結婚したいと言う声をよく聞きますが、行動しない女子が非常に多いと思います。
いろいろ思い悩むと動けなくなってしまうこともあるでしょう。
そんなときには、考えるよりもまず行動してみましょう。
結婚できない女性は、少し思考を変えてみましょう。
自分のことだけ考えた結婚ではなく、相手のことを思った結婚について考えるようになると、不思議とご縁が生まれます。
必要なのは行動する勇気と相手への思いやりだけ!今日はそんな記事です。
考えるより、行動が大事なときもある
考えるより、行動することが大事
人生には、そんな場面がいくつもあります。その最たる場面は、
”地震”や”竜巻”、”豪雨”といった自然災害が起きたとき。
”考えるより、行動する”
でも、
これができるようになるためには、事前の準備や訓練が必要なのです。
だから、常日頃から、小学校でも、会社でも避難訓練が行われているのです。
そういった、心構えというか、訓練で体に覚えさせておかないと、突如、訪れる自然災害に対処はできません。だから、消防隊員の方々も毎日、訓練をする。自衛隊員の方々も毎日、訓練をする。
それは、来たるべきXデーに備えるためです。
やるべきことを事前に考えて行動して、備えているから、心と体の準備ができている。だからこそ、来たるべきその瞬間に、
考えるより先に行動に移せるのです。
言いかえれば、
日頃の備えがないから、突然、嵐が訪れても、行動に移すことができず、固まってしまうのです。
そんなとき、人はどうなるか?
「考えろ…考えろ…」
と、なってしまいます。
でも、その瞬間に考えても、もう遅い。
わたしの言いたいことがなにか?わかりますか?
結婚も同じだということです。
結婚した周りの友人に聞いてみてください。
全て計画通りに、自分の決めた人、自分の決めた日時に、自分の決めた場所で結婚できた人がどれくらいいるでしょう。新婚時の住まい、職業、収入といった環境が計画通りだという人がどれだけいるでしょう。
ほとんどいないと思いませんか?
「あれとあれよと言う間に、話が決まっちゃった」
「こんなに早く結婚するつもりなかったんだけど…、不思議だね」
「子供ができちゃったからね〜…」
なんて、話ばかりではないですか?
で、その後の、結婚された方の人生はどうですか?失敗された方もいれば、いつまでも仲の良いご夫婦もいるでしょう。その方たちを見て、どのような感想を抱くでしょう。
つまり、そこが大事。
結婚したい人は、しっかり感想を抱くこと。そして、立場を自分に変えてイメージを作ること。
現代の結婚は、自然災害みたいなもの?
かつての日本は、結婚といえば、お見合いでした。
結婚を前提に初対面し、結婚を前提にお互いの親の許可を得て、婚前に会う。つまりデートする。当然、婚前交渉なんてありえない。
結婚は、心と身体の準備ができて、周りの準備も整って、当事者だけでなく、親類縁者全ての人の了承を得て初めて行われるものでした。
それが、恋愛結婚が主流となり、”同棲”という現象が男女の批判的な行いの対象として世の中に浸透していきます。
ちょうどそのころ、『金八先生』でもあった、”できちゃった結婚”。これも、あくまで、”若者の浅はかな行為による悲しい結末”的な見解。
その後、”同棲”が市民権を得られたのは、”結婚を前提とした同棲”という感覚が育ってから。
その結果としての、大人の”デキ婚”です。それでも、当時は批判の対象でした。
そして、いま。
”デキ婚”はいたって普通です。別に恥ずかしいことではありません。
むしろ、当然。
30歳くらいの方たちにとっては、”結婚するための作法の一つ”くらいの捉えられ方のようです。
そう思っていいのかな?
だから、いまや、結婚は自然災害と変わらない。そう感じてしまいます。
まあ、これは、わたしが男性なので、男目線がかなり強いですが、ご理解ください。
でも、わたしたちの時代も、結婚はすでに自然災害に近いものでした。
なんにも考えていないのに突如、向こうから勝手にやってくる地震のようなものではありませんが、やはり、結婚となると、勢いというか、一気にやっちゃえ!的な。
台風のような、どうせくるなら、ドーンと身構えよう!みたいな。計画的に理想的に、というわけにはなかなかいきません。
そういう意味では、いまとそれほど変わらないかもしれません。
結婚は、人生の1、2を争う一大事であるのに…・
結婚は、人生の中で、1、2を争う一大事であるにもかかわらず、
「結婚したいけど、できない」
と、言っておられる方のうち、どれだけの方が、ご自分の結婚後の姿を具体的にイメージできているのでしょうか?
口では、「結婚したい」と、言っているいるだけで、その実は、あなたも、なんにも考えていないんじゃないですか?
結果、
来たるべきときに備え、考え、準備してない = 考えるより先に行動できない = 考える考える = チャンスを逃す = 失敗
こうなります。
で、ここで間違えないでいただきたいのは、
「考えるより行動しろ!」
と、言われたら、
「考えずに行動しろということか…」
そう考える人が、いかに多いかということです。
つまり、
考えるより先に行動する = 考えずに行動する
と、考える人がいかに多いかということです。でも、これは間違いです、。
考えるより先に行動する ≠ 考えずに行動する
これ、頭に叩きこんでくださいね。
こういう風に考える人は、どうなるか?それが、事業を起こすにしても、結婚にしても、結果は同じ。
考えるより先に行動する = 考えずに行動する = 失敗
必ず、そうなります。まあ、たまに、ビギナーズラックのようなものはありますが、それはあくまでもラッキーだっただけ。
だから、そうならないために、
来たるべきときに備え、考え、準備しておく = 考えるより先に行動できる = チャンスを逃さない = 成功
こういう流れを作り出すことが、とても大事だと、わたしは思うのです。
そのためには、具体的にはどうすればよいのか?
自分がイメージする幸せな結婚を具体的に頭に浮かべるだけです。
「備えあれば憂いなし」
とはいえ、結婚に関して、具体的な行動を起こして備えるなんてことはできません。
「好きな人ができたから、結婚式場をとって、新婚旅行先を決めて、家まで借りちゃったよー」
こわいこわい。
こうなったら、警察を呼ぶか、先に病院に行ったほうがいいですよね。
そうではなくて、
たとえば、いま、同棲している相手との幸せな結婚がイメージできますか?
結婚のイメージというのは、
「プロポーズを受けて、結婚式を挙げて、新婚旅行に行って…」
と、いうのとは、違いますよ。
そのあとの、伴侶との長い人生についてのイメージです。
結婚した二人は、どういう生活を送るのでしょう。
結婚した二人は、子供を何人、どう育てるのでしょう。(これも、”子供をつくる”ではなく、”育てる”ということをイメージするのです)
どういう仕事のキャリアを積んで、どんな街のどんな家でどういう生活を送っているでしょう。(どんな家を買うかではなく、その家でどんな生活を送っているのか?)
そのときの、あなたの心はどれだけ愛に満たされているでしょう。(愛に満たされているというのは、あなたがどれだけ愛されているかではなく、どれだけ、家族や周りの人に愛を注いでいるかです)
なんか、すっごい恥ずかしいことを書きましたが、これ、めっちゃくちゃ大事。
結婚したいけれど、結婚できない人には、いまの彼とのこういうイメージが、うまく思い浮かばないんじゃないでしょうか。
「うまく思い浮かばない人と結婚してもうまくいかない」
そんなことは決してありませんが、
うまく思い浮かばないということは、自分の理想と、彼の実像がやはりうまくマッチしていないということです。
だから、彼のことがなんとなくわからない。どこか信用できない。
だから、今一歩、踏み出せない。
愛は捧げるもの。現代風に言うと、投資です。
愛は捧げるもの。
使い古された言葉ですが、真理です。
使い古された言葉は、絶対的に正しい!
そのことに異論を唱える方はいないでしょう。いつの時代も同じ。
金は天下の回りもの。
まったくその通り!
お金は、タンスに入れたままでは増えません。
お金は、回すから増えるのです。
「だから、わたし、お給料が入ったら欲しいものバンバン買ってますよ。でも、全然お金増えません。減っていくばっかり。わたしのところにはまったく回ってこない〜!」
そんなの当たり前。
そんなお金の使い方をしても、お金はあなたの財布を通過しているだけです。回ってはいません。こんな言葉を思い出してください。
「出入り」
「でいり」
です。「入り出」とは言いません。「でいり」
出るから入るんです。入るから出るのではありません。出るから、そこに空間が生まれ、入る。
お金は使うから戻ってくるんです。
「だから、お金使ってるってば!毎晩、飲んでるよ。でも、小遣い増えないぞ!」
そうなんです。だって、それは浪費ですから。
自分の欲のためだけに使うお金は、決して戻ってはきません。
でも、ビジネスで飲むお酒はどうですか?株式投資はどうですか?家族が喜ぶために使うお金はどうですか?お友達へのプレゼントはどうですか?震災募金はどうですか?
全部、自分へ、もっと大きな利益となって戻ってきていませんか?
「じゃあ、服は買ってはいけないの?美味しいものを食べてはいけないの?」
そうではありません。
「大枚をはたいて高価な服を買ったら、もっと仕事がんばるぞ!と、思える」
「美味しいものを食べたら、家族にも食べさせてあげたいなって思う」
そういう意識さえ持てれば、それは、立派な投資です。
「自分が、社会や世の中や、愛する人のために役に立つぞ。そのために、お金を使う(投資する)んだ!」
その意識が大事だと言っているのです。
そういう意識をもって、お金を使うから、お金はそんなあなたのところに戻ってきてくれるのです。
富は、「お金を世のため人のために使うもの」とわかっている人のところに集まってくる。
この言葉、わたしが若いころ、ふと気付いたことで、わたしが考えました。わたしの座右の銘の一つでもあります。
たとえば、イメージの悪い企業にあなたはお金を投資しますか?
「業績の良い会社に投資するに決まっているじゃないか!」
業績の良い会社はイメージが良いものです。なぜ、イメージが良いのか?社会貢献をしているからです。だから、人はそこに投資する。
毒舌の芸能人が好きですか?毒舌でも人気のある芸能人はたくさんいます。でも、そういう芸能人って、言ってることってすごく的を得ていませんか?それは、その言葉に共感した、救われた人がたくさんいるってことです。毒舌はただの悪口ではありません。人の言えない言葉をリスクを負って発信しているのです。つまり、投資です。そんな芸能人って、その後、必ずイメージよくなっていませんか?よくなっていますよね。結果、多くの富となって、自分に戻ってきているのです。
結婚もそれとまったく同じ。
幸福は、世のため、人のためを真剣に考え、実行する人のところに集まってくる。
いま、思いついた言葉です。
相手をいかに大切に思い、相手をどうやったら幸せにできるか。
それを実行に移すことで、それ以上の喜びが自分に返ってくるのです。
その答えが結婚であり、結婚後のイメージしたとおりの生活なのです。
あなたは、相手(パートナー)のことを普段、どれだけ考えて、行動していますか?
結婚したいけど、できないと苦しんでおられる方は、
どれだけ、相手のことを考えて行動していますか?
「わたし、ものすごく尽くしていますよ。共働きなのに料理も洗濯も全部わたし。でも、彼は、それを当たり前だと思っている。彼のために尽くしても、全然自分に戻ってこない」
それは、本当に彼のためになっているのでしょうか?
そう考えたことはありますか?
そうやって、甘えさせることが、果たして彼のためなのでしょうか?それでも、あなたが幸せなら、かまわないでしょう。ただ、そこに不満を溜め込んでいるのなら、結果、彼のためにも、あなたのためにも、二人のためにもなってないということになります。
彼の仕事に興味がないということ。彼があなたの仕事に興味がないということ。
仕事に興味がないというのは、相手を構成している重要な要素の一つに興味がないということです。
それで、本当に愛し合っているのでしょうか?本当に大切な人ですか?本当に好きですか?
興味がなくても、興味を示す。興味を持ってみる。と、いうことが、そんなに難しいことでしょうか?
避妊をする、しない、にしても同じことです。
「子供ができたらどうする?」
そういう会話なしに行為に及ぶというカップルが、相手のことを思いやっていると思えますか?
わたしには、まったく思えません。
若い学生の過ちだったらまだ理解できます。
それが、これから結婚しようか、どうしようか、という、30歳のカップルの現状とは……。正直、嘆かわしい。相手のことを思いやれない人間が、結婚して、何を望むというのですか?
自分の欲望ですか?
はっきり言いますよ。事実を。
自分の欲望ばかり追い求めているから、結婚できないんですよ。
相手を思いやる気持ちのない者に、結婚を語る資格はありません。
「でも、お金目当てで結婚して幸せになっている人いるよ」
いますよね。でも、その方が目指したものは「結婚」ではありません。「お金」です。
「お金」を得るために「自分の身」を投資したのです。
だから、その方の幸せは、「結婚できたから」ではなくて、「お金があるから」
そして、その方には、それを手に入れるための明確な目標、イメージ、戦略、覚悟があります。
ビジネス成功者と言っても過言ではありません。
あなたがそこを目指したいなら、話はまったく別です。
でも、あなたは、”結婚したいのに、できない女”なのです。
「わたしは、あなたとの結婚について、こう考えている。こういうイメージを持っている。こういう生活をしたい。こういう形がベストだと思うの。あなたはどう考えているの?」
相手にとって良いことが、結果、自分にとっても良いこと。それは自ずと、二人にとって良いこと。
目指すべきは、こういう形ではないでしょうか。
(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)
ぜひこの漫画を読んでみてください。なにかがわかるかもしれません。