男性の冷えとり(風宏) PR

【男性の冷えとり】夫の場合7〜頭痛のめんげんの原因は脳腫瘍だったこと(画像あり)

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane)です!

夫は若い頃から頭痛持ちでした。

医者に行くのも面倒がり、手持ちの頭痛薬で頭痛を抑えていたのですが、ついに頼みの綱の頭痛薬が効かなくなりました。

病気の元を根治し、自分の生き方やライフスタイルを変えないと、薬で抑えることはできても、完全に病気をできないのです。

暴飲暴食、美食三昧だった夫が1度目のメニエル病のめんげんで生き方やライフスタイルを変えなかったせいで、襲ってきた次のめんげんは脳腫瘍でした。

めんげんとはなにか?

めんげんとはなにか?

実は、身体の好転反応なんです。

たとえば、少し悪くなったり、腐ったものを食べると、お腹が痛くなり、下痢をします。

身体が危険なものを取り入れないのです。

下痢は止めてはいけないというのが定説です。

それは、下痢をとめてしまうと、身体から毒が排出されなくなるからです。

身体の中の悪いものを出してしまえば、何事もなかったように回復します。

めんげんで、体の悪いものを出すときには、辛さと痛みを伴います。

だけど、それが過ぎれば身体は回復します。

めんげんが起きているそのときは、苦しくて辛くていやになることも多いのですが、それを乗り越えればいいことが待っているのです。

それに、そうなるように生活してきたのは自分の責任ですからね・・・。

 

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男性で冷えとりをやっている人は、少ないです。

男性は女性に比べて痛みに弱いので、めんげんには耐えらずやめてしまうことも多いようです。(断念してしまった知り合いも知っています。)

やめてしまった一番の理由は、

◯長く湯に浸かれない(半身浴ができない)

◯靴下をたくさん履くのは面倒

だということらしいです。

しかし、それ以上に冷えとりをやっていると、心地よさもありますし、なによりもめんげんによって、身体にいろいろな変化があります。

変化を楽しめたら、最高ですけど、その境地に至るには長い道のりです。

少しづつめんげんを乗り越えて強くなっていきます。

まずは冷えとりを楽しむことが一番ですよ。

頭痛を薬で抑えていたらメニエル病になり、その病後にわかってきたこと

まだ夫も私も冷えとりをやっていなかった頃、2人とも若く、食い意地も張っていて、過食の傾向にありました。

今にして思えば、めまい(メニエル病)は、その毒だったかもしれません。

当時は、そんなことはわからないので、医者から言われた通りに安静にして、薬を飲んでいると、ひと月ほどでその症状は治まりました。

すると、人間は喉元の熱さを過ぎると、その苦しさを忘れてしまうものなんですね・・・。

また、夫の暴飲暴食が始まりました。

そして、しょっちゅう頭が痛いと言って、市販の頭痛薬を飲んでいました。(この市販薬がとても効いてしまって、あとで後悔することとなります。鎮痛剤は痛みを止めるために身体を冷やす作用があります。飲み過ぎると身体が冷えます)

841さんのめんげん辞典によれば、頭痛の主な原因は肝臓からくるものとあります。(腎臓の毒もあります)

夫は肝炎も患っていましたので、頭痛がするのは、もともとは肝臓からの毒だったのかなと思ってしまいます。

また、冷えとり勉強会で聞いてきた五臓六腑の相関図からも、肝臓と腎臓の毒は脳の毒として出ると知りました。

脳に行かないようにするために、鼻血として脳から毒を排出するということも聞きました。
(ですから、鼻血は止めてはいけないのです。喜んで出しましょう!)

また、肝臓の毒は目に現れるということも知りました。

(*詳しくは、「冷えとり 冷えとり勉強会に行ってみました♡」をご覧くださいませ。)

だから、原因不明の目の奥の痛みに襲われたのかと、私は納得いたしました。

IMG_0523冷えとり勉強会で勉強した五臓六腑の相関図

 

また、『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』(進藤義晴著)の中にも、

腎臓が悪いと痔ろうになる

とありました。

実は、夫は、突然、痔ろうが破裂して、手術を受けたこともありました。

みんな腎臓からの毒出しだったのでしょうか?

そして、この頭痛は???

腎臓と肝臓の毒出しだったのでしょうか?

突然、目のピクピクが始まり、それは脳腫瘍の予兆だった

メニエル病から立ち直って、また元通りの生活になり、数年経ちました。

時々、頭痛は起こりましたが、鎮痛剤を飲めばなんとかやり過ごせるくらいで、ひどいめまいは起こらなくなりました。

メニエル病になったきっかけは、セキセイインコがいなくなってしまったことでした。

あまりに大きなショックで引っ越し、うさぎを飼い始めましたが、そのうさぎが亡くなりました。

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本当にかわいがっていたので、ショックで私は寝込みました。

夫は、頭痛も相変わらず、起こりましたが、うさぎが亡くなって以来、目の下の部分にピクピクする症状が現れました。

心の毒は大きいのです。(心の毒は5000倍

二人とも、元の生活に戻れず、なにか次の新しい動物を飼おうと、犬を観にいったり、猫が捨てられていないか探してみたりして、ついに猫と運命の出会いを果たしました。

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そして、私は完全に立ち直り、夫の目のぴくぴくの状況は少しおさまったかのように思えたのですが・・・。

またしばらくして、ぴくぴくが始まりました。

これは、咳のようには自分で止めることはできず、予期しないときに突然ぴくぴくと始まります。

夫は仕事柄、たくさんの人に会うので、このぴくぴくがとても気になりました。

いつものように、いろいろな病院に行って、原因を調べるのですが、

「ストレスでしょう。ゆっくり休めば治りますよ」

そう言われて、原因がわかりませんでした。

それに、もう毎日子猫との楽しい日々でストレスなんてなかったのですから・・・。

そんなときに、私が検診で大学病院に行くことになり、そこがデザイナーズ病院だったので、夫も興味を持ったらしく、一緒に行くと2人ででかけました。

今まで大学病院は、汚いというイメージが強かったのですが、そのデザイナーズ病院は、とてもきれいで最新の施設が整っていました。(電光版に誰まで診察が呼ばれているのがわかるシステムや、受付では受診はだいたい何時頃になるかがわかる画期的なシステムを持っている病院でした。病院という陰気なイメージはなく、デパートみたいな明るい雰囲気でしたから、技術をのぞけば素敵な病院でデザイナーズ病院としては、成功だったと思います。)

突然、夫は目のピクピクをここで聞いてみようかな?と言い出し、その病院に予約をとりました。

10数年前は、有名大学病院ですら、MRIなどの装置は一台しか所有していないところが多かったので、平気でひと月待ちなんてざらなものでした。

そのデザイナーズ病院には3台もMRIが設置されていたのです。

まず受診して、MRIの予約をとって、一週間後に再診察を受けることにしました。

診察は、なんとも若くてちゃらい感じの先生が、軽い感じでお話を聞いてくれたそうです。

 

若い医者「目のぴくぴくは気のせいだと思いますよ」(ここでも同じことを言われました。)

夫「でも、気になるんです」

若い医者「そんなに気になるようでしたら、気休めになるとは思いますが、念のため、MRIを撮っておきますか?」

夫「お願いします」

 

再診のときに、MRI画像を持ったその若い医者が、あわあわしながら、

「あの〜、脳腫瘍がありました・・・・」

と、言ったのを今でもはっきりと思い出せるそうです。

結果、3センチほどの大きな腫瘍が脳の中にあったのです。

 

IMG_3545右の白い大きな部分が脳腫瘍です。この大きさになるには、20年かかるそうですので、おそらく生まれたときから保有していたのではないかと言われました。

 

それからが大変でした。

デザイナーズ病院で、脳腫瘍の治療について、いろいろと話しを聞いてきたのですが、なんとも頼りない感じでここで手術を受けるのはためらわれました。

この病院での治療法としては、放射線治療を勧められたのです。

当時の脳腫瘍の治療としては、開頭手術が普通でした。

なんで、それを放射線治療を推してくるのだろう?

これはセカンドオピニオンを聞かないと、治療法については決められないと私たちは考えました。

今は、MRIもだいぶ普及してきたことと、メニエル病の症状がでたときには脳腫瘍も疑うということが言われるようになったのですが、当時はそのMRIもそんなに普及していなかったし、メニエル病から脳腫瘍という発想もなかったので、発見にはだいぶ時間がかかってしまいました。

もしかしたら、数年前のメニエル病は脳腫瘍の症状だったのかもしれません。

とにかく、セカンドオピニオンを聞いてみようと、某有名大学病院に紹介状を書いてもらいました。

(紹介状は、彼の両親の強い希望で、知り合いの知り合いに頼んで書いてもらいましたが、そんなことをしても、その名医は執刀してくれず、その弟子にあたる人が執刀いたしました。)

その病院で診てもらう前に、 MRIの予約をしてひと月待たされ、画像を撮ってから、その紹介してくださった名医の方に診てもらうことになりました。

4b082ac866f9dec4b2d8f319f15a58b8_s遠方から画像資料を持った患者が、名医の診察に押し寄せていました。(セカンドオピニオンが意識され始めた頃でした)

 

名医の先生は画像を眺めながら、このように言いました。

名医「う〜ん。これは聴神経腫瘍だなあ。(画像をみて)3センチありますね。これが顔面神経を圧迫して、目のぴくぴくが起こるんですよ」

(画像もデザイナーズ病院のものは簡易的でしたが、この病院のものは本当に細かいカットで、このくらい撮るので一人当たりに時間がかかり、一日に人数がこなせないということも理解できました)

夫「開頭手術ではなく、放射線治療を勧められましたが・・・・」

名医「いや、とってしまったほうがいいでしょう。放射線治療なんて、あまり、まだ例がないから。」

(さては、あのデザイナーズ病院は、事例をつくるために放射線治療を勧めてきたのか?と私はむかつきました)

夫「死にませんか?」

名医「頭を開けてみないと何とも言えません。腫瘍がが悪性であれば、死ぬ確率は高いし、良性ならば問題はないでしょう」

 

(が〜ん? 死んじゃうのか…)

 

夫「・・・」

茜「・・・」

名医「君、2週間後にこの方の手術入れられる?」

助手「はい、大丈夫です」

名医「じゃあ、君が執刀して!」

(あれ?紹介状を書いてもらったけど、名医は執刀しないんだ??? じゃあ、紹介状はあまり意味がなかったかも?)

そんなことを思って、名医を見つめていたら、名医は私が心配しているのかと思って、こう話してくれました。

名医「奥さん、大丈夫ですよ。ご主人の脳腫瘍は聴神経腫瘍といって、ほとんどが良性の場合が多いのです。あまり、ここに悪性ができるということはないですが、本当に腫瘍は開けてみないとなんともいえないので、一応そういうお話をしました。それから、ご主人・・・。あなたはまだ若いから腫瘍は全部はとりません。」

夫「????」

名医「顔はたくさんの神経があって、少しでも傷がつくと、そうですね、事故後の北野武さんのようなひきつった顔になってしまうんです。ですから、2ミリくらい腫瘍は残します。だいたい、腫瘍は1年に1ミリづつ大きくなって行きますので、あと20年もすれば医学ももっと進歩して、いい治療法がみつかっているかもしれません。だから、あなたの顔が今のままでいられるようにしましょう」

(わあ、名医だなあ)

名医「ただ、左の聴神経をとって、その奥の腫瘍をとるので、片耳は聞こえなくなります」

 

(が〜ん... 耳が聞こえなくなるのか・・・)

 

夫「・・・・・」

名医「片耳は聞こえませんが、骨伝導で多少は聞こえますので、慣れれば日常の生活には問題はありません。それから、三半規管もとりますので、平衡感覚が普通の人に比べて、劣りますが、こちらも慣れていきます。」

そうして、夫は診察を受けて、2週間後に手術をうけることになったのです。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. 病院の紹介状はコネを使って書いてもらうと、それなりに費用がかかります。
    たいていは、◯◯病院で手術したいと希望を言えば、どのお医者様でも紹介状は書いてくれますよ。(一通3000円から5000円ほど)
    でも、そんなことにならないように、冷えとりをがんばりましょう!
    追記:現在では総合病院は紹介状なしに診てもらうことができなくなりましたので、紹介状は必須です。
  2. 大きな手術をする場合、費用が気になります。
    高額医療制度を利用すれば、100万かかったら、その3割負担で30万支払いをし、申請後にお金は返還され、9万程度で済みます。
    追記:負担額は変更があるので、お調べくださいね。
    ただし、一時的に最初に支払いはしなければなりませんが、病院によっては分割払いができるようです。

病気のデパートだった夫のめんげんについて書いています。

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