こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりをやっていると、次々とめんげんがでてきて不安になります。
ネットで検索したり、本を読んだりして、その不安を解消しようと思いますが、やはり同じことをしている仲間がいるのは、直接いろいろなことも聞くことでができて心強いですね!
今日の記事は、冷えとりをしている仲間を見つけたい人のためにお届けする内容です。
冷えとり勉強会で見つける冷えとり仲間
どうやったら、冷えとりガールズが見つかるのでしょう?
まさか、街中で足元にたくさん靴下を履いている女子を見かけたら、こちらから、
「冷えとり、やっているんですか?」
とは、なかなか声もかけられないですし・・・・。
そういう人たちが集まる勉強会のようなものに行けば、交流ができるのかな?とも思って、参加したこともあります。
(*詳しくは、「冷えとり 進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に行ってみました♡」をご覧くださいませ。)
講師の方に質問したり、お店の方に話しをうかがったりすることはできましたけれど、少し込み入ったお話は一度だけでの参加では難しかったです。
何回か同じ勉強会に参加していれば、来るメンバーも決まってきて、自然と交流が深まるのでしょうか?(勉強会自体は、とてもよく参考になりました。別の勉強会もぜひ参加してみたいと思っています。となると、仲間を見つけるためではなく、知識をとりいれるための勉強会かな?とも思いました。)
そんなことを考えていたら、こんな出会いがありました!
声をかけられ、冷えとり仲間に
ある会社に勤めていた頃の話しです。
いろいろな方から、冷えとりの足元をよく言われてきました。
「なんで、そんなに靴下をたくさん履いているの?」
「暑くないの?」
「おばあさんみたいに足元が厚ぼったくて、ものすごく変だよ〜。」(そうは言いましても、最近のおばあさんの足元をみると、おしゃれで、靴下をはいている方は少なく、素足の方が多いですね!)
私も最初の頃は、こう言われるたびに、冷えとりの素晴らしさをわかってもらいたくて、反論していました。
- 冷えとりをやっていて、足元を温めて冷えをとるのために靴下をたくさん履いている
- 絹は通気性がいいから、暑くない
など、いちいち説明してきました。
たぶん、私がなにかにダマされているのではないか、と、心配の気持ちもあったのではないかと思います。
「そんなことで、病気が治る訳がない。不調なら早く病院に行ったほうがいい」
「栄養をとって、たくさん食べたほうがいいよ」
「食べたいものを食べずにいるなんて、信じられない! つまらない人生!」
「靴下をたくさん買わされて、それを売りつけるネズミ講でもやってるんじゃないの?」
いろいろなことを言われました。(すべて本当に言われたことです!)
これは、私が冷えとりを始めて2〜3年頃のことだったと思います。
冷えとりも、冬の間はブーツを履いていると、重ね履きしている靴下が隠れてしまってわからないので、あまり言われないのですが、夏になると周りが素足になる中で、自分だけブーツを履いていたり、クロックスを履いて、靴下の足元が露出すると目立ちましたから、気になったのかもしれません。
最初の頃は、いろいろ言われましたが、私の冷えとりファッションにも、会社の皆さんが慣れてきてくれて、あるいは、あきらめてくれたのか、あまり言われなくなってきました。
職場によっては、制服にストッキング着用というところもありますね。
私のいた仕事場は私服で靴も自由でしたから、露出さえなく、失礼にあたらない服装であれば、とくに靴下をたくさん履いているからやめなさいというような注意をうけることはありませんでした。
その点ではありがたいことでした。
ただ、職場のみなさんにはいつまでたっても違和感だったようで、なにかと言われ続けました。それだけが面倒でした。
そういうときは、右から左へ、聞き流すしかありませんね?
そのうち時間が経って、ようやく、私の足元がみなさんにとって見慣れた風景のようになってきたのか、あまり言われなくなってきたのです!
そんなある日。(冷えとり歴6年目のころでした)
職場に、新しい方が中途採用入社されました。
20代の女性でした。
私とは部署が違ったので、初めはあいさつ程度でしたが、
私が作業室で作業をしていると、その方が入ってきて、突然、こう言いました。
「あの〜。冷えとり、やってらっしゃいますよね?」
そんなことを言われたのは生まれて初めてだったので、少しとまどいました。
「はい。やっていますよ」
すると、その方は、にこりと笑い、
「やっぱり?! ああ〜。よかった。なかなか冷えとりをやっている人がいなくて、新しい職場にきて、冷えとりをやっている方に出会えるなんて、本当にうれしいです!」
実は、私もうれしかったんですよ!
冷えとりの輪
声をかけてくれたのは、なっちゃんという20代の女性でした。
なっちゃん(以下 な)「風さんが、コピーをとっているいるときに、後ろ姿の足元をみたら、夏なのに短ブーツで、あれ?って思ったんですよね〜。それから、注意してみていたら、絶対冷えとりやっている!って確信したんで、声をかけてみました!」
茜「確信?」
な「デスクの上に、保温水筒がありますよね。夏なのに、湯気のたっている温かい飲み物も飲んでいる! これは,冷えとりに間違いないかなって思ったんです。それに、お菓子が配られても食べないし・・・」
茜「なるほど〜。観察力ありますね(笑)」
な「私は、冷えとりを始めてまだ1年くらいなんです。」
茜「私は6年くらいかな」
な「すごい! 頼もしいです!」
茜「なっちゃんは、冷えとりはどうやって知ったんですか?」
な「マーマーマガジンです!」
茜「あ、服部みれいさんの主宰しているところの雑誌ね。私も何冊か持っている』
な「風さんは?」
茜「私は青木美詠子さんの本から始まり、マーマーマガジンを経て、進藤義晴先生の本に行き着きました。」
な「私、進藤先生のことは知りませんでした。」
茜「とても参考になるから、今度貸しますね。初めて読むのなら、進藤先生のお嬢さんが、女性用に書いた本がいいと思うから、持ってきますね」
な「うれしいです! 私も風さんにお貸したい本があるから持ってきます。ミナ ペルホネンというブランドについての本なんですけれど。私はここの服が大好きで、高いけれど、がんばって購入しているんです。素材もよくて、ふわっとしていて、冷えとりの服にとてもいいんですよ。今度、持ってきます!」確かに、なっちゃんの服装を見ると、とてもおしゃれでした。
ワンピースをふわっと着ていて、とてもよく似合っていました。
私も冷えとりの服には、とても困っていたので、ありがたくその本をお借りしました。
こうして、なっちゃんと私の交流が始まることとなったのです。
冷えとりの輪は、また冷えとりの輪を、広げる
こうして、私となっちゃんの冷えとり交流が始まりました。
少しづつ、お互いにプライベートなこともお話するようになってきました。
お昼を一緒にいただくことも多くなってきて、冷えとりのことに加えて、家族のことも話したりしました。
子供が絵を描くのが大好きだから、将来的に美大に行かせたいなどと話すと、実はなっちゃんは美大出身者だったり・・・・。
私が絵を見ることが大好きだと言うと、自分の知り合いの方の個展に誘ってくれたのもなっちゃんでした。
な「風さんにぜひ紹介したい人がいるんです。私の友人で、やはり冷えとりをやっているんですが、いろいろと話しが合うと思います」
そして、私はなっちゃんも含めて、その友人の方と個展を観た後に、ランチをすることになったのでした。
実は、私は表面的にはコミュニケーションがうまいので、人見知りとは思われてはいませんが、実のところ、人見知りで、慣れていない人と食事をするのは、とても苦手なので大丈夫かなと思っていました。(緊張して、食べられなくなってしまうのです)
怖がり=腎臓が悪いのが性格につくづく出ているなと思ってしまいます。
未知のことが怖い傾向が強いのです。
でも、その紹介された方は、さすがに冷えとりをやっている方だったので、昔からの知り合いのように話に花が咲きました!
3時間くらい冷えとりについて、お話をしても話しがつきることもなく、楽しく過ごすことができました。
なっちゃんの友人も、身体の不調や職場での待遇など、いろいろと腹をたてていました。
(怒りっぽい=肝臓の毒!ですね)
冷えとりをやってから、怒りっぽい性格がずいぶん穏やかになったと3人で盛り上がりましたよ!
前はすぐにいらいらして八つ当たりしたことが多かったけれど、今はだいぶスルーできるようになったというのが共通の見解でした。
20代、30代は仕事についても、恋についても、いろいろと大変だと思います。
そして、なっちゃん(20代)とその友人(30代)は口を揃えて、
結婚して子供が欲しい〜
素敵な男性に出会いたい〜
そう話してくれました。
そこからもう遠くにきてしまった私には、彼女たちがきらきらと輝いていて、とても新鮮でした。
冷えとりをしていると、こういう出会いもあるものなんですね!
今でも、なっちゃんとは心の交流をしていますよ。
年をとってから、利害関係のない友人をつくるのはとても難しいことなので、本当にありがたいことです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとりガールズと出会うためのまとめ
冷えとりスタイルを堂々としていると、声をかけられてそこから交流が始まることが多いです。
冷えとりガールズとの交流は、世代をこえてありますので、自分にとって知らない情報の交換ができます。
街に出かけたら、足元をみて、靴下をたくさんはいている女子を見つけたら声をかけてみましょう。私も声をかけたおかげで、履きやすい靴を教えてもらうことができました。
記事内でご紹介した書籍はこちらです。