こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。。
冷えとりをすると、本当に心身ともに健康になるのでしょうか?靴下を重ねばきしたのに、ちっとも効果が現れない!一体いつになったら、冷えとり靴下の効果があるの?
私の周りの冷えとりガールズもそんな不満を持つ人もいます。
今日の記事は、一体どのくらいの時間が経てば、冷えとり靴下の効果が現れるのかについてお伝えするものです。
冷えとり靴下6枚履きの友人の冷えとり靴下効果
山田さんは、「冷えとり 仲間になるとき2」で、話題とさせていただいたケーキ屋さんの方です。
ご自分も冷えとりを始めています。(現在6枚靴下を履かれています)
お子さん(赤ちゃん)のアトピーでとても悩んでいられました。
前回、うちに山田さんが来訪されたのは、5月でした。
それから、あっという間に4ヶ月ほど経ちました。
今回も赤ちゃんを連れて来られましたが、赤ちゃんの肌の調子はかなり良くなってきているようです。
できるだけステロイドを使用せず、過ごされてきたと話していました。
赤ちゃんも、前回来た時は、ずっと泣いていましたが、今回は2回目だし、慣れたのか、とても良く笑ってくれました。
もしかしたら、肌の調子がものすごくいいので、ご機嫌なのかもしれません。
お話中は、ずっとお母さんに抱っこされたまま、眠っていました。
茜「前回から、冷えとりをやってきて何か変化や冷えとり靴下の効果はありましたか?」
山田さん(以下・山)「靴下をたくさん履けるようになりました。靴下を脱ぐと、寒いから脱げないです!」
宏「わかる。わかります。私も最初は2枚でダメだったから。今は6枚!」
山「私もです。茜さんは?」
茜「私も6枚です。進藤幸恵さんは20枚と言っていました。」
山「20枚?!靴下をそんなに履いても履ける靴があるんですか?!」
茜「841さんで販売している靴が唯一履けると言っていましたが、もともと足のサイズが小さいそうで、普通の靴やさんに販売している靴でも十分間に合うそうですよ。でも、靴下をたくさん履くと、足の甲も大きくなるから、サイズだけで選ぶと、甲の部分がきついとも言っていましたね」
山「茜さんはどうされています?」
茜「私は足のサイズ(24.5cm)がとても大きいので、ネットで大きなサイズ専用の靴で検索して購入しています。」
山「ネットで、試着なしに、靴を買うのって怖くないですか?」
茜「ロコンドさんは、無料で返品可能なんですよ。今は、このメーカーなら大丈夫という自分に合うメーカーを見つけたので、その製品ばかりですね〜」
山「そういえば、前回、義母のことでお話ししましたのを覚えていますか? 義母に血液異常が見つかってから、ずっと悲観的で文句ばかり言っていると言いましたが、義母に冷えとりの靴下を勧めたら、履いてくれて、ネガティブなことは言わなくなったんです。体調もいいみたいです。」
宏・茜「それは良かったですね!」
茜「身体が温かいと、いつまでもネガティブな事も考えて入られませんよね・・・。私も嫌なことがあっても、半身浴していると、身体がポカポカしてきて、まっいいっか〜って思いますから・・・・」
宏「茜さんは、ホントずいぶん丸くなったよ〜」
山「ええ〜!? そんなふうには見えませんよ。」
宏「冷えとりやる前の茜さんはホント激しかったんだから!」
茜「冷えとりでは、靴下よりも、何よりも半身浴を推奨していますからね」
山「私は半身浴は無理。シャワーだけです。」
茜「山田さんは、お子さんが他にも2人いらして、半身浴の時間をとるのは難しいかもしれませんね。そういういう場合はできることからやっていればいいみたいですよ。まったくやらないより、やっている方がいいから。」
山「ああ、よかった。それを聞いて安心しました。実は、この間、健康診断に行ったら、ピロリ菌が見つかったんです。私、とても早食いなんですけれど、そういうことがいけないのかな? それで、除去しなければいけないんですけれど、今は授乳をしているから、抗生物質が飲めないので、まだやっていないんです」
宏「私もピロリ菌保有者です。私の場合は、薬で菌を殺すほどの程度ではないので、様子見なんですけれどね」
山「やはり、除去しないと胃ガンになりますかね?」
宏「確率は高いんじゃないですか? 私もそろそろやらなければと、思っていたところなんですけれど・・・」
山「かなりきつい抗生物質を飲むから、体調を崩すと聞き、躊躇(ちゅうちょ)しているんですよね」
茜「まあ、今は授乳中で、できないのだし、とりあえずは早食いをやめて、たくさん噛むということから始めたらいいのではないでしょうか?」
山「やはり、菌を殺さないとガンになりますかね?」
宏「なる確率が高いって、内科の先生が言ってました」
山「宏さんは、いつ菌を殺す抗生物質を飲むんですか?」
宏「やらなきゃとは思っているんですけれど、なかなか病院に足が向かわなくて・・・・」
茜「この人、いろいろな薬をやめてしまったから、やりたくないんですよ、本当のところは・・・・。冷えとりで菌がなくなっていたらいいんですけれど」
山「もし、そんなことがあれば教えてくださいね」
宏「もちろんです!!!」
追記:その後、冷えとりを続けた夫は、いつの間にかピロリ菌がいなくなるという不思議な経験をして、冷えとりが信じられるように変わりました。
赤ちゃんのアトピーのこと
宏「前回、赤ちゃんと会った時よりも、だいぶ赤ちゃんのアトピー肌の具合は良くなりましたね。」
山「そうなんです。本当にうれしくて。なるべくステロイドを使用しないで、頑張ってきた甲斐がありました。」
茜「赤ちゃんから、冷えとり靴下を履かせる方もいるようですよ。」
山「まだ、そこまでは試してみようとは思わなくて・・・。今は、ここまで回復してきたからよかったんですが、いろいろな方にあれこれ言われるのが本当に辛かったです。」
茜「私も音(子供)のアトピーのことについてはたくさん言われましたから、よくわかります。」
山「本当に、全然知らないくせに、ひどいことを平気で言うんですよね?」
茜「そうそう。全然知らないおばあちゃんから、通りすがりに、『あら〜、この赤ちゃん、肌が荒れていてかわいそうね〜』と言われて、私の顔をチラリと見たり・・・」
山「あります。あります。」
茜「関係ないのに、上から目線で心にもないこと言いますよね? 本当に。」
山「そうなんです。母親の本人である私はわかっているんです! 私も皮膚科に連れて行きましたが、だいぶ良くなってきてホッとしているところなんです。でも、やっぱり、ステロイドは嫌なんです。」
茜「進藤先生は、皮膚がただれても、かいて、かいて、行くと、一時期ひどくなるけれど、肌から毒が出るから、それが出終わると、綺麗な肌になるって著書に書かれていました。841さんのHPでくぷさんという方のお子さんが、皮膚をかいて、かいて、ひどい状態になったけれど、それを乗り越えたら、下から綺麗な肌が出てきて、綺麗になったということを読んだこともあるので、本当だと思います。その皮膚の画像はかなりひどい状態でしたけれど、再生した皮膚は綺麗でした。そして、周りの人が心配で、病院に行ったほうがいいとか、言ってきて悩まされるんですよね?」
山「そうですね。だんだん腸管ができてきて、改善してきたのではないか、と皮膚科で言われました。」
茜「皮膚は大腸と関わりがありますから、それはそうかもしれませんね。」
山「ちょうど、赤ちゃんが離乳食の時期になり、義母が、母乳をやめろとすごく言ってくるのが・・・・? 私は、まだ母乳を飲ませたいんですよ」
茜「作家のよしもとばななさんは、母乳推奨派で、飲みたいだけ飲ませろって書かれていましたよ。確か、『赤ちゃんのいる日々』にそんなことが書かれていたような気がします。3歳くらいまで飲ませていたような記憶があります。」
茜「保育園に入ると、牛乳を飲まないとすごく悪いことのように言われるんですが、牛乳も体に良くないというようなことが書かれた本も、よしもとさんのブログで知り、読んでみました。」
山「読んでみようかな?」
山「牛乳は体にいいから飲めと良く言われますけれど、違うんですね?」
茜「そもそも、牛乳は、牛の母乳ですよね? 赤ちゃんに飲ませるものを大人の人間が飲むのはどうかと・・・。それに子供がいない牛がいつも母乳が出るのは、ホルモン調整されているからだそうです。女性ホルモンが多く混ざった餌を食べて、ミルクを出しているんです。それを飲むと、女性ホルモンが多く摂取されます。ですから、乳がんや子宮がんが増えたのではないかということが書かれていました。」
山「知りませんでした。なんという本ですか?」
茜「『乳がんと牛乳』です。だから、音にも、牛乳は積極的には飲ませていません。給食で、牛乳は出ますけれど、飲まなくていいと言ってあります。先生からは、牛乳飲まないと背が伸びないよ、と言われるのが面倒なので、牛乳アレルギーっていうことにしています。」
宏「音は、牛乳でカルシウムを取れなくても、しらすをたくさん食べるので、とても身長が伸びて、今は後ろから3番目です。だから、身長の伸びは、牛乳とはあまり関係ないかも」
茜「牛乳から、カルシウムが取れなくても、他の食物から採れますし、身体はうまくできていて、身体の中に入ると必要なものに変換するとも、冷えとりの本で読んだことがあります。例えば、胃酸と海藻が結びつくとカルシウムに変わるから、空腹時にもずくを食べているんですよ。」
山「なるほど、冷えとりは奥が深いですね。今後も続けていきます! 靴下は、841さんのが今一番のお気に入りです」
こうして、楽しいおしゃべりタイムは終わり、山田さんは2番目のお子さんの保育園お迎えの時間になりました。
冷えとりは始めてすぐに効果が現れる人も、なかなか現れない人もいます。それは、人によって、生き方も生活環境や心の持ち方も違うからなのです。
そもそも、冷えとりで効果を出したい!と考えることこそが、進藤義晴先生の言う我欲=強欲や利己という心の毒があるということなのです。
冷えとりは平凡ですが、淡々と冷えとりをしていけば、ある日突然、
そういえば、いつも出ていたあの症状が出なくなったな〜
と、健康になっていることが多いのです。
こんな状況になれたら、冷えとりの効果がありますね!
楽しく冷えとりをしていきましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
この記事は、茜冷えとり歴8年、宏6年、山田さん5年の頃のお話です。現在は、茜冷えとり歴14年、宏12年、山田さん11年になり、やはり、冷えとり靴下は履く時間が長ければ長いほど、効果を感じられるというのが共通の見解です。
まとめ
冷えとり効果は人それぞれ。生活環境や習慣、性格がそれぞれ違うため。
冷えとりの効果を出したいと思うことこそ、心の毒。
そうはいっても効果が出るとうれしいもの。冷えとり靴下を履かないことを試してみて、不快を感じたら、目に見えない体の変化はあるはずです。
進藤幸恵さんはこの靴下ならば、20枚重ねばきしても、モコモコしないとおっしゃっていました。私も試してみましたが、薄いのでたくさん重ねばきができますし、素材によって色がつけられているので、どれが絹か、綿かなどがわかりやすいので初心者の方にオススメです。
はき心地が抜群なのは、やはり正活絹の靴下です。一度履いたらやめられません。