こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
冷えとりをしていると、毒が出てきます。その毒出しのひとつとして、かゆみがありますが、なぜか乳首やお股がかゆくなることがあります。
かゆみのめんげんは、痛みや痺れよりも比較的軽いものですが、お股がかゆいというのは、少し困りますよね。
今日の記事は、冷えとりのめんげんのひとつとして、陰部のかゆみについてお伝えいたします。
冷えとりのかゆみのめんげん
皆さんは虫に刺されたり、アレルギーが出てくるとかゆみが現れますよね?かゆいのは、本当にいらいらします。
冷えとりすると、なぜカユくなるんだろう?
冷えとりの本の中には、かゆかったらかいて、傷口を広げると毒の出口ができるので、毒が出やすくなるとあります。
皮膚科の先生は洗ってはいけないというので、私はお風呂に入って洗いなさいといいます。掻いてはいけないというので、かゆいときは掻きなさいと。かゆいのは、毒がでようとしているのに皮膚の出口が狭いので、掻いて広げてくださいという合図なのです。血がでても、ただれても、きれいにふきとりながら、どんどん掻けばいいのです。
出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法』
要するに、我慢しないで、カイてしまっていいということなのですね!
それだったら、どうしてお医者さんはカイてはいけないっていうのだろう?
カクと、傷になり、そこからバイキンが入り、化膿し、傷が悪化するとよく言われます。
でも冷えとりをしていて、傷口をかきこわしても化膿することは、私にはありませんでした。
子供もアトピーで、だいぶかいてしまって、皮膚がじゅくじゅくになり、その部分をかきこわしても、そこからバイキンがはいってどうにかなるっていうこともありませんでした。
確かに、バイキンが入れば化膿するということはわかります。
化膿しなかった私と子供が、共通しておこなっていたことがあるのです・・・
それは・・・
- 絹のものを巻いているか、
- シルクパウダーをはたいていました。
やはり、絹には排毒作用があるのです。
▼シルクパウダーについては、実際使ってみたシルクパウダーのメリット&デメリットをご覧くださいませ。
そして、そして、傷が治るときにはカユさがありますよね?
それと同じで、毒出しの疾患が治る時も、もしかしたら、カユいってことなんじゃないのかな?
それだったら、カユいっていいことなのかも!
そんなことを今回は考えてみたいと思います。
冷えとりの困ったところのかゆみ、それはお股
カユイところはかく。
それで傷口を広げて、毒を出す。
これはよくわかりました。
ところが、あるとき困ったところがカユくて仕方がなくなりました。(比較的に冷えとりをはじめて、2〜3年目にこの症状が現れました。今はなくなりました。)
それは、お股のかゆみです。
股がカユいと、病気ではないか?(特に女性はカンジダと思うこともありませんか?男性では性病を疑う方も多いようです)と心配になりますよね。
それにマタをポリポリとかくのもどうなのか・・・
なかなかできませんよね。
冷えとりでは、股の部分から病毒がでるので、ここは風通しをよくするとあります。(女性は、ガードルやストッキングを履いていると、毒が出にくくなりますのでご注意を。服はふわっとしたものが風通しがよくよいのです)
そういうわけで、締め付けるような服を履いていると毒が出にくくなります。(ぴたっとしたズボンも気をつけましょう)
841さんのめんげん辞典によれば、股は消化器、膵臓の毒とあります。
冷えとりの本に書かれているように、病毒は股から出て行くというのは、食べ過ぎの毒のことを言っているのかもしれません。
現代人で、食べ過ぎでない人はいません。
とくに、お股がカユい場合は食べ過ぎを疑ってもいいと思います。
そして、足先と同じく、お股からは毒がでるのだと考えた方がよいでしょう。
食べ過ぎであれば、消化器を酷使しているので、食べることをやめてみる。(お腹がすいていなければ、食事の時間がきたとしても食べなくてもよいのです。むしろ一食抜かした方が体調がよくなります)
お股がかゆいときに、消化器の他に、もうひとつ疑うのは、膵臓ですが、膵臓が悪くなると、糖尿病になる場合があります。(糖尿病も食べすぎるとなりますね)
膵臓は、消化器への分泌液をおくるところですから、やはり消化器と大きく関係をしています。
ですから、やはり食べ過ぎをやめなければならないのですね。
また、アトピーの人はもともと肺と大腸が弱いのです。
(うちの子供はアトピーです。*詳しくは「冷えとり子供のアトピー4 脱ステロイドへの道 」シリーズをご覧くださいませ。)
五臓六腑の相関図において、この肺と大腸の親にあたるのは、脾臓・膵臓、胃になります。
親とは、子の面倒をみるものなので、冷えとりにおいても、それは同じことになりますので、肺や大腸が悪いと、その毒を、親である脾臓・膵臓・胃が肩代わりをしてくれるのです。(ですから、膵臓の毒がマタの部分の皮膚からでるのではないかと私は考えています)
うちの子供のアトピーも、最初の頃はお股にかゆみが出てきて、カユイと、かきまくりました。
そのときは皮膚がえぐれてひどいことになったことがあります。
現在は落ち着いてはきていますが、シルクのパンツが続けて、2枚も穴があいてしまいました。
シルクは拝毒の力がありますので、毒だしを引き受けてしまうのですね。
毒を吸った部分がとけてしまうので、穴があいてしまいます。
正直にいえば、シルクは値段が高いので、破けるとショックなことはショックなのですが、病気になって病院にいくことを考えれば、破けることのほうが全然マシです。
破けたパンツをみると、ありがたい〜!!と思うようにしております。
かゆみにはシルクのショーツがよかったです。
関連記事は、【冷えとりグッズ】股にかゆみがある人におすすめ!シルクショーツをご覧ください。
陰部にかゆみがあっても、心配しない
冷えとりをやっていると、このようにちょっと困ったところがカユくなる場合があります。(人によっては、乳首がカユくて仕方がないという方も、冷えとりおはなし会で聞きました。)
お股がかゆいのは、あまりイメージがよいものではありませんし、どちらかといえばネガティブなイメージのところなので、心配になりますね。
でも、心配しない。
とてもカユい時期も確かにあります。
そして、かきこわして、皮膚をえぐってしまうこともありました。
でも、食べ過ぎをやめて、カイて、傷口を広げて、毒を出していれば、いつかは治ります。(そのいつかは、人によって、違います。)
子どもの場合は、毒の溜まり方も大人に比べれば少ないので、食べ過ぎをやめれば、比較的早くカユみはおさまるようです。(実際に、うちの子どものお股のカユさは食べ過ぎをさせなければ、半月くらいでおさまってしまいました。大人は子どもとくらべて、毒もそれなりに溜まっていますから、長い人では3年くらいカユいということを聞いたこともあります。)
カユても気にしない。
カユければかく。
心配しない。
すると、忘れた頃にカユみがおさまっていることが多いです。
心配や不安は心の毒(5000倍)ですから、うじうじ悩むのであれば、病院に行かれてもよいと私は思っています。
ただし、薬や手術はそのときその症状がおさまったとしても、それは完治ではありません。
薬で症状をおさえたり、手術で悪いものをとっただけです。
同じような食生活や、心の不安をかかえていれば、その症状はいつまでも繰り返すことになります。
人は欲望のままに生きるのではなく、鍛練も必要です。
冷えとりをしていると、冷えがとれてきて、心が穏やかでおおらかにになりますので、その鍛練も乗り越えられるようになってきます。
そして、不思議なことにその鍛練(めんげんや毒出し)は、その人に乗り越えられるものしか起こりません。
これは人生においても同じですね。
奥が深いです・・・。
皆さんは、どうでしょうか?
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 破れてしまった絹の靴下の再利用として、傷口にあてるといいです。
絹の靴下を履き始めた最初の頃は、とにかく靴下がすぐ破けて使えなくなります。細かく切って、患部にあてると、傷が悪化しませんし、治りも早いですよ。ぜひお試しくださいね。 - シルクは人の肌の成分と同じにできています。
ですから、できれば肌に触れるところに身につけると、拝毒の助けになります。でも、値段が高いのですべてはシルクのものに変えられないときは、破けてしまったシルクを利用しましょう。
使える部分を切って、ナプキンのようにマタにあてると、カユみはおさまります。
記事中でご紹介したものはこちらです。