こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
肩こりは、あまりない方でしたが、昨年末の引越しや疲労が重なり、なぜか右肩が上がらなくなりました。アラフィフだし、いよいよ五十肩か…と思っていたら、痛みはどんどん増していくばかり。
しまいには眠っていても痛みで目がさめるようになりました。これは何かおかしいと思って、整形外科に行って、骨や筋肉の様子を一度見てもらうことにしました。
今日の記事は、謎の五十肩の治療法について、冷えとり的に考えてみたいと思います。
肩の痛みのきっかけは引越しの荷物移動
うちにはたくさんの本があります。引越しでそれをダンボールに詰めるためにたくさんの本を移動させました。
ようやくそれが落ち着いた頃に右肩が上がらなくなりました。
というわけで放置していました。
するとだんだん痛みを感じなくなってきたのですが、食べ過ぎると痛みを感じるということがわかってきました。
五十肩って、冷えとりのめんげん?
実は、歯茎が腫れていた時に歯茎の腫れも食べ過ぎると起こることがありました。その時に同時に肩が痛かったことがあります。そして肩の痛みから頭痛が起きたこともありました。歯茎の腫れがすっかり治ってしまって、毒出しが歯茎からできなくなり、大元に毒が戻ってしまったことも考えられます。
私はもともと大腸と肺が悪いのですが、その毒を歯茎から出していたようです。ところが歯茎の毒が治療で出せなくなったために、肺に戻ってしまい、肺ではその毒を引き受けられず、肝臓の方に毒が回ってしまったのかもしれません。
肝臓が悪いと、肩が痛くなったり、頭痛が起こります。
冷えとりから考える肩の毒だしは...
肩こり | 食べ過ぎ |
右の肩 | 食べ過ぎ(胃・膵臓) |
肩甲骨あたりの凝り | 肝臓 |
腕・肘・膝の痛み | 食べ過ぎ |
出典:「女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活」進藤義晴著
そう思って、さらに放置していました。
右肩の激痛で目が覚める
右肩の痛みを感じるようになってから、3ヶ月経ったある晩、突然睡眠中に激痛を感じました。
これは、やばいやつかもしれない…
そういう不安がある時には我慢しないで病院に行くのが私の冷えとり流。
以前はガチガチに冷えとりをしていて、病院なんか絶対に行かないと思っていたけれど、不安なら行って、そのあとにどうするか考えてもいいのです。
なぜって、不安という心の毒を溜めるよりもその方がずっといいから。
というわけで整形外科に行ってみました。
整形外科で肩関節拘縮と診断されました
まず、問診をして、レントゲンで骨を、エコーで腱板をみました。
こちらはエコーで見た腱板の状態です。
先生の診断はこちらでした。骨や筋肉に問題がないので、6の五十肩からの7の肩関節拘縮ということになりました。
そんなものは飲みたくなかったので注射を打つことにしました。アルツディスボというものです。この薬はリウマチの痛み止めに使われる薬です。
痛み止めでしたが、あまり痛みは取れていない気がしました。
というわけで、診察からリハビリ室に行くことになりました。
それでも、近藤誠先生の『医者に殺されない47の心得』によれば、「原因は老化です」と言う医者はいいお医者様だということなので信頼することにしました。
リハビリ室での五十肩の治療は体操と温め
まずはマイクロ波と低周波で5分間温めます。
それから理学療法士が問診をし、方針を決めました。
治療法は、主にマッサージです。
マッサージはその時には気持ちがいいのですが、あまり改善は感じられないという感覚があります。
理学士の方の問診で、下から上に持ち上げる時に痛みがひどいと伝えると、
と、教えてもらいました。
翌朝の五十肩の状態は更に痛みが増す
痛み止めの注射をしたのにも関わらず、またもや痛みで目が覚めました。
日中何も痛みを感じなかったのに、じっとしていても痛みを感じるようになりました。
昨日の理学療法士の人の右利きは左肩が痛くなるのが普通という発言が気になりましたので、いろいろと調べてみると、
冬から春になる時に寒さで縮こまった体が春でだんだん緩んでいくために、その症状が右側に起こる
ということを知りました。
そういえば、土用の毒出しでも右側の靴下の破れやスパッツの破れがありました。
五十肩(肩関節拘縮)防止のための家での体操
リハビリの理学療法士さんから教わった体操を1日に3回行うことにしました。
五十肩の運動といったら、有名なこれ↓
それから椅子に座って、これ↓
そして、これ↓
これを3セット行うことにしました。
とりあえず、骨や靭帯に問題はないことがわかり、毒出しのような気がしているので、家で教わった体操で様子を見ることにします。
それにしても、老化だとは.....。
冷えとり的五十肩の解決法
近藤先生の著書にも、五十肩のついてこんな記述があります。
五十肩は肩関節周辺の組織が硬くなり、肩を回しにくくなった状態。動かさないで放っておくと、そのまま固まってしまう恐れがあります。勇気を出して、一番痛い方向に涙がにじむくらいまで、繰り返し動かすことです。『医者に殺されない47の心得』(近藤誠)
冷えとりでは、痛みはめんげんです。そして、めんげんは鍛練です。かゆいよりも痛い方が毒が強く出ているということになります。いよいよ私にも痛みのめんげんが襲ってきました。
でもめんげんは耐えられるものしか起こらないので、しっかりと半身浴の時間を長くして、体を温め、食べ過ぎを控えて、痛いけれど体ゆっくりと動かすことをしばらく試してみたいと思います。
そして、その結果をまたお知らせいたしますね!
【追記】2024年1月現在、この運動をあれから毎日行うようになった結果、肩が上がらないということはなくなりました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
肩の痛みについてはこちらの記事もご覧くださいませ。
まとめ
肩の痛みは肝臓の毒出し。肝臓の毒だしは春の毒出しです。
痛いときは温める。
五十肩は放っておいても1年で治るけれど、肩の動かす範囲が狭まってしまうので、適度な体操は必要。
心配なら病院で診てもらって、安心して心の毒をためないようにしましょう。
痛いときには肩を温めるにはこれがよかったです。ホカロンの方が安価ですが、低温やけどをしますので、こちらがおすすめです。