昔ながらの日本のごはんは、体にいいから子供に食べさせたい!
とくに、
『ひじきにはミネラルが豊富で、成長ホルモンを促進する働きがある』と知り、ぜひ子供に食べさせたい!
お料理が大好きな私が考えた子供がたくさん食べてくれるひじき料理のレシピをご紹介します。
子供のために、わたしにも食べられる料理
わたしは、ひじきが大嫌い!
なぜにあんなにあまい?
和定食を外で食べると、あまいサバ味噌煮の横にはあまいひじき。さば塩の横にもあまいひじき。
あますぎて、ひじきの味がよくわからん。
じゃあ、自分でつくってみよ〜。と、遠いむかし、『お料理1年生』なる大昔のレシピ本を見ながらつくってみた。
油を引いて水で戻したひじきを入れて炒める。すると、海藻独特の香りが広がり、なんだか胃がムカムカしてきて、食欲が一気に失せた。頑張ってレシピ通りに味付けしたら、やっぱりあま〜い!
海藻臭さが鼻に残り、ほとんど食べられない。
以後、何度かチャレンジしましたが、やっぱり臭がダメ。甘くならないようにすると臭いが勝ってしまってやっぱりダメ。以来、ほとんど作らなくなってしまったのです。
でも、こどもができた。
「ひじきにはミネラルが豊富で、成長ホルモンを促進する働きがある」
と、言われております。わたしは嫌いでも、こどもには食べさせないとな〜。だって、背高くなってほしいし。わたしの唯一のコンプレックスと言ってもいいのが、身長。169センチ。何度測っても169センチ。中学3年生から169センチ。なんで、あと1センチ伸びない!「身長いくつですか?」「170センチです」……。
なんで、わたしにシレーッと嘘をつかせる高さで止まってしまったのだ!わたしは嘘なんてつきたくないのに
だから、娘には、ぜったい170センチ突破してほしいな〜。
なんて、勝手なんでしょう。親のエゴ。自分の好き嫌いは放置しても、こどもには好き嫌いを無くしてほしい。なんて自分本位。それでいいのだ〜。だって、親だもん。
(やっぱり、親が美味しそうに食べてこそだよな〜。その姿を見てこどもは箸を伸ばすんだよな〜)
そうか!
わたしが、美味しいと思えるひじき料理をつくればよいのだ!
見た目重視のひじきとさつまいもレシピ
ようするに、ひじきの匂いを消せて、あまったるくないあまさを他の食材で引き出せればよいのだ。
わたしも娘も大好きなあまい食材。それは、
”さつまいも”
”ひじきとさつまいも” ???
合うのかしら?
とりあえず、つくってみるか。
ひじきとさつまいもの料理レシピ
ひじき適量、さつまいも小2本くらい、小松菜2束くらい(インゲンでもいいです)、油揚げ1枚、サラダ油小さじ1、お酒大さじ1砂糖小さじ1くらい(あまさはお好みで)醤油大さじ1
油をフライパンに敷いてひじきさつまいも、油揚げ、小松菜を炒めます。小松菜を入れたのは、ここに緑色があったらきれいだな〜って思ったからです。インゲンでもいいと思います。どっちもクセないし。
さつまいもの皮は剥いてません。理由は、紫色がきれいだから。
黒と緑と紫と黄色のコントラスト。きれいだと思いません?きれいだと思うな〜。好きだな〜この色の組み合わせ。
で、お酒、砂糖、醤油を入れて煮詰めてできあがり。
かんた〜ん。作るのはかんた〜ん。
問題は、味。 う〜ん。いものあまみがよろしいんじゃないでしょうか。まあまあ合格点。いも好きの娘はいもばかり食べてます。でも、いもにコバンザメのようにひじきがくっついております。それで、よろしいんじゃないでしょうか。
ひじきと豆腐のそぼろ丼レシピ
もっと、ひじきをがっつり食べさせたい!てか、わたしも食べられるようになりたい!
それが、これ。鶏ひき肉のように見えているのは豆腐です。
もちろん、鶏ひき肉でも大丈夫。てか、鶏ひき肉のほうが絶対においしいのですが、ここは、あえてヘルシーで攻めてみたいと思います。
ひじきと豆腐のそぼろ丼レシピ
ひじき適量、木綿豆腐1丁、人参1/2本。ごま油大さじ1、お酒大さじ1、砂糖小さじ1、醤油大さじ1.5(ご飯にかけるのでちょっと多めがいいと思います)
ごま油を熱して、あらかじめキッチンペーパーで水分を除いた豆腐をいれます。しゃもじやヘラで押しつぶして焼くようにします。
つぶしてつぶして〜。そぼろ状になるまでつぶして〜、豆腐の水分が全部飛んで香ばしく焦げ目がつくように焼いて〜、ひじきと、千六本に切った人参を入れて炒め、あとは、調味料を入れて煮つめます。
味見をして、ちょっと、しょっぱいかなと感じるくらいがちょうどいいでしょう。
白いご飯に乗っけて、スプーンで食べるのもいいでしょうね。
さあ、どうでしょう。ごま油の香りが食欲をそそります。
苦手なひじきも、こうすれば、食べられました。
特別な味付けはまったくありません。
合わせる食材をちょっと変えて、
調味料の割合をちょっと変えただけ。
うん。ひじき嫌いのわたしでもおいしく食べられた。
(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)
ひじきなどの海草を空腹時に食べると、胃酸と結びついてカルシウムになります。
牛乳が苦手でも、骨が強くなります。
うちでは、食事に入る前に必ずもずく酢を食べていました。
子供はまったく牛乳を飲みませんでしたが、小六で160cmを超えました。
牛乳を飲まないと背が伸びないというのは、あてはまらなかったです。
(冷えとりコーディネーター:風茜)
料理が苦手な茜も簡単にできた基本的な技が満載!