締め切りにして寝ている部屋に行ってみると、なんともいえないニオイがします。
ゴミのニオイとも違うのですが、すえたニオイというか・・・
思わずクサイ!と顔をしかめてしまうようなニオイです。
これは体から毒が出て行った時のニオイなのではないか?とも思います。
毒の足跡と私は思っています・・・
というのは、吐いたり、下痢をしても、猛烈なクサイニオイがしますよね?
それと同じなのかなぁと思います・・・
体は毒が入ると、拝毒しようとして汗吐下を起こします。
汗は表面から毒を排出、吐は体に入った毒が消化される前に吐いて出してしまうことで取り入れられずに拝毒され、下痢は体の奥まで入ってしまった毒を出そうとする作用です。
ですから、汗吐下が起こった時は喜んで出してしまいましょう。
今日の記事は、トイレが臭いときについて考えてみたいと思います。
トイレのニオイは健康のバロメーター
*ここからは、トイレのお話になりますので、食事をしながらご覧になる方はご不快な気持ちになるかもしれませんので、ご注意くださいませ。
船瀬俊介氏の書籍の中に、
「臭いトイレのうちは、その家族は健康ではない」
と書かれていたのを読んで、私はなるほどと思ったことがありました。
確かに、子供のトイレの後はクサくないのです。
大人は、肉を食べたり、アルコールを飲みすぎたりすると、トイレが猛烈にクサくなります。
ここ1年近く私は大腸の具合が悪いのですが、トイレはその通りクサイです。
大腸の具合が悪くなる前は、ほとんどニオイはしませんでした。
現在するニオイは、病人が出た時に部屋に漂うクサイニオイに似ている気がします。
ですから、これも毒なのかもしれないなあと思っています。
冷えとりを知らない頃には、私は排便に悩むことはあまりありませんでした。
たまに生理前に、便秘になるくらいで、ほとんど無臭のバナナ便でした。(バナナ便は健康のバロメーターです)
韓国人の友人に、便秘になった時は、とにかく乳酸菌を摂るといいと言われて、彼女に勧められるとおり、キムチを食べたり、ブルガリアヨーグルトの500ミリパックを一度に食べたりしました。
ところが、これは私の体には合わなかったようです。
私は、キムチを食べると便がとても緩くなってしまったのです。
もともと大腸があまり強くない人には、キムチの辛さの元であるカプサイシンが刺激となり、下痢になってしまうこともあるということを知りました。
韓国人の友人の体にあっても、日本人で小さい頃から辛いものを食べ慣れていない私の体には合わなかったのかもしれません。
また、乳酸菌は腸内環境を整えるということが知られていて、お腹を壊している時には積極的に取るべきと思われていますが、実は、乳酸菌の取りすぎもよくないのです。
乳酸菌は、乳酸だけでなく、酢酸も作り出す働きもあります。
これが腸内の蠕動運動(ぜんどううんどう/*うねるような動き)を促進するので、消化される前に便が押し出されてしまうために下痢を起こす原因にもなるのです。
私も大腸の具合が悪い時は、とにかく乳酸菌を取ろうという考えの持ち主だったので、お腹がゆるい時、おならが猛烈に出る時、下痢の時には積極的に乳酸菌をとってきました。
なんと、逆効果だったのですね・・・
また、動物性よりも植物性の乳酸菌がいいと聞いて、納豆や子供のアトピーで勧められたアルベックスという植物性の乳酸菌も積極的にとってきました。
(*アルベックスは、現在は医者の処方箋がないと購入できないため、それとだいたい同じ製法でつくられた乳酸菌生成エキスLー16というのを今は飲んでいます。市販の乳酸製品は砂糖が多く含まれ、甘いのですが、これには一切砂糖が使用されていないのでかなり酸っぱいです。酸っぱいと言ってもグレープフルーツが食べれれば大丈夫ですが、乳酸製品の甘さに慣れている人は飲めない人もいます。その場合は、何かに混ぜて飲んでも大丈夫です。お値段はお高いです。)
この長きにわたって続く大腸の毒出しの前までは、比較的にアルベックス(あるいはLー16)を飲むと翌日には無臭のバナナ便に戻ることが多かったのですが、今はあまり効果がありません。
乳酸菌を飲んでも、ニオイもクサイままだし、便もゆるいまま・・・
やはり毒なのか?
乳酸菌の取りすぎなのか?
今のところはわかりません・・・
ただうっかり乳酸菌(Lー16や漬物や納豆など)を摂るのを忘れてしまった時に、比較的にバナナ便に戻ったこともありました。
もしかしたら、私の場合は、乳酸菌のとりすぎになってしまっているのかもしれませんので、しばらく自分の体で実験していきたいと考えています。
冷えとりでも排便はきちんと
冷えとりでは、取り入れ、めぐらせ、捨てるが基本ですが、食べ物も取り入れ、栄養を巡らせ、排出するというのは基本です。
栄養過多になりますと、巡らせるのに時間がかかり、滞り、ゴミも溜まりやすくなるのです。(入ってくる量が多いと、出すのが間に合わなくなってきます)
健康な便は、バナナ状で黄色から黄土色。水に浮き、無臭で便器にこびり付きません。
動物性の食品を多く摂ると、便は粘着性があって、便器にこびり付きやすくなり、焦げ茶色から黒い色のものになります。
そして悪臭があります。水に沈むのも良くない便です。
アーユルべーダでは便器に座ると便意がなくてもスルスルと出るのが普通になってくるそうです。(こうありたいものです!)
下半身が温まると、腸の動きが活発になり、おならが多く出ます。(この時は悪臭はしませんので、出てくるものは喜んで出すといいと思います)
おならがクサい時は、腸の具合が良くないので、半身浴を強化しましょう。
お腹の調子が悪い時は、腸の時間帯である5時から6時台に目が醒めることがありますが、この時思い切って起きてしまって、半身浴をするのもお勧めです。
体が温まると調子を取り戻すことができるようになります。
トイレは家族の健康のバロメータというのは、本当ですね!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
汗吐下についてはこちらもどうぞご覧くださいませ。
冷えとり豆知識
- 日本人は、ずっと昔から漬物や納豆で乳酸菌をとってきました。
ですから、ヨーグルト(動物性の乳酸菌)であえて、摂る必要はないのかもしれません。しかしながら、漬物を食べる機会が現代社会では減ってきたのも事実。
漬物はクサイし、面倒と敬遠される方も多いかと思いますが、今はすぐに使用できるぬかも販売していますので、そういうものから始めるといいですね。
意外と簡単に作ることができますよ。お試しくださいね。 - こうすると排便できるという自分なりの癖を発見しましょう。
私の場合は、朝パソコンに向かうと便意があります。
あるいは、本屋で立ち読みしていると雑誌の紙のニオイで便意が!
便をためないことが、ニオイをクサくしないことでもありますので、食物を取り入れ、栄養を巡らせた後には、排出を心がけましょう。
冷えとりでは、ケチだと便秘になります。