こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問頂きまして、誠にありがとうございます。
冷えとりを始めて2年目の頃、
足の爪が二重になって、肉腫ができたり、
急性気管支炎になったり、
次から次へとめんげんが現れました。
靴下は、
絹の五本指→ウール五本指→絹の先丸→ウール先丸→絹の先丸→綿の先丸→絹の先丸→面の先丸の合計8枚の重ね履き。
スパッツは、
絹のスパッツ→ウールのスパッツの重ね履き。
下着は、
絹のブラキャミとパンツを履いて過ごしていました。
しめつけないで、ゆるゆると・・・・。
これが現在の私のスタイルになっています。
加えて、
杉っ子をいれて、40分の半身浴。
寝るときには湯たんぽを必ずいれています。
体調はみるみるとよくなってきました。
今日の記事は、冷えとりで体を冷やすからよくないと言われている食べ過ぎについて考えてみたいと思います。
冷えとりにおける食べ過ぎの定義
急性気管支炎になったときに、咳の発作であまり食事ができなかったことがありました。
そのときに劇的に症状が改善されたので、
食べ過ぎていたのかもしれない…。
と、思うようになり、
食べ過ぎるというのはどういうことなのか?
を、知りたくなりました。
自分の食べ過ぎの定義は、フランス料理やイタリア料理などの洋食を毎日食べることでした。外食のようなものが続くと食べ過ぎなんだと考えていました。そして、和食や身体にいいもの=食べ過ぎではない、と思っていましたが、
進藤先生の著書を読むと、
- 「フルーツは身体を冷やす」
- 「甘いものやアルコールも身体を冷やす」
- 「肉や魚もとらなくてもいい」
私が健康にいいと思っていたものも,身体を冷やす要因になっていることを知りました。
小さい頃から、「食べないから太らないのだ、食べろ,食べろ」と言われたことがくつがえされるようです。
「食べ過ぎないと身体はそれにふさわしい体重になる」
「やせている人は骨が強くなって、見た目はやせているのに体重は重くなる」
というので、試してみましたが、私の場合は体重は2.3キロ減り、体調は良くなった気がしました。
やせている人は骨がしっかりとしてくるから、体重は重くなるらしいのに,私の場合は減りました。
骨密度が高いこともあって(出産直後の骨密度は、120パーセントでした。もともと骨はしっかりとしているから、贅肉が減っただけだったのかも・・・。)
女性で心配なのは、骨粗しょう症です。
魚を食べなかったら、カルシウムはどうしたらいいのかな、ヨーグルトや牛乳かな?と思えば、
「乳製品も身体を冷やす」
と、ありました。
著書によれば、
海藻は酸に出会うと自分の持っているカルシウムを外に出す性質がある」
とあり、
つまり牛乳をとらなくても、海藻を食べれば、胃の中で胃酸と出会ってカルシウムになるから心配はいらないのです。
どうやら身体が勝手に自分で必要なものを生産できるらしい・・・。
すごいことです!
私たちがよくテレビの健康番組で「これを食べると身体に良い」と観るものは、番組スポンサーの戦略によります。たとえば、チョコは頭痛に効くと番組で放映されれば、翌日チョコがスーパーの棚から消えていたりします。注意してみると、その番組のスポンサーは製菓会社の場合があります。私たちはテレビの影響をとても受けやすい。悪い言い方をすれば、鵜呑みにしすぎです。
今は、テレビだけではなく、ネットなどいろいろな情報が多く,判断に困ることがありますが、
一度試してみて、自分の身体に合っていればとりいれるといいのではないでしょうか。
身体は自分に必要なものをつくり出すことができるのだから。
本当にミラクルですね!
身体にいい食べ物と悪い食べ物
食べ物には身体に良いものと悪いものがあることも知りました。
それまでは、食べ物は身体をつくるエネルギーなので、取り入れるものはすべてが身体にいいものだと思っていました。たくさん食べることができるということが健康の証と教えられてきたので、本当に常識がくつがえるようでした。
身体を冷やす食べ物と、温める食べ物があるということも知りました。
身体を冷やすものは、主に南国でつくられたものや夏に栽培されるもの。
身体を冷やす性質のものを食べることによって暑さをしのぐためなのだと思うと納得です。
反対に身体を温めるものは、寒いところでつくられたものや土の中で栽培されたり、冬のもの。
こういう身体を温める性質のものを食べ、体の芯からホカホカになるのです。すると,免疫力が力を発揮します。
今は冬でも夏のものがハウス栽培されていて、おかげで1年中食べられます。
砂糖のカロリーを減らすために昔はなかった人口甘味料が存在しています。
果物も品種改良で種がなかったり、熟する前に収穫されたりするものもあります。
経済流通のために便利になったけれど、知らず知らずのうちに、身体に不健康なものを取り入れ,私たちは生きています。
だからといって、身体にいいものだけを選んで正確に食べるということは、現代社会で生きるうえで難しい。
また、そういうことに固執してしまうのも心の毒をためることになります。
現代社会で仙人のような生活をすることは不可能に近いので、あまり偏らず、中庸をいきたいと私は考えています。
人間だから、たまに身体に悪いものだって食べたくなることがありますよね?
そういうときは,心の状態が悪いんだなと内省すればいいのだと思います。
冷えとりから考えるどこまでが食べ過ぎ?
一人一人が身体も顔も性格も違うように、どこまでが食べ過ぎなのかは,人によって違うと思います。
これはもう自分の体験から、食べ過ぎているか,食べ過ぎていないかを判断するしかないと考えます。
私の場合は、食べ過ぎると、のどが痛くなり、鼻水もでます。
そして、異常な眠気。
これは身体がこれ以上,身体に食べ物を入れさせないためにあえてそうさせるらしいので、気をつけます。
眠らせ胃腸を休ませよう。
怪我をさせて食べ物を買いに行かせなくしよう。
という身体の自己防衛らしいです。
それでも食べ過ぎをやめないと、即刻、
毒だし
が、始まります。
吐いたり、熱がでたり、咳がはじまり、お腹を壊すのです。
しかも,ストレスで心に毒がたまっているときにはお腹が減っていないのに、あり得ないくらい食べてしまいます。
そのあとに、結果として、一週間下痢が続き、あのときのあの欲望は毒だったのかと反省しますが、何度も何度もこういうことを繰り返し、少しずつ間違えを繰り返さなくなり、健康に近づいていく感じがします。
身体から出るものはすべて毒なので、
鼻血がでると、脳の毒がでてくれてありがとう♡
熱がでると、今,私の免疫力が闘っている!
けがをすると、手足が使えなくならないと食べ物をとりにいってしまうからけがしたのか!
と、楽観的にとらえられるようになりました。
そして、めんげんはそれに耐えることができるようになると、まるで自分を試すようにステップアップしたものが現れてきます。
私もあの喘息のめんげんを越えることができたのは、乗り越える力がついたからです。
息ができない苦しさを乗り越えられるなら、その先にさらにたまっている毒を出しても身体が大丈夫と判断し、
次の毒を出し始めます。
健康って毒が出ない状態のことなんでしょうけど…、
わたしは、いったいいつ、
健康です!
と、宣言できる日がくるのでしょうか?
その日は、まだまだ遠いですが、日々、確実に健康へ向かっていってます!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 緑茶は毒を消します。
発酵食品ではないので身体を冷やす食品とされていますが、日本人の中に脈々と流れる緑茶遺伝子のあるので悪影響はないそうです。 - 夏でも氷入りの飲み物は避けましょう。
身体を冷やします。あたたかいお茶を飲みましょう。
冷たいものをとりいれると、体温が下がり、免疫力がおちます。 - 食べ過ぎたと自分で感じたら、朝ご飯をぬくと調整できます。
お腹がすかないのに習慣だからと無理に食べる必要はありません。
空腹は身体を軽やかにしてくれます。
記事中ご紹介した進藤先生の記述はこちらに掲載されています。