暑くて食欲がない、気落ちして食べたくない、病み上がりのとき、スープなら食べることができますよね!
でも、スープって作るのが面倒なんじゃ?
実は、私がおすすめするスープは、気負わずあるものばかりで作るので簡単にできます。
スープで体を冷やさず、体の中をぽかぽかにしませんか?
今日の記事は、野菜がたくさん取れ、体も温め、しかも簡単にできるスープレシピをお伝えします。
ぜひ、作ってみてくださいね!
”飲むより食べる”が、多いけど、これってスープ?
スープです!
だって、
食べるスープ
て、堂々とメニューに載せているお店、いっぱいあるでしょ!
「スープって、おかずにならないし、わざわざ手間暇かけて作るのもね〜」
だったら、
手間暇かけないで、おかずになるスープを作ればいいじゃないですか!
「それって、別にスープじゃなくてもよくな〜い?」
スープじゃなくてもいいんですよ。いいんです。もちろん。
でも、ちょっとだけ、考え方を変えて、
スープ
作ってみませんか?
スープ
作ってみたら、なにがどう変わるのか?
答え
料理の幅が、もっともっと、広がるのです。
肉料理、魚料理、野菜料理、和食、中華、フレンチ、イタリアンetc……。そういったカテゴリーを気にすることなく、
どれをどれだけ焼くとか、どれをどれだけ煮込むとか、炒めるとか、そういったレシピ通りにすることなく、
やりたいようにやって、最後、水を入れて火を入れる。
そうすると、できるのが、
スープ!!!
料理名なんて、最後に”スープ”をつければいいだけ
鮭を焼いて、コンソメスープに入れたら、「焼き鮭のスープ」です。
野菜炒めをコンソメスープに入れたら、「野菜スープ」です。カツオと昆布の合わせ出汁に入れたら、「和風野菜スープ」です。
上の大きな写真は、しいて名前をつけると、
「肉団子と、ぶつ切り野菜の食べるトマトスープ」
です。
レシピは、簡単!
肉団子は牛ひき肉ですが、つくね風。これ、別に手作りじゃなくてもいいですからね。冷凍食品の肉団子でも全然オーケー。
キャベツ、いんげんは事前に素焼き。フライパンに入れて焦げ目をつけただけ。トマトは水煮缶。
ニンニク、生姜、玉ねぎ、人参、マッシュルーム、セロリをみじん切りにして炒め、ざく切りにしたサツマイモを入れてさらに炒める。
コンソメスープを入れてカレー粉少々、塩少々。 肉団子、キャベツ、インゲンを入れて、火を入れる。
沸騰したら出来上がり。
なんで、こんな料理を思いついたというと、
あまりものをとりあえず、全部入れちゃえ!
と、いうのと、
肉団子、ただチンしただけじゃつまんないな〜。
あとは、色がきれいだったらいいじゃん。
そういう理由です。
だから、料理名なんて後付けなんです。
これなんて、名前をつけるとしたら、
「ズッキーニとジャガイモのトマトスープ」
さっきのスープと基本同じで、大きな具材をズッキーニとジャガイモにしただけ。
でも、ジャガイモの甘みが優しくて、とっても温かみのあるスープに変わるのですよ。これにぶつ切りの鶏肉なんて入っていたら、それだけでかなりゴージャスです。
入れるものを一つ変えるだけで、見た目も味も全然変わる。それがスープの魅力でありますね〜。
スープとは、言い換えれば、自由だ〜!
もちろん、自由とは言い難いスープもあります。
これはかぼちゃの冷製スープ。ジャガイモの冷製スープ(ビシソワーズ)と合わせて、冷製スープ界のエースなんて言われておりますが、
”本格フレンチ料理店で出てくるスープのレシピ”
なんて、言われて、バターでしっかり炒めてミキサーにかけて、さらに裏ごしして、生クリームを入れて…。なんて、ものすごい時間と手間がかかる。
確かに美味しい!しかも抜群に!でも、これだけ時間をかけてつくっても、
食す前に味のイメージができている。
ついついプロの味と比較してしまう。
て、ことになりませんか?
だったら、手間暇かけるだけ損だよね〜。
て、ことになりますよね。
だから、いいじゃないですか。見た目が似ていたら。それで、美味しかったら。
だから、わたしは、こうやってつくりました。
スライスしたかぼちゃ、にんじん、玉ねぎをコンソメで煮て、ヘラでよいしょよいしょと裏ごしして、牛乳と混ぜて塩コショウ。
オイルはいっさいなし。
これだけです。
正直、裏ごしはちょと疲れました。見た目を近づけるためにはミキサーじゃ粗い感じが出ちゃう。裏ごしくらいは頑張ってみました。
美味しいです。
見た目きれいだし。
でも、もう、そんなに作りたくありません。だって、裏ごしきつかったから。
だから、いいんです。簡単で。簡単なスープを何種類もつくればいいんですよ。
「これ、具材、変えただけじゃん」
「そうだよ。味、ぜんぜん違うでしょ」
「ま、まあね」
「だったら文句言いなー!」
開き直ればいいんですよ。
足し算しても失敗しない!それがスープ。
うちの娘が大好きなスープ。
サツマイモのスープ。
スライスした玉ねぎ人参セロリをオリーブオイルで炒めてざく切りにしたサツマイモを入れてさっと炒める。
コンソメスープと大根おろしをいれて、最後に長ネギ。野菜の香たっぷりの甘いスープ。
大根おろしをいれることで、優しい舌ざわりが生まれます。
これには入れてませんけど、クミンとか、カレーパウダーとか、そういう香辛料を入れるだけで、
エスニックスープ
に、なるのです。
スープは、足し算で、失敗しない料理でもあるのですよ。
しょっぱ〜い!だったら、水を足せばいいじゃん。
なんか、具、足りな〜い!だったら、具、足しちゃえばいいじゃん。
もう、鍋に入らな〜い!だったら、煮詰めて水分を無くしてから、また足せばいいじゃん。
今日は、冷蔵庫にジャガイモとキャベツしかないんですけど〜。
たっだら、上のスープを作ればいいじゃん。
冷蔵庫の残り物スープ
とりあえず、人参半分あったから、玉ねぎと人参をみじん切りにして炒めて、気分で輪切りにしてみたジャガイモと適当に切ったキャベツを入れてちょっと炒めて、コンソメを入れて塩、胡椒。
なんか、それだけじゃつまんないからシナモンでも入れてみますか。
不味くはならんだろう。だってスープだし。
だから、みなさん!
スープをつくろう!
難しいことは考えず、
スープをつくろう!
(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)
風 宏(Kaze Hiroshi)
心の冷えとりコーチ
冷えとり歴13年目。靴下6枚ばき、半身浴20分。最近お酒がやめられるように変化した2015年2月4日より、女性のための問題を解決するブログを開始。2016年9月GCS認定プロフェショナルコーチ資格取得。女性のための心の冷えとりコーチング講座も開催。