こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
少しづつですが、夫も娘も食べ過ぎはいけないということが、わかりかけてきたようです。
今回は、どうしても毒出しだということが納得できずに、不安から病院に出かけてしまった夫の話をお知らせします。
続きをご覧くださいませ。
*この記事は、冷えとり歴6年の夫と7年の娘に起こった土用の毒だしについて書いたものです。現在は、冷えとり歴もそれぞれ10年、11年目になり、土用の毒出しというものがわかり、成長してきています。(2020年4月21日)
冷えとり土用13日目に口内炎の不安から病院へ
土用13日目の夕方に、外出していた私に夫から電話がかかってきて、ビタミンAを買ってきてほしいと連絡がありました。
なぜ必要なのか?
口の中にたくさん口内炎ができて、それが一ヶ月ほど治らないので、不安になり、ネット検索をしたところ、扁平苔癬(へんぺいたいせん)か白板症(はくばんしょう)ではないかと思ったようなので、その病気にはビタミンAがいいということを知ったようです。
そりゃ、毎朝吐き気で目がさめるのですから、明らかに胃が悪いでしょうね。
となると、口内炎ぐらいできますよね〜。
夫は勝手にがんだったらどうする?(口内にできる白板症は、前がん症状の可能性もあるということも書かれていたようです)と、盛り上がっていました。
(がんのわけないし・・・めんげんでしょう!と私は心の中で突っ込んでいました。私が何か言うと、大げんかになるし、どちらにしても、私の言うことなんか聞きませんので、無駄なことを私もしなくなってきたのです。スルーの技です✨)
しかし、こんな心配を抱えていたのに、ストレス解消のために出かけた八景島シーパラダイスのバイキングで、白玉団子のあんみつやケーキをいただいていました。
夫曰く、「そんなに食べてないよ!!」
(いや、いつもに比べてってことでしょ!食べている事実のは変わりはないから?と私は心の中で突っ込んでいました)
そして、夫はいそいそとかかりつけの内科に出かけて行きました。
一番知りたかったのは口内炎のことですが、健康診断に行ってくると言って、出かけました。
この日も私は外出していたので、お昼近くにメールがありました。
この後、夫は安心して、お昼にカレーライスを食べたそうです。
ここで抑えられれば、いいのですけれどね。
まだまだ発展途中ですから、仕方がありません。
内科医の先生は口内炎よりピロリ菌を指摘する
かかりつけの内科医の先生は、子供のアトピーも診てくれている先生です。
私たちが子供のアトピーで悩んでいる時に、食物アレルギーのある子供にあえてその食物を食べさせろと提案してくれました。
その食べ物を食べないこと(除去)をしていたら、将来的に食べることができるものがなくなり、除去、除去で、すべてを避けるために宇宙服を着て過ごさなければならなくなる。
今から、症状が出ても、少しづつ免疫をつけていけば、食べられるようになる。
という理念のもと、その通りにしたら、卵の数値は出なくなりました。
ですから、うちの家族はこの先生に絶大なる信頼を寄せています。
そして、この先生の治療の信念は、できるだけ苦痛を取り除くということがモットーなので、薬や点滴をすぐにしてくれます。
そういうわけで、今回も大量な薬が処方されたか?と思いましたが、塗り薬だけでした。
健康診断に行った時にこんな会話がされたようです。
先生が血圧を測っている時に夫が切り出しました。
夫「口内炎がなかなか治らないんですよ。痛くもないんですけれど。筋みたいになっているから、心配で・・・」
先生が口の中を覗きます。
先生「ただのヘルペスでしょう」
夫「でも、白いヒダ状の線が付いて、皮膚が凸凹しているんですけれど・・・」
先生「ああ、これね。ある程度の年齢になったらこういう状態になりますよ。歯磨き粉でヘルペスの治りが遅い可能性もありますからね〜。あと、歯ブラシ。案外、患部を傷つけていたりするから頰の内側は傷がつくと治りづらいんだよね」
夫「なかなか治らないんですけどね〜」
先生「塗り薬を出しておくから」
ということで処方されたのがケナログだったのです。
医者の先生は、大した病気ではない時は本当に無関心です。
そして、なんだかとてもつまらなそうです。(これは私の体験からそう思うだけですが)
ということは夫の口内炎は本当に大したこともない(病院にやってくる必要もない)ものだったということでした。
先生「それよりね〜。風さん、ピロリ菌いるでしょ。そちらをどうするか」
そうです。夫はピロリ菌保有者で、数値はあまり高くないのですが、ギリギリ菌を殺す薬を飲むか飲まないかというところにいたのです。
夫「今は呼気でわかるようになってきたんですよね〜」
先生「いやいや、呼気でわかりますけれど、正確ではないんですよ。だから、もう一度、胃カメラを飲んで、細胞検査をしたほうがいいですね。菌を殺す薬を飲むと、とても身体に負担になるんです。自分と妻もピロリ菌がいたので、飲んだんですけれど、本当に辛かった。だからあまりお勧めしたくない。どうしても飲まなければならない数値だったら、仕方がありませんけど、風さんの前回の数値だと保険診療にならないんだよね。微妙なところなんですよ」
夫「わかりました。じゃあ、検査を受けます」
先生「でね〜。今はピロリ菌よりも大腸ガンの方が問題なんです。こちらは静かながんと言われていて、気がついた時には手遅れということが多いんです。ピロリ菌ばかり騒がれていますが、胃がん検査をするのなら、セットで大腸ガン検査をしたほうがいいです。」
夫「はあ。妻もやったことがあります。内視鏡を入れるんですよね〜」
(*詳しくは「冷えとりとめんげん 大腸の毒出し」をご覧くださいませ。)
先生「いや、大便でわかります。それをやって、問題があれば、内視鏡を入れればいいかと思います。ピロリ菌は発がん物資と言われているから大騒ぎされていますけれど、胃がんより大腸がんのほうが発見が遅いと問題なんです。ですから、胃がん検査だけでは片手落ちなんです。う〜ん。わかりやすく言えば、女性の乳がん検査で、右にはがん細胞がないから左はやらないということですね。つまり、大腸と胃は両乳房と考えてください」
そして、夫は胃がんと大腸検査を受ける手続きをして帰宅したのでした。
尿酸値の持病は???
ここまで話を聞いて、私は一つ疑問に思ったことがありました。
夫は、病気かもしれないと思うとこんなに大騒ぎする人です。
なのに、持病のあの病気のことは気にならないのだろうか?
あの病気とは・・・・。
尿酸値の高さです。
聞いてみました。
茜「そういえばさ、尿酸値はどうなの?」
宏「薬やめて2年になるな〜」
茜「今回の口内炎で、こんなに大騒ぎしたのに、どうして尿酸値は平気なの?」
宏「何年間も薬を飲み続けたのにまったく尿酸値が下がらなかった。だから、冷えとりが本当に効くのか試そうと思って」
茜「不安にならないの?」
宏「尿酸値は数値が異常値にあると、痛風という症状が現れるでしょう。そうなると確実に数値が上がっているわけで、実際にこの2年間一度も痛風が出ないんだから数値は上がってないと思うよ」
茜「じゃあ、尿酸値の薬を飲んでいた時に痛風が出たことはあったの?」
宏「あったよ。痛風は痛いんだよ。痛みがある時は薬はやめようとは思わなかったんだよね」
茜「それでもさ、お酒はやめたくないんだよね〜」
宏「だけど、自然とビール(プリン体が多い)は減ったよ。というか、飲みたくなくなってきた。焼酎とかウィスキーの方が、飲みやすいと感じるようになってきた。年齢的なことかな〜。蒸留酒は毒がたまらないお酒だというし、カロリーも低いからいいんじゃないの?」
茜「先生は、尿酸値のこと何も言わないの? 薬を続けてくださいとか」
宏「うん。スルーだね。」
こうして、亀の歩みですが、少しづつうちの家族も変化が見られます。
【冷えとり男のめんげん】夫の場合21〜2018年健康診断の結果は尿酸値が高いとなっていますが、冷えが取れてきたのか気にならないようです。現在はあんなに依存していたアルコールも、ほぼ飲まなくなりました。
【追記2019年5月21日】尿酸値の現在は、人は変わるものです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
病気になった時に不安の場合は、病院に行きましょう。それで安心になることができるのであるのなら、私はいいのではないかと考えます。
現代に生きる私たちは、一つのことに固執してしまうのはよくないことだと思います。柔軟に考えましょう!
体調が悪い時、なぜかものすごく身体に悪いものを欲する時があります。なぜ?それは、悪いものは悪いもの、いいものはいいものを引き寄せるからです。
私は、生理の時になぜかこって入りしたデミグラソースや肉、クリームたっぷりなケーキを猛烈に食べたくなります。
体調がいい時は、食べ物も良質のもので足りています。
夫はなかなか病院依存から抜け出せず、私や娘が病気になると医者に行けと言って聞きませんでした。そんな冷えとり家族のバトルを面白おかしく描いた物語ができました。
人ってこんなにも変わるものなのかがわかる物語です。