こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして本当にありがとうございます。
私の心の毒を検証しております。
大腸が悪いのは、強欲が強いから。
強欲というのは、物質的な欲ももちろんありますが、他人にいろいろしてもらって楽をしたいという欲も含まれています。
今回は、私は自分の両親のことを書いています。
良いことも悪いことも含めて。
ちょっと前までは、本当に親が嫌いでたまりませんでした。
親のせいで自分がこうなったとさえ、思っていました。
変えられるものなら、仲の良い裕福な家で生まれ、不自由なく育ちたかった。
これこそ大腸の毒出しの根幹にある、人にどうにかしてもらって自分は楽をしたいという強欲ですね。
自分で努力をしないで他人に何とかしてもらいという欲です。
これを改めない限り、永遠に気がつかせようとその問題は起こるし、体調不良も起こります。
ですから、自分の頭で考え、行動するというのはとても大切なことだと本当に思います。
今は、親のいろいろな事情も理解できるようになったし、子供は親よりも波動が強く生まれてくるということを知り、仕方がなかったのかなあと思えるようにもなりました。
(前は全くそんな気持ちになれませんでした。)
自分も子供を持つようになり、本当に子供はお母さんのことが大好きなのだ、お母さんに幸せになってもらいたいと思っているのだというのがわかるようになりました。
私は子供から無償の愛をもらうことで、自分の親を許せるようになったのだと思います。
親のブロックを受け入れていた本当の理由
結婚して、家から出ていくことで、私は両親と離れることができました。
(*前回までのお話は、
5他人軸から逃げる方法① 」をご覧くださいませ。)
当時の環境では、一人暮らしをするということがとても許されるような状況ではなかったし、仕事もなんとか通える範囲の通勤圏でした。
その中での最大の決断は、結婚して家を出るということでした。
これが最も正当な理由でもありました。
これでもう出口の見えない父の悪口を延々と聞かされることはない。
心から安堵しました。
ところが・・・。
母は家や会社にも愚痴の電話をしてくるようになりました。
疲れて帰ってきても、愚痴を延々と聞かされます。
まだ、相手がアドバイスを求め、改善のある実りある話であればいいのですが、母の話は、ただ父の悪口を吐き出したいだけなのです。
私は仕事でも疲れ切り、だんだん電話に出なくなりました。
すると、今度は母は会社に電話をかけてくるようになりました。
上司にもいらぬことをたくさん話してしまうので、これには本当に参りました。
会社に電話をされるのは困るので、我慢して家で電話を取るようになりました。
その電話は、決して意見を言ってはいけないので(意見を言うと、反論されて長くなる)、そう思っていなくても、ひたすら同意して、相槌です。
ここに私のゴミ箱体質が形成されたのだと思います。
ゴミ箱体質とは、人の愚痴や悪口を受け入れる器という意味です。反論もしないので、ただ同意してもらえるので、話している人はとても気分が良く、自分のゴミを捨てていきます。
しかしながら、ゴミ箱もゴミがたまるともうゴミを入れることはできません。
ある日、爆発してしまいました。
「私は仕事で疲れているのに、どうしようもないことをこれ以上聞きたくない!」
そうキレてしまいました。
少し前まで、私は他人に対してもこのような癖が抜けませんでした。
私をゴミ箱として利用する人にゴミを入れさせてあげ、それがいっぱいになると怒り出す。
相手は今まで何も言わずに話を聞いてくれたのに、急に私の態度が変わるのがよくわからなかったと思います。
相手は私がゴミを許容するから入れていただけなのです。
これに気がついたのは最近のことです。(今は、すべてのゴミを引き受けません。意見があるときは意見をきちんと言うので、分別できるようになったと思います)
この癖が長きにわたって形成されてしまったので、知らず知らずに他人軸になってしまうのです。
このころは両頬はニキビでいっぱいでした。
私の20代は吹き出物だらけ、便秘と下痢、生理痛の酷さ、はなたけ(鼻の粘膜が腫れてできるポリープ)がしょっちゅうできるなど不調でいっぱいでした。
排出を司る大腸、呼吸器、皮膚が出すものが多すぎて出せなかったのでしょう。出すものよりも、それを上回るほどの量の入れるものがありました。
心の状態は身体にかなり現れていました。
もう一つは、離婚を前提とした結婚意識。
これがまた、私に会社員でなければ存在価値がないという意識になるように植え付けていました。
母から、毎日のように聞かされていた父の悪口から、結婚しても相手がハズレだとしても、「仕事をしていなければ離婚できない。それは経済力がないからだ。だから女でも働かなければならない。」と繰り返し、繰り返し言われていました。
また、母は主婦の仕事もあまりできなかったのですが、主婦の仕事も忌み嫌っていて、「主婦ほど割の悪い仕事はない」と言っていました。
まだ母の時代は起業など考える女性があまりいなかった時代です。
女性の自立は、公務員や会社員などが多かったので、このように思う傾向が強かったのかもしれません。
でも、もう皆さんもお分かりかもしれませんが、本当にやりたいことは誰が止めたってやるものなのです。
母の本音は、私と同じ強欲で、
「父に働いてお金を入れてもらって、自分は家の仕事をしないで楽をしたい」
というものだろうとも思います。
このようにして、他人軸で生きるということと、離婚するかもしれないから会社員でなければならないという意識がしっかりと私に根付いてしまいました。
だから、何か思う通りにならないとすべて人のせいにしていました。
いつも他人の顔色をうかがって、自分が本当は心から望んでもいないことを我慢してやって、その結果、我慢が耐えかねると爆発するということを繰り返してきました。
冷えが取れてくるにつれて、ようやくそのことに気がつきました。
それまでに何度も私に気がつかせようと、同じような事件が起きたのに、私はその根本を見ようとはしませんでした。
結果、私の身体は私に気がつかせようと、不健康であるというサインを送りました。
そして、結果的に環境が変わることになります。
会社員であることをやめる。
母が無心して、私を自分の思うままにコントロールしようとしても応じない。
父とは連絡を絶つ
それまでそうしたらいけないと思っていたことをしました。
その結果、何が変わったのか。
一瞬、あれこれ言われましたが、その後は特に何も言われませんでした。
私の思っていたよりも、ひどいことは起こることはなかったのです。
いうだけ言って、私をコントロールできないとわかると、去っていった人が多かったのです。
一体私はなにを恐れていたのでしょう。
早く決断して、行動に移していれば、こんな大変な目に何度も合うこともなかったのに。
なにが怖かったのでしょう。
お母さんが好きでないのかもしれないという気持ちに気がつくことや、またはお母さんは私のことを好きでいてくれるのかという事実に目を向けるのが怖かったのです。
現在は、父とは交流がなく、母とは年に一度電話で会話するくらいです。
追記:2017年に父に自分の気持ちを書いた手紙をもらいましたが、父はその内容とはまったく関係のない手紙を返送してきました。
その手紙を書いた時に、自分が父に対して歩み寄る主導権を握っていると思え、内容はともかく気持ちにけりをつけることができたように思います。
他人軸から自分軸へ
どっぷりと他人軸にはまっていた私が、どのようにして自分軸へと考えを変えることができるようになったのでしょうか?
1年前にめまいから倒れた時に、自分の病気を総合失調症と疑い、いろいろな本を読み漁りました。
(*詳しくは「冷えとり 心の毒?!」シリーズをご覧くださいませ。)
その時にコーチングを知りました。
私のコーチ体験は部活の時くらいだけですが、部活には顧問とコーチがいて、その子の状況に合わせて、指導してくれました。
コーチングってなんだろう?
興味を持って、いろいろ調べました。
そこで自分と合いそうで、できるだけ強そうな女性のコーチをしてくれる人を選びコーチングを受けることにしました。
費用は高かったのですが、何もしないで寝込んで、健康を害するよりは何かやってみようという気持ちの方が強かったのです。
三ヶ月間、毎週1度、1時間のコーチングを受けました。
すると、自分の思いこんできたことが霧が晴れるようにスッキリとして、おかしかったことがわかってきました。
会社員でなければいけないという思い込みも解けました。
コーチに父と母とのことを話すと、対峙してみることを勧められ、父には自分の思いを手紙を書き、母にはあの時はこういう気持ちで嫌だったとはっきり言うことができました。(2016年に父に書いた手紙は投函しませんでした。書いてしまったらもういいやと思えたからです。母は私の気持ちを聞いて離れて行きました)
そして、このブロックが取れかかったところに、退職願を出したのです。
私はどんなことがあっても離婚しない(あるとしたら死別だけ)だろうし、会社員でなくてもお母さんである私にも価値があると思えるようになったからです。
どんなところにも仕事があり、給与はいろいろ違うけれど、それでもいいんだと思えるようにもなりました。
そんな時に、偶然にもとても面白い本と出会いました。
すると、不思議なことに、次の仕事が見つかり、また働くことになりました。
服部みれいさんの著書にも、働くこと=就職するという考えにこだわらなくてもいいともあり、本当にうなづけました。
そして、レスキュー女子esブログをライフワークとしてやっていきたいと思った時に、職業訓練校のWEBデザイナーの講座に通うことになり、こたつプロジェクトのHPを作成するに至りました。
追記2019年5月29日:現在すべてのサイトはこのブログに統一しました。そして、HP作成中はどんなに仕事を探しても、エントリーしても、書類さえ通らなかったのに、それが終わると、不思議なことにまたやりたかった仕事に就くことができました。
これは私が会社員でなければならないという他人軸を捨てたから入ってきたものです。
本当に私は冷えとりをやってよかったと思います。
体が健全であれば、心も健全になる。
心が安定していると、体も健康である。
これは身をもってわかりました。
私にとっては、冷えとりとコーチングが自分を180度変えるものとなりました。
本当に、出会うべきときに必要なものと会うことができるものなのだということもわかりました。
他の人から見れば、親と接触を持たないことは親不孝である、または会社員でないことは不安定と映るかもしれません。
でもそれは他人軸です。
自分軸で見れば、今の私にはそれが正しいのです。
長い間、心の毒シリーズにおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
現在、まだ大腸の毒出しは続いていますが、いずれ終了しましたら、改めてまたお知らせしたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜))
冷えとり豆知識
- 自分軸とは、自分の選択に責任を持つこと。他人軸で生きていると、失敗した時に他人のせいにするので、いつでも他人のせいです。これは強欲です。強欲であると、大腸や肺に毒がたまります。
- 両親と仲が悪くて悩んでいる人・・・かつては、どうにか仲良くしなければならないと無理をしていました。でも、親でも合わない人はいます。離れたら、優しい目で見れることもあります。