こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただき心から感謝いたします。
さて、脱ステロイドを試みましたが、ものすごいリバウンド?(あるいはめんげん?)のような症状が現れ、かなり私自身が凹みました。(子供はあまり気にしていないよでした)
子供がひどい目に遭っているとお母さんは辛くてたまらないのですね。
この時、私が気にしたのは、子供の体のことは、もちろん、世間の目もありました。
・こんなに悪化させているのに、ステロイドを使わない親は、世間から何と思われるだろうか?(親のエゴ?)
・子供の肌がアトピーで酷いので、これが原因で子供が仲間はずれにされないだろうか?
そういうことばかり気にしていました。
(*前回までのお話は、
5脱ステロイドへの道②1ヶ月目 」をご覧くださいませ。)
小学校や保育園は、クラスに4〜5人アトピーや食物アレルギーの子がいました。
自分の子供の頃には、あまりいませんでしたから、アトピー肌の子は目立って、からかわれていました。
そういうこともあって、私は子供がアトピーでいじめられるのではないかととても心配していたのですが、そういう症状の子がいるのが当たり前になっている現在は、あまり何か言われることはないと子供が言っていました。
むしろ、「かいていると皮膚が壊れて治らなくなるから、かかないほうがいいよ」と心配してくれることが多かったようです。
(でも、冷えとりでは、かいて、傷口を広げて、毒を出すということなんですが、これは冷えとりを知らない子供には説明も難しいですし、子供の友達には、なかなか受け入れてはもらえなかったようです。こういったことが大いに子供を悩ますことになりました。冷えとりがもっと世の中に浸透するといいのですが・・・ね。)
シルクパウダーを使用して、脱ステロイドからひと月経つ
脱ステロイド5週目
この週は冬休みに入り、おまけにクリスマスという行事があったので、どうしてもご馳走続きになりました。
下半身と腕はだいぶよくなりました。
この週の前半は残っていた抗アレルギー剤を飲ませていましたので、夜もよく眠れたようです。
冬休みより、朝晩シルクパウダーをはたくようになりました。(はたくと真っ白になるために、学校があるときはお風呂上がりしか、はたいていませんでした)
すると、本来肌が健康であるならば、シルクパウダーで、はたいたところは、しっとりと潤ってくるのですが、首と顔がカサカサしてきました。
(シルクパウダーを塗ると、健康な肌の部分はしっとりするのですが、そうではないところはカサカサしてくるように思いました)
クリスマスのご馳走を食べたら、首から股まで腫れたような赤みまで出てきてしまいました。
食べ過ぎると、即座に、症状として現れるようになってきました。
(これは、本来ならば良いこととして捉えなければならないのですが、この時はアトピーがシルクパウダーで抑えられると思っているものですから、なんでシルクパウダーを塗っているのに、こんなにひどくなるんだろう?という疑心暗鬼の気持ちでいっぱいでした。)
脱ステロイド6週目
五週目がクリスマスがあり、ご馳走続きだったので、子供のアトピーはかなり悪化しました。
そして、この週には、ついに手持ちの抗アレルギー剤も飲みきってなくなってしまいましたし、年末年始のお休みで病院もやっていなかったので、本格的な脱・薬、脱ステロイドが始まりました。
そんな訳で、この週は薬を使用しなかったために、アトピーが悪化して、かいて傷だらけになりました。
冷えとりおはなし会で、どんな時にも半身浴と聞いていたので、この時は1時間ほど半身浴を子供にさせました。
すると・・・
お湯の中に白いものがふわふわと浮いていました。
白は、冷えとりでは肺を表す色です。
そして、肺は排出する臓器であり、皮膚もその仲間なので、その白いふわふわを見た時に、やはりその関係の毒が出ているのだなと改めて思いました。
この週から、冬休みに入り、年末年始だったので、食べ過ぎには注意しなければなりませんでしたが、習い事もお休みとなり、家族でのんびりと過ごすことができ、大晦日にはだいぶ子供もかかなくなってきました。
(うちの子どもは、習い事でバレエに行っていましたが、バレエの化繊のタイツやレオタードを着るたびにアトピーがひどくなっていたようにも思います)
脱ステロイド7週目
この週は年末年始明けでしたが、この年末年始のお休みの時に区の体験教室に行きました。
そこで馬に触れ合う機会がありました。
子供には動物のアレルギーがあり、年末年始食べ過ぎていたからまたアトピーの症状が悪化するのではないかと心配していたのですが、意外にもアトピーは悪化せずよくなりました。
以前、アトピーがひどかった時に馬油はアトピーに効くと言われていたので、馬自体もアトピーにいいのかな?と思いました。
何よりも、日頃のストレスもなく、田舎のいい空気の中、自然と動物に触れ合ったことが回復につながったのかもしれません。
年末年始から3回ほどこの体験教室に通っている時は、一時的に肌の調子はよくなりました。
ストレス(心)とアトピーは大きく関係があるのだなとこの時改めて思いました。
脱ステロイド8週目
この週より、シルクパウダーを欠かさず、毎晩飲み始めました。
それまでは、アトピーは悪化すると、シルクパウダーがいけないのかな?と思ったりして、やめてみたりしましたが、冷えとりおはなし会で見せてもらったアトピーの症例を思い出し、「時間はかかるけれど大丈夫」と自分に言い聞かせました。
また年末に、あまりの子供の症状の悪化に繭結さんに電話をして相談した時に、「お母さんはどんな時でも、大丈夫と言ってください」と言われたのを思い出して、シルクパウダーを一所懸命はたきました。
シルクパウダーを子供の肌に塗っている時は、本当に恐ろしい肌で気持ちは凹みましたが、「大丈夫、大丈夫」と言いながら、子供に塗るように心がけました。
子供の胸のあたりのやわらかい肌の部分は、皮膚がパリパリ(お餅がひび割れたような感じです)になり、腕の外側の肘のあたりは本当に象の肌のように固くなっていて、本当は私は心の中では、助けて〜!と涙していましたが、無理して大丈夫と子供に言っていました。
しかしながら、この大丈夫という言葉のおかげで、子供は本当に大丈夫と思えたと言ってくれましたので、本当に心と体は繋がっているのだと改めて思いました。
この週の週末には、友人宅を訪れる機会があり、そこでご馳走が出されて、また食べ過ぎてしまいました。
でも、あまりあれもこれもダメと禁止するのも良くないと柔軟に考えるようにしていましたので、このような機会があるときは、出されたものをいただいて、その日からまた調整に入ることにするようにする工夫をしています。
(例えば、ご馳走を食べた夜は、おにぎりと味噌汁のみにするなどです)
せっかく準備していただいたものを、冷えとりをしているから食べられないと言うのも失礼ですからね。
冷えとりおはなし会でも、冷えとり勉強会でも、あれもダメ、これもダメとガチガチに冷えとりをやらないで、出されたものをありがたくいただくということを奨励されています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 子供の病気の場合、気をつけるのはお母さんが「ひどくなっている」というような不安要素を子供に言わないことです。たとえ、大丈夫でなくても、「大丈夫、大丈夫」といい続けましょう。
- 子供の肌の悪化は、肉を食べた時に起こることに気がつきました。
八週目のご馳走をいただいた時は、生ハムと鶏肉の料理がメインで、これをモリモリと食べたら、次の週は皮膚が悪化していました。
動物性の食べ物を食べると、皮膚がカサカサになるように思いました。特に、このころは、肘や膝の裏などにアトピーができていたので、ここに出る症状は鶏肉の毒ということを後で知り、なるほどと思いました。