こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(Pinterest@hietorimama/)です。
働いている時は冬になるとインフルエンザにかかったらどうしようと家族全員で予防接種を必ず受けていました。
ところが、冷えとりをずっとしていくうちに、ワクチンで変な抗体を作らず、むしろかかってしまったほうがいいということを知り、全くインフルエンザ予防接種を受けなくなりました。
おかげさまで、私は8年も風邪やインフルエンザにかかることはなかったのですが…
この冬、つい油断してインフルエンザAにかかってしまいました。
今日の記事は、冷えとりでインフルエンザを治してみようと試みた闘病記をお届けします。
インフルエンザAはママ友と行ったカラオケ店で感染した
出かけた4人中3人がインフルエンザに感染したのですから、感染源はあそこしかありません。
冬のカラオケ屋さんのマイクには、ばい菌がたくさんついています。
おそらく、前に部屋を使った人がインフルエンザの菌を保有していたのか、3人かかってしまいました。
そのうち一人は医療従事者で予防接種をしていたのに、ひどかったそうです。
冬のカラオケ店は締め切りで換気も悪いし、マイクはばい菌だらけです。
本当にうっかりしていました。
インフルエンザに感染するのは、こんなふうについうっかりと魔が差してしまったときです。
朝、寒気で目が覚めた
ママ友とカラオケ店で楽しかった日の翌日、寒気で目が覚めました。
37.1度。
私の平熱は36.7度なので、嫌な予感がしました。高熱になると、夫がインフルだと大騒ぎするので、まだ37度台に半身浴を試してみることに。
結局、インフルエンザになりましたが...
とりあえず半身浴
すぐに半身浴を1時間くらいしました。
インフルエンザの時に入浴OK&NGという説は、諸説あるのですが、冷えとりの半身浴は肩までお湯につからないし、39度くらいのお湯です。
だから、頭に血が上ることもなさそうですし、脱水症状だけ注意して、ペットボトルのお水と持って入りました。
元西洋医学信奉者の夫は、ありとあらゆる不安要素の情報が多く、ネガティブなことを言ってきます。
こんな家族のやりとりも、冷えとり10年を越えた今では、軽く受け流せるようになりました。
半身浴をしているときは病気も忘れて快適でしたが、あがるとシンドくて、またベッドでこんこんと眠り続けました。
インフルエンザA
夕方に病院に行かされ、
インフルエンザA
と認定。
ここで38.1度に。病院ですぐにイナビルを使用しました。
インフルエンザ1日目
先生は、喉と鼻が腫れあがっていると驚いていましたが、自覚は、ほぼありませんでした。
夜中にたんが絡んで、トイレで吐いたり、汗をかいたり、毒出しが始まりました。
頭が、がんがんに痛かったです。
【インフルエンザ1日目】
半身浴1時間
アイスノンをひたすら変える
靴下8枚ばき、パジャマを何度も着替える(汗が凄かった)
湯たんぽも何度も変える
インフルエンザ2日目
3日ほぼ寝たきりでしたが、いちばんつらかったのは2日目でした。
1日目以上の猛烈な頭痛が襲ってきました。
何も食べずにコンコンと眠っていました。なぜかメールを一生懸命書いている夢ばかり見たので、もしかしたら薬のせいかなと感じています。
水だけを1時間おきに家族が持ってくるので、それをひたすら飲んでいました。
それも気持ち悪くなってきて、吐いてしまったりしました。
尿が真っ黄色で臭いました。
頭が割れるように痛み、インフルの薬を飲むと熱が引くと言われていたのに、
38.1からまったく下がりませんでした。
2日目はほぼ寝たきりで、風呂に入る気力もトイレに行く気力もありませんでした。トイレにいって、たんを出した時に吐きましたが、胃液しかでませんでした。
【インフルエンザ2日目】
ほぼ寝たきり。寝すぎで腰が痛い。
吐き気。
トイレに行きたくならない。
アイスノンをひたすら変える
靴下8枚ばき、パジャマを何度も着替える
湯たんぽも何度も変える
なにも食べない。
インフルエンザ3日目
熱が下がり始め、37度台になると少し食欲が出てきて、いちごが食べたくなりました。
3日で口にしたものは水と熱が下がってからのいちごだけでした。
熱が下がってくると半身浴したくなってきて、夫がいない間に子供にお風呂を入れてもらって、半身浴しました。
半身浴をすると、嫌な汗が胸元から滝のように流れました。
いつもは1時間は半身浴するのですが、このときは体力がなくて、30分で上がってしまいました。
【インフルエンザ3日目】
半身浴20分。髪を洗う。
アイスノンをひたすら変える
靴下8枚ばき
湯たんぽも2回変える
イチゴやリンゴが美味しく感じた。
咳が出始める
しかし、この半身浴のおかげで36.7℃の平熱に戻りました。
インフルエンザ4日目
4日目からは普通通りに起きられるくらい回復しました。
いつも高熱が出ると必ず持病の蓄膿症を発症し、鼻たけができて切開することになったものですが、鼻が蓄膿症にならなかったのは幸いでした。
尿の状態も戻りましたが、今度は激しい下痢をしました。これはインフルエンザの薬のせいでよい菌まで死滅してしまったからかもしれません。
3日食べてないなかったのに、どれだけ体に蓄えたいたのかと感心するほど出ました。
今回は、家族が心配するので、すべてを冷えとりでは闘病できなかったのが残念ですが、やれる範囲で人体実験できたのは良かったと思います。
やはり、発熱は毒出しなのだなと改めて思いました。
*持病の鼻たけにつきましては、【冷えとりとめんげん】病歴(鼻茸、虫歯、にきび、生理痛)から探ってみようをご覧くださいませ。
インフルエンザを冷えとりではどう考えるか
インフルエンザは熱が出ます。発熱は、体の温度を一気に上げて、免疫力を高め、毒を一掃してくれる大チャンスとしてとらえます。
風邪は万病の元とも言われていますが、まさにこれから起こるかもしれない病気を風邪の毒でだしてくれるありがたい毒出しの絶好のチャンスなのです。
熱が上がると、血流もよくなり、血液も末端まで流れて、毒出しの大きな助けになるのです。
また、癌細胞は冷たいところでしか生存できない細胞なので、発熱することで一気に死滅させることができますから、癌細胞も撲滅できました。
そう考えると、あながちインフルエンザも悪いことばかりではないはずです。
入浴してはいけないときはない
家族で問題になったインフルエンザの時に入浴する、しない問題ですが、医師によっては入浴をよしとするところもありました。
2011年にインフルエンザにかかったときにかかった九州の耳鼻科では、良いと言われましたが、古い考えの義両親が猛反対で半身浴できませんでした。
昔の環境は、湯冷めで病気を振り返したりすることも多かったので、そのように考えている人もまだまだ多いのです。
冷えとりで行う半身浴は、胸半分を出し、腰から下だけ湯に漬かりませんので、通常の入浴方法とは違います。肩までお湯に浸かれば、頭に血が上ってしまうのでよくないですが、冷えとりで行う半身浴にはその心配はありませんでした。
でもご自分が心配だったり、私のように家族に猛反対されるようであれば、控えて、足湯や湯たんぽで頭寒足熱を心がけても、冷えとり効果はあります。
私があった冷えとり効果は、
いつも発熱後に必ずできる鼻たけができなかった
熱も思ったより高くあがらなかった
そして、なぜ今年インフルにかかったのかを考えたところ、閉経して血液の毒出しができなくなっていて、毒がかなり溜まっていたからなのでは?と思っています。
今まで生理で毒出しができていたのに、それがなくなり、毒出しができなくなって毒が少しづつたまってしまって、それを一気に出せたと思えば、すがすがしいものです。
インフルエンザはつらかったですが、3日断食もできて、吐き気と汗と下痢で、ありとあらゆる毒出しが終わって、生まれ変わった気持ちがしています。
ちょっと変わっているかもしれませんが、インフルエンザになって、細胞が生まれ変わった感があってよかったと思っています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
発熱は毒出しの大チャンス
冷えとりでインフルエンザを軽く
心配な場合は西洋医学と並行して
子供がインフルエンザにかかったときのことも参考に。