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【冷えとりと食】冷えとりにおける食べすぎの定義

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!

いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。

冷えとりをしていると、食べ過ぎという言葉がよく出てきます。

食べ過ぎってどういうことなんだろう?

そう思って考えてみたこともあります。

今日の記事は、冷えとりにおける食べ過ぎの定義についてを考えていきたいと思います。

カロリーの低いものは食べ過ぎではないという考え方は正しいか?

なんとなく今までは、カロリーのないものを食べれば食べ過ぎではない、などと定義して、比較的低カロリーのものをお腹いっぱい食べてきました。

肉や魚を食べなければいい、などとも思ってきました。

そんな折に、冷えとり提唱者の進藤義晴先生のその著書『冷えは万病のもと 万病を治す「冷えとり」生活療法』の中で、

「いろいろ言っているけれど、それでは毎日何を食べているのか」とよく聞かれるます。私は玄米飯にのりだけという食事が半分以上です。(一回茶碗一杯)」

 

と、書かれていて、その時初めて食べ過ぎないってこういうことなんだということを自覚しました。

今までは、玄米=体にいいものだから、カロリーも低いものだし、たくさん食べても大丈夫というように思ってきたので、本当に目からウロコでした。

カロリーが低いからということではなかったんですね。

カロリーが低くても高くても、食べれば臓器は働かなければならないという意味で、食べ過ぎということの意味がわかったような気がしました。

そして、進藤先生は特に厳しく食べ物を制限しているわけでもなく、全体の8〜10パーセントくらいは体に悪いものを食べてもいいとさえ、言っていると娘さんの幸恵さんが冷えとり勉強会(繭結さんで行われています)でも教えてくださいました。

(むしろ食養法は奨励していないように著書からは読み取れますし、進藤先生の教えを受け継いでいる冷えとりおはなし会の柳沢さんも同じようなことを言っておられました)

体にいいものばかり食べていると、体に悪いものが入った時に過剰反応することになってしまうので、抗体をつけるのも必要だということなのかもしれませんね。

(これは、うちの子供が食物アレルギーの時に、アレルギーの内科医の先生から、完全除去食にすると抗体がないから、少しでもその食べ物が入ると、過剰反応を起こすことになり、死に至る場合も起こるかもしれないので、少しずつでもその食べ物を体に入れ、症状が起きても免疫をつけていくことを勧められたことに似ている気がします。実際、うちの子供はひどい卵アレルギーでしたが、アトピーの症状と戦いながら、少しづつ食べさせ、今では卵のアレルギーはなくなってしまいました)

そんなことを知って、私は朝だけご飯を食べないことを実践するようになりました。

もう朝ごはんを食べなくなり、3年くらい経ちましたが、体に支障はありません。

食べていた頃よりも、とても体が軽く、体調も良くなってきている気がします。

昼ごはんを食べるまでの時間は、本当に仕事も家事も効率よくできるようになります。

私にとっては、朝ごはんは食べなければならないと世間的に言われている事よりも、食べない方が自分が快適にいられるということがわかりました。

このように、世間的に言われていることも、人によっては当てはまらないこともあるということがわかってきました。

マスコミがこれが体にいいと言っているCMは、本当にいいものではなく、その商品を売るためだということもわかってきました。

(マスコミは必ずしも正しい情報を流してくれるというわけではなりません。3.11の放射能漏れのことを思い出してください。しばらく隠蔽されていましたよね?)

そして、少しづつ、自分の頭で考え、実行できるようになってきたようにも思います。

不食という生き方

最近、この本を読み、ちょっと目からウロコでした。

食物を食べないで、プラーナというエネルギーを著者は食べていると書かれていました。

食べないことが最近話題になることも多いのですが、著者は食べないことを勧めているわけでもなく、食べることが心地がよければ食べればいいと述べられています。

いいかげん=良い加減を勧めていて、自分の心が欲するものを勧めております。

食べることも食べないことも、自由意志の尊重なのだということを言っておられます。

確かに、冷えとりも強制しても続けない人は続けません。

でも自分の意思で始めた人は、どんなに辛いめんげんがあっても続けます。

人は自分がやりたいと思ったことしか続けられないということはなんとなくわかります。

なのに、世間的に言われていることを信じてしまうのはどうしてなのでしょう。

自分の頭で考えて、決断していないからですね。

例えば、朝ごはんを食べないと力が出ないから朝ごはんを抜いてはいけない、そう言われることは多いのですが、これは私には当てはまりませんでした。

ですから、常に自分がどうしたいのかを考えないといけないのですね。

そして、食べる時は、命を頂いているわけですから常に感謝する。

これがエネルギーを体に増やす大きな助けになるのです。

とても大切なことです。

現在、私は何も食べないことで体を作るのは難しい(何故ならば、美味しいものを食べたい欲があるし、家族で美味しい美しい食事をするのが大好きだから)ので、3年かけて朝ごはんを食べなくなって言ったように、少しづつ体を変えていこうと考えています。

エネルギーで生きているということができるには、まだまだなので、今の私は命を頂いて、それを自分につなげていくことを選ぼうと思いました。

これが今の私のいいかげんなのかもしれません。

断食の効果

五臓の相関図

 

全く食べないというわけではなく、朝だけ断食を続け、昼はおにぎりのみの食事をこの3年間続けてきた私の体調についてお話したいと思います。

2019年7月15日現在:朝断食と昼は野菜たくさんの蕎麦、夜は粗食というスタイルになっています。

このスタイルを続けて、たまにお昼が会食であったりすると、午後は眠たくて仕事がはかどりませんし、便通も悪くなるなど、明らかに体調不良になることに気がつきました。

そして、食べていない方がスッキリと仕事ができますし、頭もさえ、テキパキと動けます。

そして、私が食べ過ぎた時には必ず歯茎が腫れるようになりました。

(神経を抜いた歯にクラウンがかぶせてある根元の部分です。歯のことにつきましては、以前のブログをご覧いただければ幸いです)

奥歯は特に大腸の毒が出るところで、私の歯の腫れる場所もちょうど奥歯になります。

歯医者に行くと、必ずそう頻繁に腫れるのであれば、一度クラウンを外して、根の治療をした方がいいと勧められ、すで4年経ちました。

その間に、奥歯の半分を覆うほど腫れたこともありますが、押すと潰れて海や血が出て、腫れが引いたりするうちに、今では小さなニキビくらいの腫れになってきました。

歯や歯茎も特に痛いということはありません。

この症状が現れ、最初の頃はとても歯茎が腫れましたので、どうするべきか悩みました。

というのは、以前、私は虫歯を放置して一本歯を失うという経験があり、そのために矯正をすることになったからです。

冷えとりの本を読んでいると、虫歯は直さなくてもいいような気もしてきます。

しかし、歯を失ったら・・・?!

という感じで随分最初の1年くらいは葛藤しましたが、最近では食べ過ぎたり、甘いものをとり過ぎたりすると、この部分が腫れるということがわかってきましたので、そういう場合は食べない=臓器を休ませるということをしてきました。

すると、腫れはすぐに引きます。

また、腫れても絹の布を当てておくと翌朝には何もなかったようになります。

だから、やはり食べないということは、臓器を休ませるという意味では効果的なのかもしれません。

冷えとりの本にも書かれていますが、食べたい欲がなくなり、少量で足りていれば、飢えている国から飽食のために食べ物を奪うこともなくなるでしょう。

また、不食の本に書かれているように、食べ物ではなくエネルギーから栄養を取れれば、食べ物で困る人がいなくなるわけですから、争いもなくなるかもしれませんよね・・・

いずれにしても、欲がなくなるようになりたいものです。

2018年夏に歯茎の腫れの根管治療をしても、腫れがひかずに外科手術になったときに思い切って断食をしてみたら、腫れはすっとおさまりました。そして、2019年7月現在は何もなかったかのように良い状態の歯茎に戻りました。詳しくは、【冷えとりとめんげん】歯茎の腫れから1年後の経過報告をご覧くださいませ。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. 食べないことと食べることは、極端に行うのは避けたいものです。
    極端に行うと、必ずストレスが生まれ、心の毒がたまります。
    ゆるやかにできることから、少しづつやりたいものです。
  2. 食べないと決めて、実践している時に必ず起こるのが、お付き合いで食べること。
    この場合、「私は食べません!」と言ってしまうと角が立つ場合もあり、私もとても悩まされました。
    断食をするようになって、お付き合いで食べるときは、今では、喜んで食べるようにしています。
    冷えとりは、白黒はっきりつけるということはしないで、まあいいかと思うことも大切にされています。
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