こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
コインに表と裏があるように、冷えとりもいいことだけではありません。
つらく、苦しいことだってあるんです。なにをやっても体が弱くてつらかった私が冷えとりと出会って、どんどん健康になるにつれて、家族はなにか編な宗教にはまってしまったのではないかと心配することとなり、冷えとりをやめさせようとしました。
私がじっさいにどのように家族と折り合いをつけて、冷えとりを続けられたのかについてお伝えいたします。
冷えとりをはじめたきっかけ
もともと、体が弱く、入院手術を繰り返していた私は、西洋医学の信奉者でした。
基本的に、
- 病気になれば、薬を飲む
- 悪いところは手術でとってもらう
という考えが根本にありました。
もちろん、なるべく病気にならないように食生活には気をつけてはいましたけれど、それを上回る病気が多かったのです。
そんな私もなんとか子供を授かることができたのですが、その子供がアトピーということがわかり、絶望しました。
アトピーは治癒が不可能だから.......
そこから私たち夫婦の子供のアトピーを巡る模索もありました。
いろいろなことを経て、冷えとり健康法に巡り会いました。
でも、赤ちゃんに、
こんな得体の知れないものを試すわけにはいかない
そう思って、私が試してみたところ、なんと、あんなに長年悩まされた激痛生理痛がなくなったのです!
これには、私もびっくりしました!!!
私が冷えとりにのめり込んでいくのと、反比例して夫は冷ややかに
冷えとりで悩まされた症状がなくなると、ハマってしまう傾向があると、冷えとり経験者ほとんどの人が述べられていますが、私ものその一人でした。
夫も私と同様に病気のデパートと言われるくらい、手術が多い人でしたので、
「冷えとり、すごくいいよ〜!」
と、すすめてみたのですが、
夫には、
靴下を履いたまま眠る
ということがどうしても気持ちが悪くてできないし、そんなことで病気が治るのであれば医者はいらないだろうとしか思って、冷ややかな奇異な目で私の冷えとりを眺めていたようです。
このまま、眠ります。
↓ ↓ ↓
事件勃発は、私の医者に行かないで冷えとりで治すという発言でした
冷えとり初期には、
冷えとりだけでやっていきたい
と、強く思うあまりに家族とバトルになることが多いのですが、うちでもバトルがありました。
冷えとりを始めると、爪が二重になったり、足が腫れたりすることがあります。
冷えとり1年目で私にもその症状が現れ、良性肉芽腫ができました。
私はこれを冷えとりだけで治そうと考えたのです。
これには夫の反対が強くありました。
肉芽腫のめんげんはけっこう出ている人も多いので、お悩みの方はぜひこちらの記事もご覧いただければ幸いです。
【冷えとりとめんげん】呼吸器と消化器の関係〜血管拡張性肉芽腫
痛風や糖尿病で足を切断した人もいる
そう脅してきました。
そうして、強く病院にいくことを勧めてきたのです。
でも、私は絶対に病院に行かないで、冷えとりだけで治したかった!
冷えとりは靴下の重ねばきで足元がとても怪しく見えますので、夫も私が何かおかしい宗教に入ってしまったのでは?と心配になりました。
病院に行け!
行かない!
ものすごい言い争いになりました。
これには私も辟易して、本当に悩んでいたところ、進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に参加することができて、悩みを聞いていただくことができました。
幸恵さんによれば、
- 冷えとりは自分でやろうと思わなければいくら家族に勧められてもやらないものだ
- 家族が心配して病院に行けというときは、行かないでけんかになるくらいならば行ったほうがいい
と、おっしゃっていたので、私が折れて病院にいくことになったのです。
人は自分の信じたいものしか信じないし、冷えとりの無理強いはNG
冷えとりを始める前までは私は西洋医学しか信じていませんでした。
でも、冷えとりと出会うことによって、病気治癒の可能性を見出した結果、西洋医学に見切りをつけました。
でも、病気治癒の可能性が冷えとりにあるということを体感できない夫からしたら、そんなことを信じろと言ったって無理な話です。
私たち夫婦は、冷えとりに関して本当にバトルを繰り返しました。
私は、自分の親や義理の両親にも冷えとりを執拗にすすめましたが、
- 靴下を履いたまま寝るのは好かん
- 私は暑がりだから、冷えてない
と、親にことごとく断られ、それなのに体調が悪いって愚痴ってばかり!と心の中で軽蔑していました。
そんな態度が夫にもでてしまって、この冷えとりをめぐって大きくバトルを繰り返すことになっていったのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
そしてそのバトルから生まれたのがこちらの書籍です。
この書籍では、西洋医学信奉者出会った夫とがちがちの冷えとり実践者になった私が、子供のアトピー治療をめぐってバトルを繰り広げたことも記しています。
冷えとりをやめたり、続けたり、めんげんにあったりしながらも冷えとりを家族で今も続けています。
【追記】2020年現在、私冷えとり歴14年目。娘13年目、夫12年目になりました。