こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして本当にありがとうございます。
飲み過ぎ、食べ過ぎになると喉が痛くなったり、鼻水が出たり、目やにがひどかったり、怪我をしたりすることはありませんか?
冷えとりでは、食べ過ぎると、喉を痛くして食べ物を食べさせないようにしたり、目やにで目を見えなくさせて食べ物を取りに行かせないようにします。
もし、そんな症状があるようでしたら、食べ過ぎなので少し控えた方がいいかもしれませんね。
さて、今回は風家の食べ過ぎからの生還について、をお届けしたいと思います。
どうぞ、お付き合いくださいませ。
*目やににつきましては、【冷えとりとめんげん】朝起きると目やにで目が開かない理由もご覧くださいませ。
クリスマスの食べ過ぎ後
クリスマスには、なぜかケーキにチキンはつきもの☆
おそらく子供がいなければ、そんなことにもこだわることもなくクリスマスだからといって、ごちそうも食べなかったことでしょう。
しかし、子供がいるとなると話は別。
「クリスマスには骨つきチキンとケーキを食べようね」
な〜んて言われた日には、やはり準備してあげたいと思うのが親心。
というわけで、うちもケーキと骨つきチキン、それにシャンパン(夫の希望)を準備して、その日を迎えたのでした。
そして、モリモリと食べました。
でも、三日後にバレエの発表会を控えています。
以前、クリスマスのご馳走を食べすぎて、子供は、その日の晩に吐いたこともありました。
そして、発表会当日に高熱が出てしまって、舞台に穴をあけることもありました。
そうなってしまったら大変。
団体競技なので穴があくと大変です。
そんな経験しているので、翌朝のご飯は軽くし、お昼もおにぎりだけ食べさせました。
その結果、アトピーは少し悪化しましたが、熱も風邪も引かずに発表会当日を迎えることができました。
このように食べすぎた翌日は、食事を調整すると良いようです。
ちなみに、クリスマスの日は、夫(風宏)も久しぶりのアルコールを飲みすぎて記憶を失うほど酔いましたが、翌日、子供とともに調整した結果、体調不良にならずに済みました。
年末年始行事の食べ過ぎ・飲み過ぎ
そうはいっても、年末年始は忘年会や新年会のお付き合いで食べ過ぎ、飲み過ぎのシーンが多くなりますね。
自分だけでコントロールできない場面も増えてくるかもしれません・・・
せっかく、みんなが楽しそうに飲んでいるときに、
「私、冷えとりをやっているから、飲めない!」
な〜んていうと、白けてしまいますよね。
かといって、飲みたい欲を抑えて、飲まないようにしてしまうのも心の毒(体の毒の5000倍)を作ってしまいます。
以前は、私はそういうふうにガチガチに冷えとりをやっていたので、本当に感じが悪く、冷えとりをしているから!とお断りしていました。
(会合すらキャンセルしていました)
それで、嫌なお付き合いは、随分、断捨離できたから、よかったといえばよかったのですが、今は、そういう会合では、勧められたら、いただいたり、好きなものを食べたりします。
そのあとに、食べたことを忘れる。
これに限ります。
そして、翌日無理して食べない。
お腹が減ったら、粗食をいただくのです。
そういうことをするようになって、随分体調不良を起こさなくなってきました。
冷えとりから考える欲と感謝
冷えとりの本の中で、進藤先生(冷えとり提唱者)は、人には我執があると述べられています。
この我執とは、大きく四つに分かれて、傲慢、冷酷、利己、強欲からなります。
この4つは、人間なら誰でも持っている欲であり、これが組み合わさることによって、病気になります。
進藤先生は、「新版万病を治す冷えとり健康法」で、このように述べられています。
健康であるということは、心にこうした歪みがないから病気にもならないということですから、自分本位を捨てて心を丸く持ち、明るい気持ちで毎日過ごせることが私たちの最大の目標といえるでしょう。
お正月に、まさに強欲のために、感謝を忘れたという事件がうちで起こりました。
子供がお年玉を祖父母から送ってもらったのですが、そのお礼を言わなかったのです。
今年のお正月は、子供は大晦日に遅くまで起きていたために、元旦に遅く起きました。
そのために朝ごはんの時間が遅くなり、朝ごはんを食べている最中に祖父母からお正月に挨拶の電話がかかってきました。
子供は目の前のパンが食べたくで電話で話しなどしたくありません。
祖母が電話で、今年の目標は何と聞いているのに、パンをもぐもぐと食べながら黙ったままです。
食べたいので、適当に相槌を打って、会話を終わらせていました。
もちろんお年玉のお礼も言いませんでした。
お年玉に対する感謝の気持ちなどなく、目の前の欲(朝ごはんを食べたい)に負けていました。
そして、そのあと親に猛烈に怒られ、お正月の楽しい気分は台無しになりました。
・・みな自分本位で”おれが、わたしが”と思っているので、具合の悪いことが起こるのです。「新版万病を治す冷えとり健康法」より
子供の場合、
・電話より、目の前のパンが食べたい。
という我執に負けたために、1年でとても楽しい日が台無しになってしまったのです。
自分本位の欲を捨てれば、こんなことは起こりませんでした。
パンを食べるのを5分くらい我慢して、電話でお話しして、お年玉のお礼を言えばよかったのですから・・・・
我執に囚われていると、そんなふうにも思えません。
・なんでこんな時間に電話をかけてくるの?
・朝ごはんの時間なのに・・・
・電話で話すのもめんどくさい・・
こんなふうに思っていたことでしょう。
このように思う気持ちの背景には、子供の中に、お年玉はもらって当たり前という傲慢な気持ちもあったからだと思います。
(強欲は大腸が悪くなり、傲慢は肝臓が悪くなります。子供は大腸と肝臓が良くないので、おそらくこの2つの欲が強いというのがわかります。)
・・自分本位を捨てることができれば、多少苦しいこと、つらいことがあっても、そのくらいは当然なんだとゆったり構えることができて、いちいち頭に血がのぼることもなくなります。「新版万病を治す冷えとり健康法」より
子供は自分のできることをしなければならなかったのです。
夕方に反省し、祖父母にお礼の電話をかけました。
祖母が子供にいろいろと話をしてきて、子供もそれに対してきちんと会話をしました。
祖父母は電話の向こうでとても嬉しそうでした。
子供も、電話であんなに喜んでくれるのならば、きちんと話せばよかったと反省していました。
つまり、この場合、子供のできることは祖父母とのコミュニュケーションだったのです。
私たち夫婦も、この元旦の事件後、欲はいけないということを思い知り、いつもお正月よりも食べる量を減らしました。
すると、身体の重くない快適なお正月を過ごすことができました。
体調不良も起こりませんでした。
食べ過ぎから生還するためには、少しづつでも自分本位の欲をなくしていくことが一番の近道ですね・・・
皆様のお正月はいかがお過ごしでしたか?
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとりを始めたばかりの頃、あまりに食欲が強すぎて、食べる欲を抑えることができないのではないかと思っていました。
ところが、冷えが取れてくると、外食などで食べていても、自然と、「食べすぎている」という感覚がわかってきて、ここまでにしようと思えるようになってきます。 - 冷えが取れてくる前に食べすぎていると、体からの警告があります。
めんげんです。
食べ過ぎの翌日、目やにがものすごく出たり、鼻水が止まらなくなったり、足の親指が寝ているときに痛くなったり・・・これを繰り返していくと、食べ過ぎを止めることができるようになってきます。